脳と読書と大学生と。 -11ページ目

【読書2】渋沢栄一 論語の読み方 竹内均


渋沢栄一「論語」の読み方渋沢栄一「論語」の読み方
(2004/10)
渋沢 栄一

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論語絡みでもう一冊。

「子曰く、位なきことを患えず、立つ所以を患う。
 己を知ること莫きを患えず、知らるべきことを為すを求む」

→「地位は人から認められて初めて授けられるものなので、自分の力ではどうすることもできない。これに悩むのは無益なことだ。平素の修養によって、着実に実力を養成し、実行によって実績を上げるようにすればよい。そうすれば、その人の力は世間に知られることになる。」


「人から認められる」ことは快感だ。

「どうしたら認められるんだろう?」
「有名になって全世界の人に知ってもらいたい」
こういうことを考えていることが多いのもまた事実。

中学生の僕は、テニスで1番手になりたいと思ったし、
高校生の僕は、全国で1位の大学に入りたいと思った。(東大は家から遠かったから除外)
大学生の僕は、社会に出てから、何かの分野で1番になりたいと思っている。

「1番」という言葉は僕にとってのマジックワード。

今までの僕の思考では、
「1番」だから「人に認められる」であった。

しかし、この本を読んで、
「人に認められた」だから「1番」である。
と言う風に変わった。
「地位とは人に認められて初めて授けられるもの」

この言葉が、ガツンときた。
「人に認められたい」ではなく「自分の実力をつける」と言う意識で仕事をすること。
社会にまだ出てないが、後者の考え方の方が、
ブレないで仕事を出来るのではないかと思った。


来年から社会人になるわけだが、この言葉を忘れないようにしたい。


おまけ。
「広く民に施そうとすれば、財産が無ければならず、大衆を救おうとすれば、これまた資本が必要だ。何事をするにも、やはり金銭である」

「ソロバンを取って富を図るのは決して悪いことではないが、ソロバンの基礎を仁義の上においてなければならない」

「子曰く、君子は義に喩り、小人は利に喩る」
→「目先の利益で行動を決定するのではなく、道義をもって、それが人の役に立つか、社会に貢献できるかを考えて仕事を行わなくてはならない」

「子曰く、古者、言をこれ出ださざるは、躬の逮(オヨ)ばざるを恥じてなり。」
→「自分のできないことを口に出すな。口に出したら必ず実行せよ。信頼が下がる原因になる」

「子曰く、徳孤ならず、必ず隣有り」
→「徳を備えている人物は. 決して孤独になることなく、必ず. 誰かがいる」





【読書】論語の一言 田口佳史


論語の一言論語の一言
(2010/04/20)
田口 佳史

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最近、ビジネス書を読むと似たようなことが書いていることが多いと気付く。
同じことを何度も読むのは、効率が悪いということで、
ビジネス書の原典であろう「論語」を読むことにした。

ただ、原典にあたっても途中で放り投げてしまいそうなので、解説書から読もう。
ということで、「論語の一言」を読むことにした。


「君子は憂へず、懼れずと」
→「学ぶことの大きな意義は自己の確立を志すこと」


うちの学部では、自分の専門以外の分野でゼミを取らなくてはならない。
なので、興味は全くなかったのだが、「文明論之概略」を講読するゼミを取った。
ゼミなので、参加者の議論をもとに授業が進む。
「まあ、参加したら何かしら発言できるだろう」
そんな甘い考えで行ったのだが、驚くほど自分の意見が浮かばない。
議論に参加できない。

予め「文明論之概略」の解説書を読んでも、
議論は現代の政治・経済まで幅広く展開されるので予習のしようがない。

「何で意見が出ないのだろう?」
そう思った時に出た答えが、
「政治経済に興味がないので、自分の中に知識のストックが無い。自分の軸がない」
だった。

何もないところから、意見は出てこない。
意見が出ないということは、その分野に関して自分の軸を確立できていないということ。

「何で勉強とかしなきゃなんねーの」
こういう風にのたまう中高生が多い(かつての僕もそうだった)が、
それに対する僕の答えはこうだ。

「物事を判断する基準を作る為」
学ぶことによって、客観的に物事を判断できる軸が自分の中にできてくる。
世の中の情報は、賢い人が得をするように脚色されて、僕らのもとに届く。
それに騙されないように、僕は学ぶ。

