今年は長いと思っていたこのイベントも遂に3周目。
専用チラシのWEBキャプチャを借用するが、ご覧のようにすっかり簡略化されてしまった。
1/18(土)のこと。
遂に今回初めて開店前に百貨店に着いた。
とはいえ先に店内に通される組にはぎりぎり入れず、まだ人の少なかった正面入口で10時まで待つ。
開店寸前に、輸送と玉出木村家の列がそれぞれ既に5階へ至る途中まで伸びていることがマイクで知らされる。それら目当ての人は、5階で降りた方が早いと示唆しているかのようだ。
元々の心算では、実演販売の弁当を幾つか買って、お昼に食べ、残りを事前予約分と共に持ち帰る。余力があれば、玉出の列に久しぶりに並んでもいいか…それ位のものだった。
ところが先日の「輸送」で買いそびれたものが出、そこに目を向け出すと欲が出て、新たなお目当てが幾つか出来た。
更には甘いもので、連日"瞬殺"状態になっている「霧の森大福」という品に目をつけ始めると、これを試してみたくなってきた。
そんなわけで、最初に7階へダッシュするが、面食らったのは「霧の森」の販売場所が事前に分からないこと。どう見ても水羊羹や赤福の場所ではなさそうだったので、まずはどの列にも並ばずに総合案内へ行き、会場マップをもらう。当たりをつけ、列最後尾に突進。
既に事前予約はしておいたが、もらえるものはもらっておけ、と「うえの」の「あなごめし」の整理券を1枚序でにもらっておく。この先、どんな列にどの位並ばされるか全く予想がつかないので、敢えて13時からにしておいた。
「霧の森」は、冷凍品を売り捌くだけにしては列がなかなか捌けず、結構並んでいた気がしたが、それでも15分で解放されたのは幸運であった。
すかさず今度は「D-1輸送」に並ぶ。
7階から列の並びに沿ってどんどん階段を下りていく。何と4階に到達する途中まで伸びていた。
私のすぐ前のおじさん1人客がプラカードのおばちゃんに、朝何時頃から並ぶのか?、この列ならどれ位で会場に入れるのか?尋ねていた。
早い人は朝7時過ぎから、又、選ぶのにどれだけ迷うかにもよるが、大体1時間位と答えていた。
列は時々進んでは止まり、を繰り返し、結局30分位で中に入れてもらえたのはまだ幸運だったといえるだろう。
4個ばかり候補を選んできたが、並んだお蔭か全てすんなり見つかり、店員のお姉さんの手を煩わすことはなかった。こうなると欲が出て、あと2つばかり追加。
会計もこの日はすんなり進み、このために家から持ってきた京王百貨店の大きな紙袋に、レジのお兄さんが手際よく弁当を詰めてくれる。端が破れていたのをテープで補修までしてくれたのは、荒んだ売場にしては親切なサービスで、行き届いている。有難う、お兄さん!
隣で玉出木村家が早くもパンを売っている。
前はずっと列が捌けず、昼前に漸く空輸で届いたパンを売り始めるのがお約束だったが、輸送形態を変えたのか、近年では10時から売り始めるようだ。
大将が元気な姿を見せていたが、ここも「D-1輸送」に負けず劣らずの長蛇の列なので、更にこれに並ぶと、昼食に屋上へ行くのが12時を過ぎ、テーブルにあぶれるかもしれない。
そこでひとまずすぐ上で食べる弁当を、実演ブースで買い回ることにする。
その途中で、吉祥寺のサトウのブースが大した列でないのを見かけ、予定外だが丸メンチカツを買う。
実演ブースの中には、先客のカード決済がうまくいかないらしく、なかなか列が進まない店もあり、やきもきするも、何とか混む前の11時半には屋上へ至った。
早速実食タイム。
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・岩手短牛角和牛づくし弁当 [肉のふがね] (2,680円)
