Maiです
今日は、我が家で次男と従姉妹の
合同誕生日パーティーをしました。
そこで母と妹が口にする「かわいそう」という
言葉が気になったんですね。
妹は、
「コロナ禍で子供達がかわいそうだから…」
って色々買ってきたり、
母は、次男が今は欲しいものが思い付かないから
今度思い付いたときにお願いって言ってたのを、
「○○(次男)に何もないとかわいそうだから…」
って、代わりのものを買ってきたんです。
これ、別になんとも思わない人も
たくさんいると思うんですが
私の耳には残るんですね。
ということは、
私のなかに反応する種があるということ。
考えてみたら、２つ心当たりがありました。
一つは、子供達が病気や怪我をすると
母が「かわいそうに」と言う。
この時、私は自分が至らないと言われてるように感じ、
私が子供達をかわいそうな目に遭わせてると
責められてるように感じてこわかったんですね。
もう一つは、子供達が不登校になって
ほとんど家からでなかった頃、
私も子供達には楽しいことがないように感じて
「かわいそう」って思ってた。
だから私が何かしてあげようと思って、
どこかへ連れていったり、
お菓子を買ってあげたりしていました。
今回は後者だなと。
でもね、当時楽しみがなくて「かわいそう」って
思ってしていた行動、
その奥で伝わるメッセージはというと、
そんなあなたはかわいそうな子
私が何かしないと楽しみを見つけられない子
こんな感じかな。
まさにそんな子供に感じるように
どんどんおねだりされるようになったり、
特に長男は「つまらないからなんとかしてよ！」って
いつも私に当たるようになりました。
だけど、本来子供って、遊びたければ遊ぶし
好奇心旺盛で好きなことするでしょ？
つまらないって悪いことかな？
つまらないなぁって思うから、
何しようって自分で考えて見つけるんだよね。
私はそういう力を信用していなかったんですね。
学校行ってなくて友達と遊ぶ約束もできないから、
私がいないと公園へ行くのも不安だから、
いつも家の中で刺激もなくて楽しいことないだろうから。
何かしてあげなくちゃって思っていたのです。
でもね、これがわかってから手放していき
今に至るのですが、
子供達はこちらが先回りして手出ししなければ、
学校へ行かなくたって自分で考えて
友達と遊ぶ約束取りつけて遊ぶんですね。
オンラインゲームで話して約束してたよ～。
長男は、テレビで見た美味しいものを
作りたいと言ったり、
好きな食材をアレンジしたいと言って
料理に興味をもって、
動画で魚のさばき方を調べたりしてました。
なんとか魚一匹さばきましたよ～、すごいでしょ(笑)
外に出たがらなかった次男も、
長男を真似て一緒に料理したり
私の外出について来ることから始まり、
今は学童へ遊びに行くほどに。
兄弟の仲も本当に良くなって、感心するほど
二人でよく遊ぶようになりました。
だから、子供達は大丈夫なんだなって
私の意識がしっかり変わったんですね。
なのに、今日、妹と母がちょくちょく
口にする「かわいそう」という言葉が
気になった。
以前の私を見ているようでザワザワしたんだと思います。
だって、コロナ禍でも子供達は楽しそうな顔してるじゃない。
次男は欲しいものが思い付いたらお願いって
言ったのであって、プレゼントがもらえないわけじゃないし。
それでも今日、母からのプレゼントがなかったら
卑屈になったり、悲しんだりすると思ったのかな？
んなわけないだろー！
子供を見くびるな。
そして、もともと見くびっていたのは
何を隠そう私自身。
認めます。
それにね、母も妹も、
「かわいそうだから」とは言っていたけど、
ただ喜ぶ顔が見たかっただけなんじゃないかな。
そこに拘っていたのは、やっぱり自分なんだよね。
そんな風に思ったのでした。