子供の不登校と向き合うための第一歩。 | 不登校兄弟2人のママが伝える、親も子も自分らしく軽やかに生きる方法。

不登校兄弟2人のママが伝える、親も子も自分らしく軽やかに生きる方法。

【子育て・不登校・夫婦関係・生きづらさ】なんだかしんどい、我慢ばかりしている気がする、どうしてうまくいかないの?…こんな思いを抱えていませんか?心の仕組みと自分を知ることで、目の前の世界は一変します! UMIカウンセラー(訓練中):まわたり まい

こんばんは。
Maiですクローバー


二人の息子(小2・小4)は、

一昨年の6月から不登校をしています。


もう一年半かぁ。本当にあっという間。



登校しぶりから、ある日いきなり長男が

学校に行かないことを固く決意してね、

頑として動かなくなった。


あの頃は、出勤前の忙しい朝の時間

そんな長男にイライラするし、

でも涙を貯めて小さく座っている長男に

心から寄り添えない自分や、

多くの人がなんとかしているであろうことを

うまくできない自分というのが

悲しくて悲しくて。


どうにかしなければと必死でした。


そして間もなく次男も同じ状態になりました。



でも、不登校ってね、

お母さんが問題と感じていなければ、

子供にとっては家で好きなことして

リラックスしていられるときです。


お母さんも子供も楽しく過ごせるし

過ごしていいのです。





不登校という状態は、

子供にとってもお母さんにとっても

必要があって起きています。



充電と学びのとき。



そして、必要な充電と学びが終わると

いろんなことが動き始める。


ちゃんと、進んでいくのです。




子供達の不登校が始まってから、

学校へ行かないことの他にも

私の困り事は大きく分けて3つ発生しました。


・長男の暴言暴力

・私が、子供や学校の先生、他の家族の言動に振り回される

・子供が私から離れられない



今は全て解消し、私が仕事に行くときは

「いってらっしゃ~い」とニコニコで

送り出してくれて、二人で留守番しています。


お腹がすけば、家にあるものを

自分達で用意して食べます。



長男は、不登校になってから

外に出ることを躊躇い人に見られることを警戒していましたが、

遊びたいときに遊びたい友達を誘って遊び、

料理や歌に興味を示しています。



次男は、家族以外の人の目を見ず

私の影に隠れたがっていたのが、

買い物にいけば自分でレジを済ませ、

放課後に学童へ遊びに行ったり、

漢字や掛け算九九に興味を示し

2月から学校に行くと言っています。
2月中に近所に引っ越してくる従姉妹と一緒に
行くんだそうです(^-^)


本当に学校に行くかどうかは、

私にとっては、もはやどっちでもいい。



今確実にあるのは、

いろんなことを感じて考えて、

言葉にしたり、行動したりしている子供達が

いるということ。


そして、なにより元気いっぱいで

いつも楽しそうだということ。



そんな姿を見ていると、そのときが来れば

子供達はやりたいことをやり、

自分で決めて進みたい方へ進んでいくだろうと

思えるのです。



私にとって、不登校は本当に問題では

無くなったなと感じています。



そんな私が言えること。



もし今、

自分の子が不登校になって悩んでいるとしたら、

学校に行けるようにしないとって

頑張っているとしたら、

一度立ち止まってみるということ。




" 子供が学校に行くにはどうしたらいいか? "


そんなの考えてもわからないし

例え我が子であっても、思いどおりに動かすことはできません。


できたとしても、それは一時のことでしょう。
さんざんやってお手上げになりました(^^;


お母さんは、

子供の気持ちをどうにかすることができる

魔法使いではないから。




どうにかできるのは、自分だけ。



だから、まずできることは

自分の思いを自分が見ることです。




どうしてこんなに学校に行ってほしいのだろう?

このままだと何が起こると思っているのだろう?

どうして子供が学校に行かないと嫌なんだろう?




いろんな思いを、ごまかさずに見てあげる。

子供の将来、子供の友達関係、勉強、
自分の育児、自分の仕事、人の目。



こうなっちゃう…っていう不安の塊が

きっと出てきます。


そして、その不安の奥に色んな感情が隠れてる。

嫌だよ、恐いよ、つらいよ、悲しいよ、
助けてよって、

湧いてきたものを正直にドンドン感じてあげる。




そして、出しきれたと思ったら



その恐れていることは本当に起こるのか。

それが起こると誰が困るのか。

そもそも、それは本当に恐いことなのか。




ちょっと俯瞰して見られるといいです。


気持ちって、ちゃんと見てあげるだけでも

軽くなったりします。


恐れているものというのは、

正体がわからないから余計に恐ろしく感じるし、

心が揺さぶられるんです。




わけもわからず、もがいて、イライラしたり、

悩んだり、落ち込んだり…



子供をどうにかしようとするのではなく、

まずは、そこから一歩進んで

自分の気持ちを知ることが大切。




これが第一歩だったと思います。