和歌山の紀伊駅に着いた際に、二つの総社のうち、予定ではなかった府守神社へ行けと神から言われたので、ナビをセットして向かったのだが・・・。
着いた場所は、紀伊国の一宮である日前國懸神宮(ひのくまくにかがす神宮)の前に着いてしまった。
あれ？？？おかしいな？
グーグルナビで、私とRさん二人共それぞれがスマートフォンで設定したのに、二人とも日前國懸神宮の前に案内されてしまいました。
こりゃ！呼ばれたな！(；￣ー￣A ｱｾｱｾ･･･
こういう事は、たまに神ごとをやっていると起こる事で、どうしてもやはり一宮でもあるこのお宮へ、行かないといけないんだろうね。
お宮の前に来てしまったんだから、無視する訳にはいかないし、失礼になるからと鳥居をくぐり参拝をする事に致しました。
今日の日程上、予定外だったので、失礼とは思いましたが、境内社は沢山ありますが、本殿以外は会釈のみに致しました。
急遽呼ばれたのだから、神も承知であるという事であります。
本殿のみ参拝といっても、この神社は二つの本殿のお宮があります。
日前神宮(ひのくま神宮)と國縣神宮(くにかがす神宮)です。
日前神社は、日像鏡を御霊代に、日前大神
相殿は、思兼命 石凝姥命
國縣神社は、日矛鏡を御霊代に、國懸大神
相殿は、玉祖命 明立天御影命 鈿女命
が祀られているそうだ。後から調べ判りました。
なんでも神武東征にあたり、天道根命(あまのみちねのみこと)が紀伊国造とされている時、天照大神が天岩戸に隠れた時に思兼命(おもいかねみこと)の立案で、石凝姥命(いしこりどめのみこと)によって鋳造された鏡を掲げて、天照大神を招きだす作戦が実行された。
最初に造った鏡は、神達の御意に合わず、再度作り直した鏡は、「美麗」であり、作戦に使用された。
ここに祀られている鏡は、その最初の「御意に合わない」鏡であり、「美麗」な鏡は伊勢神宮に祭られる八咫鏡であるそうだ。
なんとも面白い謂れのある神社です。
しかしこの日前國懸神宮は木々の覆われ、とても気持ちが良い場所でした。
まずは、日前神社へ参拝しました。
「よう来た、よう来た。今日の事は聞いておる。お前達をここに呼んだのは、数たる武将達がお前達の後ろに付く為だ。よろしく頼むぞ」
と神は申されました。とても光栄な事であります。
次に國縣神社へ向かいます。境内の森の中を進んでいると、Jさんは沢山の龍達が居るのを確認していました。木々の精霊達も歓迎してくれていました。
國縣神社では
「堅苦しい挨拶はよい。今日の素晴らしい神事、よろしく頼みます」
と簡単に申されていました。全てはすでに事は進んでいるという意味だと感じました。
Jさんは、神との対話・会話が早かった。神様達は判っていてOK大丈夫だと言っていました。また、大巫女神達も沢山来ていると言っていました。
Rさんは、入った瞬間から境内がキラキラ光っていて、暖かい感じで、全ては整っていると感じたそうだ。
私は、ここに呼ばれた意味も大きな意味があると思いました。
言葉では明確には言われませんでしたが、この神事が西日本にとって大事な意味があり、紀伊國の一宮の神も働くぞという意志と思いが溢れていると思いました。
つづく
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