以前は専ら前半のみだったが、近年は逆に後半限定で出店する「うまいもの」の牛肉弁当の名店。
今回は珍しく、色々な種類の牛肉弁当が揃っていたが、私が訪ねた時は他に誰一人客がいない中、本品だけが調理中であった。
売り子のお姉さんは社員さんで、出張して販売に来たと言っていた。
他には定番の「岩手短角和牛やわらか煮弁当」の他に、フラッグシップの「〜ステーキ重」、「〜焼肉重」、「〜牛丼」が売られていたが、多分皆一度は味わったことがある。
過去には「さなえばっちゃんのおこわ弁当」というのもあった筈。
本品は、中央で仕切られた容器の半分が、定番の「岩手短角和牛やわらか煮弁当」、もう半分が焼肉、更にピンク色の断面が食欲をそそるステーキ肉も乗った白飯という構成。
椎茸、人参、蕗と、付け合わせの各野菜の煮物たち、ほんのり甘い栗甘露煮の優しい味付けと、対して酸味強めの真っ赤な梅干しが、どれも実に良い脇役の仕事をしているが、これらは中央に集中配備されている。
3種類の和牛がどれも異なる味わい、食感で、ハズレなし。
今回前半で復活した「牛肉対決」のどの駅弁に比べても勝るとも劣らない、優れた牛肉弁当である。
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・とちぎ和牛旨とろ煮込み飯 (宇都宮駅)(1,500円)
今回、かなりの数の牛肉弁当を食べているが、なかなか個性的な牛肉弁当である。
散らされた枝豆の緑色、脇にたっぷりと盛られた紅生姜の赤色が鮮やかだ。
丸まっているのはまさかのモツ煮か?と思いきや、ヒラタケというキノコであった。他にはレンコンも一緒に甘辛煮となっており、食感のアクセントとなっている。
ちゃんとした殻まで付いた温泉玉子が添えられているのが大きなポイント。偽卵でないというだけで高評価。付け合わせのもやしもナムル風味付けで、全体の調和が保たれている。
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・富士山アトランティックサーモンづくし
(沼津駅)(1,500円)
先客のカード決済がうまくいかず、なかなか列が捌けないため"まだかよ"とヤキモキさせられたのがこの店だったが、こういう店に限って売り子のお姉さんの接客は丁寧なので文句は言えない。プレッシャーに負けるな!お姉さん‼︎
本品を見て、嘗て来ていた「八幡平サーモンづくし」を思い出す人は、相当年季の入った駅弁大会ファンであろう。
本品は出自が異なり、モチーフの「フジアトランティックサーモン」とは、陸上養殖施設で育成され、2024年出荷開始された日本初の国産品だという。
弁当は大きく2つに分かれ、大葉とチーズを挟んだサーモンカツが乗った白飯、お酢で締めたサーモン切身の乗った寿司という内容。
カツの下にはサーモンフレーク、サーモン切身の下には刻み椎茸、錦糸玉子と、なかなか凝った作りとなっている。
そして何よりも本品を特徴づけるのは、生山葵の存在であろう。皮を削いだ胡瓜かと思いきや、プラ製だが簡易おろし器まで付いている。
これで生ワサビを擦って、おかずにまぶして醤油と共に味わう趣向。
生ワサビはそれ自体は決して辛くはなく、擦りおろすことで辛み成分のカプセルが破れ、辛みが出るのだと、昔「美味しんぼ」で読んだ記憶がある。
実際、付け合わせの小ぶりのワサビの残りを恐る恐る口に入れてみたが、脳天直撃の辛みとは無縁であった。
沼津といえば魚の町だが、果たして外国人観光客がワサビを擦る動作を説明なしにできるのか?
それとも外国人は駅弁など食べないのか?
そもそも本品は本当に沼津駅で実際に売られているものなのか?
…そんなことを思いもするが、ともあれ本格派のサーモン弁当久々の復活に感謝!
