はなぶさ日記

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ラーメンとオートバイと旅のことをなんとなく書き留めていきます

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ワタクシはモヤモヤがスッキリですが、皆様にはものすごーくどうでもいい話です。
というか既にどなたかが判明させているのかもしれませんが。

東本先生の作品「キリン」がMr.Bike BGに掲載され始めたのがワタクシが限定解除する前だから確か1987年頃。

当時はバイク便の仕事をしていた頃で、うちの会社が時折Mr. BikeとMr. Bike BGの制作をしていた東京エディターズさんから配送のお仕事いただいていたのもあり、ある日同僚が東本先生宅にお伺いした時に「SRX6とお姉さん」の画に直筆サインを頂いてきた。それは暫く事務所に貼ってあった。


(東本先生が描かれる女性の表情と仕草、いいですねぇ)


しかもキリンでは、一話目の冒頭でチョースケが新宿副都心の京王プラザホテルの前でGPZ900Rをオンオン煽りまくっているシーンなど、見覚えのある背景がよく見られたので、当時都心を走り回ってた自分としてはとても身近で実際に起きているストーリーのようで毎月BGでキリンを読むのが楽しみでした。




しかし、ヤマタケ不動産の橋本とのバトルが始まった時に「いつでもいいですよ。ドルン、シュゴゴゴゴッのスタート地点」が全く見当つかず、事務所の皆んなも判らなかった。


 


バトルスタートの直後の展開で、チョースケがガジさんからカタナを受け取って暖気運転していた時、キリンのカタナと橋本のポルシェがが走り去ったのを見て、罵りながら慌てて走り出すシーンが「外苑東通りの左門町のS字(今は道路の拡幅工事されてS字では無い)」。


 


なのでスタート地点は、

?外苑東通りと新宿通りの「四谷三丁目」交差点より北側?
?通りに高架道路、もしくは陸橋が並行している道?
?外苑東通りと靖国通りの「曙橋」辺り?
?新目白通りの首都高早稲田出口辺り?

などいろいろ想像するも答えは判らずじまい。

映画キリンで答えが判るかと思いきやスタート地点は何故か神宮外苑銀杏並木通り。その後もこの謎を思い出し時折り読み返して考えてみるものの気がつけば35年の月日が。

そんな今年の夏。首都高5号線を渋滞の中環状線へ向かって走行中の飯田橋出口手前に差し掛かった時、ぼんやりと下の外堀通りを眺めてたら「ピカーッ」と閃きました。

「外堀通りの飯田橋職安前」




ということで用賀で東名に乗るまでの下道ルートはこうなる。



外堀通り(スタート)
〜新宿通り
〜外苑東通り(チョースケに見つかる)
〜青山通り(橋本に幅寄せされる、タクシーとぶつかりそうになる)
〜玉川通り(モヒに見られる、橋本がFZR400Rのにいちゃんを事故らせる、用賀で速度違反取締り逃げて白バイに追っかけられる)
〜環八通り(橋本がZ31のにいちゃんに怒鳴られる)
〜東名入口(白バイが事故る)


この後はご存じ東名由比パーキング辺りまで。



というかなんで今頃になって何故急に閃いたのか?ワタクシもう違うステージに行かされるのでは?と少し心配になったどうでも良い内容でした。

どうせなら人類、いやせめてワタクシの家族に役立つ閃きであれば良いのにと。



900Superlightで事前確認と練習ができたので、GPZ900Rの燃料タンクで本番。

用意した道具はこれ。

花咲Gタンククリーナー、20ℓバケツ、漏斗、ハンドポンプ、ゴム栓、木材。



軽症なんでしょうが、しっかりと錆ています。気分は良くないです。





ガソリン抜いて、燃料コックと燃料ゲージを取り外します。
中性洗剤とお湯で中をガシガシ洗って、高圧水で中を掃除。ボロボロ錆が出てきました。







燃料タンク底面の燃料コックと燃料ゲージの「穴」は何かで塞がなければいけませんが、面倒なので両方とも燃料タンクに取り付けました(自己責任)

今回900Superlightで使用した希釈液は16Lなので6L分熱湯を追加、希釈液を22Lにして温度を上げます。


放置時間中はタンククリーナーの効果を高めるため燃料タンク自体を保温したほうが良いとのこと。

プラケースに入れ蓋をして天日で温度が上がること期待します。



問題は燃料タンクの「上面」の錆。

注入口よりも高い位置にあるため、がんばって希釈液をすり切り入れても上面が希釈液に浸ることはありません。



なので、注入口をゴム栓で塞いで、プラケースの傾きを時間を置いて変え、上面が希釈液に浸るようにしました。







2日間放置して希釈液を排出。さらに高圧水で中の錆をしっかりと落とします。

随分と綺麗になりました。





あらかじめ作っておいたリンス用の希釈液を投入、燃料タンクの内面をムラなくコーティング。



リンス用希釈液を排出。

さらに給油口、燃料コック、燃料ゲージの穴からウェスを突っ込み燃料タンクを振り回して中に残っている希釈液を吸い取ります。



その後自然乾燥なんですが、とても時間がかかるのでドライヤーの熱風で強力乾燥。





すべての部品を取り付けて動作確認。スッキリしました。






タンク錆び取り液、使用後も錆やゴミを濾過すれば繰り返し使えるということで、まずはウチの奥様の900Superlightから。



この900SL/SSシリーズは燃料ポンプ内蔵だけど今ドキのモデルのように燃料タンクの底からユニット式で取り付けるタイプではなく、タンクそのものに燃料ポンプやフィルターを直接取り付けるタイプなので、その整備のためにタンクキャップ取り付けのフランジが脱着式。写真のようにガッポリ穴が開きます。


燃料ポンプ、フィルター、ホースを取り外した状態。燃料センサーも取り外しています。手が隅々まで届くのでこんな作業の時はすこぶる便利です。

説明書の手順で作業を進めると、



この通り綺麗になりました。洗浄効果、大したもんです。



燃料ポンプ、フィルター、ホースを交換して組み付けます。



この通り。次はGPZ900Rの燃料タンク、本番です。