指示待ち族の量産を止めるには? | 組織学習経営コンサルタント池本克之のブログ「今日も絶好調!」

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池本克之です。


人間は、誰かに指示をされて
動くよりも、
自分で考えて行動する方が
動きやすい。


なぜなら、
誰かに指示をされて動いていると
嫌々やる場合があるからだ。
(中にはこっちの方がいいと
思う人もいるが、
自分の頭で考えなくていいので
ラクだからだろう)


それが、モチベーション低下にも
なっていく。


指示ばかりされて動いていると、
自分で考えようとしなくなるので
じっと指示されるまで待つようになる。


もちろん、
指示をされて動いた方が
ラクなのかもしれない。


きっと、
失敗することだって少ないだろう。


しかし、このままでは
組織は指示待ち族ばかりになって
しまい、
会社が成長するスピードも遅くなる。


これは最悪だ。


イライラする時間も増えるし、
「もう少し自分で考えて行動して
くれよ!」
と思う人だっているだろう。


このようなことが続けば、
この人は変わらないと思い、
部下への期待値が下がっていく場合もある。


人間は、習慣の生き物なので
いつも指示ばかりされていれば
それが習慣になってしまう。


では、どうすれば
指示待ち人間にならずに
自分で考えて行動できるようになるの
だろうか?


それには、
自分で考えさせるきっかけをつくるのが
重要だと考えている。


こちらが1から10まで指示を
出すのではなく、
できそうなことから仕事を
任せてみたり、


スタッフが
「これをやってみたいです」と
言ってきたことに対しては
まずやらせてみる、
というのがいいだろう。


仕事を任せられると
責任感が芽生えるので
どうにかしてやり遂げようとする。


どうすればうまくいくのか?
何が良くなかったのか?ということも
考えられるようになる。


また、自分がやってみたいと
思ったことを上司に受け入れて
もらえれば、素直に嬉しい。


モチベーションだって上がる。


自分が考えたものなので
仕事のスピードも早くなるだろう。


社長の中には、
「指示ばかり待っているんじゃなくて
自分で考えて発言してみろ」
と言う人もいるかもしれない。


しかし、いざ発言すると
「それじゃあ、うまくいかない」
「そうじゃないだろう」
と言う人もいる。


これでは、
スタッフのモチベーションは
下がるばかりだし、
発言しても否定されたり
受け入れてもらえないのであれば
言う意味がないと思うようになる。


そして、
「次はもう言わないようにしよう」
となる。


すると、また指示を待つだけの
人間になってしまうという
悪循環だ…


スタッフに仕事を任せるのは
初めは不安になるかもしれない。


「もし、失敗したらどうしよう…」
「本当にうまくやれるのか?」
と、思うことだってあるだろう。


だが、できそうなことから
任せてみたり、
スタッフがやりたいと言ってきたことを
やらせてもらえる環境というのは
部下のモチベーションへ繋がっていく。


人間は、
誰かに指示をされて動くよりも
自分で考えて行動する方が動きやすい。


それが、モチベーションを維持する
ことになり、
指示を待つだけではなく
自分で考えて行動する人を育てること
にもなるだろう。

 

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