チューブレスタイヤのパンク修理を考える | 還暦クライマー

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還暦を迎えたということ(もう過ぎているけど)と、ミニベロでヒルクライムしなくなったことから、ブログのタイトルを代えリスタートです。
それでも、山好きは変わらず、榛名山・赤城山をホームグラウンドに走り回ります。

 チューブレスに乗り換えたのですが 、タイヤ交換やパンクしたときを考えると心配になります。そこで、もしもの時の為にどんな用意をすれば良いか考え、さらにはタイヤ交換の練習をしてみました。

 新しくしたホイールとタイヤは以下です。
  
  ・GIANT SLR 1 42 HOOKLESS WHEEL
  ・GAVIA COURSE 1 TIRE (TUBELESS READY)
 今のところ空気漏れもほとんど無く、シーラントは入れていません。

 パンクしたときの応急修理方法は
①チューブを入れる
②パンク修理剤を使う
③内側からパッチを貼る
が考えられます。
それぞれの詳細は他のブログに多く書かれているのでここでは省略。

 これらの方法で一番楽なのは②のパンク修理剤を使う方法ですが、パンク穴がカットぎみだった場合は残る2つの方法に頼ることになります。このときの為にタイヤの付け外しの練習をする事にしました。

 チューブレスタイヤでは、ビード上げが一番の難関らしいので、まず、どんなものか試してみます。


 ①空気を抜いただけの状態から、ビードは落とさずフロアポンプで空気を入れる。→成功(これは当たり前)。

②空気を抜きビードを一ヶ所だけ外してから空気を入れる。→成功。二~三回ポンピングをすると空気が漏れる音が消えて空気が入ります。

③今度はビードをすべて外してチャレンジ。→成功。これも二~三回ポンピングをすると空気が漏れる音が消えて空気が入りした。ビードが上がる音がよくわからなかったので、上限まで空気を入れてから空気を抜いてビードが上がっていることを確認してOKです。

 ジャイアントのホイールとタイヤの組み合わせが良いのか、ビード上げに苦労すると思ったのに拍子抜けです。

 続いてタイヤの付け外しも行いました。これも、タイヤレバーを使う必要が有りましたが楽勝でした。
これなら、CO2のインフレータがあれば出先でもパンク修理できますね。

 ということで、

通常のライドであればパンク修理剤を持参し、

ロングライドの時は、もしもの時に備えてパッチとCOポンプを持っていけばよさそうです。

おまけ1


 ビードが上がらなかった時に備えて、ペットボトルブースターも作ってみたのですが、ポンプで簡単にビードが上がってしまったので不要になってしまいました。評価も出来ず仕舞いです。


おまけ2
  携帯用ポンプでビードが上がるか?
こんなに簡単にビード上がるなら、「携帯用ポンプでもビードがあがるかもしれない」と 試しにやってみました。


①エアボーン ブラボ ミニポンプ
 言わずと知れた超小型ポンプで、持ち運びには良いのですが、容量が少ないので500回以上ポンピングする必要が有ります。早速、ビードを完全に落とし石鹸水を塗ってポンピング開始。頑張って高速でポンピングをしますが、スカスカのまま。やはり無理でした。

②BETO CRH-015P 
 イベントの参加賞でもらったもの(実売価格500円位)ですが、引く時にも空気が入るので、素早く空気を充填出来そうです。
 試したところ。20回位ポンピングしてもスカスカです。タイヤを立てていたのですが、接地している部分の変形が気になったので、持ち上げた状態でもう一回。
 今度は、ポンピングがだんだん重くなってくるのが分かります。そのまま100回程ポンピングすると、全周でビードが上がったのが確認出来ました(相変わらず音はしません)。空気圧を確認すると5bar。携帯用ポンプでもビードを上げることが出来ました。
 でも、いつも上手くいくとは限らないし、とにかく疲れるので、やっぱりCO2ポンプですね。