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・元祖丸メンチカツ/コロッケ [さとう(東京・吉祥寺)]
(1個各350円/230円)
上で述べた通り、吉祥寺の本店では、商店街前の道を隔てた向こう側まで長蛇の列がいつもできている。
当イベントでの出店は私は初めて見たが、特に"初登場"とはチラシに書いていないから、過去には来たことがあるのだろうか。
丸い形のカツは下味がついているのか、それとも牛脂の味なのか、ソースなしでも十分美味しい。
特にメンチカツ。ザックリ刻まれた玉葱の甘みと、じゅわっと滲み出る肉汁が堪らない。
一緒に買ってきたチャーシュー切り落としのレビューは後日。
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再び7階場内へ戻る。
持ち帰るための弁当を実演販売で買い回っていく。
そろそろ疲れてきたので涼を取るとしよう。
・ジェラートスペシャル [森國牧場(福井県)]
チラシで見る限り、ソフトクリーム屋だと思いきや、ジェラートも幾種類か並んでいた。真向かいにも石川県の別のジェラート店があったので、完全に競合している。
ミルク&イチゴのソフトクリームが550円もするのに対し、下のカップにジェラート。その上にソフトクリームまで絞られた「スペシャル」は僅か+150円なので、迷わずこちらを選択。
マロングラッセ味などもあったが、味の変化を求め、アーモンドプラリネを選択。
トッピングのソフトクリームがいずれもクリーミーでまろやかな味なのに対し、飴でコーティングされたアーモンドの香ばしさが期待通りであった。
私の真後ろのおばさんも全く同じものをオーダーしていたが、もしかして私の注文を聞いていたのだろうか。
それにしても今回、休憩コーナーが無さすぎる。
ソフトクリームを食べる場所とは別に、いつもは7階に休憩スペースが設けられ、多くの人がそこで弁当を食べているのが、それが無くなってしまい、ソフトクリームを食べる人に混じって、親子丼、中には釧路のほっかぶり寿司を立ち食いする強者まで出てカオス状態。何とかならんもんですかね?京王さん‼︎
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玉出木村家の売場を覗き込んでみたが、私の好物の「雪山パン」は僅かに4つほど残っていた。
しかし未だ長蛇の列が絶えない状況下、今から並んでもまず買えまい。
それに弁当の荷物がいっぱいで、パンまで買えそうにない。よって断念。
先に会場を一旦離れ、他の売場との買い回りをどうするか迷った挙句、今回も地下の食品売場へ。
前回は榮太樓にしたが、今回は、源吉兆庵のマスクメロンゼリーに心動かされたが、何せ1個1,000円に迫ろうかという高額商品である。
そこで、玉出でない、木村屋総本店の新製品・イチゴコロネに惹かれ、幾つかパンを買い、その足で1階へ行き、エコバッグをもらう。
そろそろ13時が近くなってきたので、2階へ向かい、予約しておいた駅弁を受け取った。
受け取った後、後悔する。
大きな紙袋が2つ。両手塞がりとなってしまった。
ロッカーを使えばよかったのだが、書いたいものも残り少ないので、そのまま7階へ向かう。
先ほど、調理が追いつかず、15分かかると言われた実演駅弁を引き取りに行き、甘いものとうえの「あなごめし」の整理券権利行使分を買う。
代金を払う時は、紙袋の一つは床に置き、列が出来ている時は、仕方ないので足でズリズリと動かす。
もう一つの氷菓店では本当に困った。
偶々僅かなテーブルについた夫婦が出るタイミングに当たり、大荷物状態の私に周りが気を遣って下さって、何とか一番奥のテーブルに買った食べ物を置くことができた。
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・ジェラートシングル [MILGAジェラート(石川県)]
(500円)
チラシに載っていた看板商品は、グランピスタチオだったが、よりサッパリとした風味を期待して、目に留まった「マスカルポーネとオレンジバニラ」を選択。
赤いソースはブラッドオレンジとは思えなかったが、ストロベリーソースであったか?
オレンジの甘酸っぱい味にまろやかなチーズ味が合わさり、爽やかな美味であった。
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これにて退散。
昼食として既に食べたものを含め、買った弁当はこの日何と延べ20品。
両手塞がりで駅改札を通るのも、この後家へ持ち帰るのも、大変な難儀であった。
ここまで来れば、翌日と分散して行くべきだったかもしれない。
だが、そうしていたら、この文章を上げるのは多分1週間伸びてしまっただろうと思うし、休養も必要。
最近では脚や腕を酷使すると、寧ろ数日後に痛みが出始める。今週平日に腕が痛くならなければいいけど…。
それに目下、買い込んできた弁当をなるべく早く消化すべく、日夜胃袋もフル稼働状態で、こちらも格闘中です。
次回へ続く。






















































