天中殺期間の対策*③「仕事編」 | イケジイのおもしろ玉手箱

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天中殺の対応策

③「仕事編」

天中殺の対応策で一番厄介なのが、この仕事編です。
そして仕事とは、まさに現実界の利益目的の行動ですから、その影響も計り知れません。

もともと、年天中殺とは、目標と結果が欠如しているわけですから、期間中に行動による結果を求めても、自然は味方してくれないのです。

例え会社のために働いていたとしても、本人が精神的な不安定と行動の一貫性がなければ、目的は立派でも結果に結びつけることは難しいのです。

そんな中で今日は仕事編です。
①就職・転職について
②転勤・出向について
③住居や引越について
を述べてみましょう。

①就職・転職について
天中殺期間中の就職は、先ず希望する会社の就職は無理かも知れません。万が一希望が叶ったとしても、本人が満足出来るような部署や環境には、縁がないかも知れません。

仮にそこまでは何とかなったとしても、入社後の人間関係や上司に恵まれないとか、自分の能力が半減するような事態も考えられます。

せっかく希望に燃えて、「さあこれから頑張るぞ」と意気軒昂に頑張れば頑張るほど、運気は逆回転して、予期せぬ思わぬ方向へと流されていくでしょう。

天中殺期間中の心構えは「受け身で過ごす」ことが最も効果的ですから、積極性やモチベーションを上げれば、天中殺の運気に逆らうようなものです。

こんな中で、あなたならどう結果に結びつけられますか?
結果を得たいと思っても、自然は「無」なのです。

またやる気満々で、気負ってみても、運気は空回りするだけで、気負えば気負うほど運気は逆回転していきます。

天中殺期間は、こうした作用を理解した上で、特に2年間は「勉強のつもり」で対応することです。


すべて利益より、「起こりうる事象を学ぶ期間」と位置づけ、自身の精神や気持ちを縦線の「学び(北)と遊び(南)」へ振り向けてみましょう。

因みに現実界とは、行動であり、東(目標)、中央(現在)、西(結果)は欠落している状態です。

*転職について
天中殺期間中の転職も控えるべきでしょう。
運気が下降する段階で、以外にも多いのが、関連会社や知り合いの会社からのオファーです。

一見、条件や環境もアップしているような「甘い言葉」につい乗ってみたくなるのがこの時期なのです。

しかし、時は「天中殺期間」なのです。
自身が落ち込んでいるために、周りや他のものがよく見えて当たり前なのです。

実はそこが「落とし穴」のようなもので、私はお客様には「悪魔のささやき」ですよ・・・と伝えているのですが、それでも行きたくなるのです。

仮に天中殺期間のお話ではなくても、普通の運気の時には目もくれなかったにも拘わらず、何故かこの時期にオファーがあると、夢を見たくなるのでしょうか??

天中殺期間は自身が夢の中にいるからでしょうが、夢であれば、目が覚めれば、現実に戻ります。
その時にならなければ、分からないかも知れませんね。

確かに天中殺期間は、会社を辞めるにはスムーズに事は運びますが、その後の転職は、就職と同じく天中殺の影響をもろに被ることになるでしょう。

その辺りが「動いてみなければ分からない」のです。
以前勤めてた会社に戻りたい、また同僚たちも「あなたなら大歓迎よ」なんて言われると、誰であっても戻りたくなるものです。

しかし戻ったからと言って、既にあなたは以前のあなたではないのです。一旦は会社を辞めた人なのです。


いわゆる「出戻り」扱いになりますが、以前の会社でも、あなたが辞めたことにより、迷惑を蒙った人もいるかも知れませんし、以前のあなたのポストには他の人が就いていたり、そのために動かされた人もいるかもしれません。

当然そのような人たちは、あなたのカムバックを喜んで迎えてくれるでしょうか??

②転勤と出向について
天中殺期間中の「転勤」については、殆どが会社の都合での「転勤」ですから、やむを得ない事情です。

しかし、「何故この時期に?」、という疑問も残ります。
また、単身者か妻帯者かにもよりますが、単身の場合は、会社に従わなければ会社を辞めるか、別の方法をとらなければなりませんが、殆ど逃げ道はありません。

むしろ、単身者こそこの時期に色々な場所や環境で仕事をすることは「全て学び」として位置づければ、やがて時が解決してくれるはずです。

大変なのは年齢も高く、家庭のある人たちです。
それこそ人生の一大事ですから、簡単には承諾できないかも知れません。

また介護が必用な親を抱えていたり、家族とも離れられない人であれば、そう簡単に「はい、分かりました」と受諾できないかも知れませんね。

また転勤の条件というか、
①プロジェクトの立ち上げ
②低迷する支店の建て直し
③関連会社への役員として出向
④人材投与
上記が転勤理由として挙げられますが、

この内①と②は、期間中の緊急を要する事項であり、結果や成果を出さなければなりません。
当然積極策が要求されるなかで、出れば出るほど天中殺時の結果から見放されていきます。

しかしそこには、思想の違いや人間関係を無視した行動も取れず、会社から期待されて投与されたにも拘わらずタイムオーバーや結果が不十分とあれば、当然責任問題が持ち上がってくるでしょう。

一方の③と④は比較的緊急性はなく、ある程度マイペースを維持できる状態です。天中殺期間中はじっくりと周りを観察し、時間をかけて物事に対処できる環境です。

従って③と④のような事象であれば、天中殺期間と言えども無条件に受け入れるべきでしょう。
しかし、この場合でも「個人的条件」は別です。

*住居や引越について
天中殺期間中の住居ですが、運良く自宅から通える範囲の転勤なら住居を変える必要はありませんが、地方都市や片田舎の場合には、単身であれ、妻帯者であれ、引越は大変です。

期限付きの転勤では、本拠のある人は期間中は住所を変えず、単身で乗り込むことをお薦めします。
本拠のない人は、残念ながら家族で住所も変えなければ、子供を学校へ通わすことができません。

基本的には天中殺期間中は、住所は変更しない方が良いのですが、やむを得ない理由があれば仕方のないことです。

あまり我を通すと、会社とケンカ別れしなければなりませんから、そこは冷静に対応して欲しいですね。

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