学ぶことの大きな意義は、
「自分なりに物事を判断する軸を作って、自分の意見を発信できるようになること」
ではないかと思うのです。


後は、いいなと思った言葉を少々あげてお終い。

「学びて思はざれば即ちくらし。思ひて学ばざれば即ち殆し」
→「知識を得たとしても思考せねば役に立たない」

「唯仁者のみ能く人を好み、能く人を悪む」
→「善人悪人と好き嫌いは違う。好き嫌いがあると、公平に人を判断できなくなる」

グローバル化を生き抜くために、僕たちがすべき2つのこと

学生団体Igniteが主催するセミナー「~人生に情熱を!~」に参加してきました。

講師:ワークスCEOの牧野さん
    コカ・コーラ会長の魚谷さん。

講演のテーマはそれぞれ違ったのですが、
両者とも「僕たちは今何をすべきか」について話してくれました。

では、内容をまとめたいと思います。


①牧野さんの講演

■日本の現状認識

日本はもうダメだ。

・これから3年後に日本が破綻する確率は7割
・日本の国際競争力が低下している今、
 日本の企業でも日本人の雇用は激減していくであろう。

日本はタイタニック号で、僕たちはその乗客。
船の舳先へ行って、少しでも沈むのを遅らせる?

そんな馬鹿な。

僕たちは、自分で泳ぐ力を身につけなければいけない。

■僕たちの世代がすべき、2つのこと


1. 新しい産業を生み出す

アメリカのIT産業のように、イノベーションを起こし、
どの国にも負けない産業を創造すること。

今の日本のIT産業の大半はアメリカの焼き増しでしかない。
事実、日本がアメリカにIT分野で勝てたことは一度もない。

このように、他の国に決して追いつかれないような、新しい産業を作る必要がある。


2. 0→1を生み出す能力をつける

とは言っても、上記のことは誰にでもできるわけではない。

だから、そんな人は、日本がダメになっても、
自分が世界でも通用する力を身につけねばならない。

その為には、0→1の能力、つまりクリエイティヴシンキングを鍛える必要がある。

クリエイティヴシンキングができる人は世界でもなかなかいない。
だから、重宝がられる。

では、どうやってそれを鍛えるか?



・難易度の高い問題
・皆が解決しない問題
・誰もが嫌がる問題

を日々解きつづければよい。


問題なんて日常にゴマンとある。
例えば、教授のやる気がなくて面白くない授業。
学生も退屈そうにしている。
それを何とか変えてやったらどうだろう?


上の問題のように、ゼロベースで、前例のない問題を解くこと。
その時は、100点満点中、1点でも5点でもいいから、絶対に答えを出すこと。

皆が解決しない問題だから、もともと0点のようなものだ。
だから、失敗して当たり前。
失敗することを怖がるな。
飛び込め。


解き続けさえすれば、失敗しても、成功しても自分の力になる。


■就職先をどう決めるか?

自分が成長できる、自分にとって都合のいい会社を選ぶべき。

だから、就職先を決める時は、上記のことを経験出来る会社がいい。

その条件は3つ
1. 規模が小さい
2. 難しい仕事をしている
3. 優秀な社長がいる

10年間でまずは自分が泳ぎ切れる力をつけること。
そこからNPOを立ち上げるだの、自分がしたい事をすればいい。
泳ぎきる能力のない奴には、何もできない。

■大学時代やっておくべきこと

1. 勉強する
→自分の専門分野は徹底的に勉強しておけ。
教養が深い人の方が、話していて面白い。

仕事に関わらないような分野を学んでいるって?
人生は仕事だけじゃないんだ。

2. 無理だと思うことをやる
上記の皆が解けない問題のこと。
アルバイト等でもあるはず。
取りあえず、挑戦してみよ。

■感想
向こう10年は、自分が世界で通用する実力をつけること。
このことはずっと自分が考えてきたことであって、凄く共感できた。

「安定しているから大企業に就職する」
結構よく聞くフレーズだけど、本当に正しいのか?

大企業に就職して、安心して自己成長を怠っている人がリストラされた時、
その人に次の就職口は見つかるのか?

ベンチャーに就職して、日々自己成長せざるを得ない状況に追い込む方が、
将来的には安定するのではないか?

僕なりのリスクヘッジと、夢の実現のために、
僕はベンチャーに就職するつもりです。



ここまで読んで下さった方、ありがとうございます!