算命学の大運*「幼少期の大運天中殺」 | イケジイのおもしろ玉手箱

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算命学の大運*

「幼少期の大運天中殺」

 

大運天中殺は生涯を3つ(大運天中殺3分法)に分けて考察すると、スムーズに理解できると思われます。

 

大運天中殺の3分類とは

幼少期=0歳~25歳位まで(大運初旬~2旬目)

壮年期=26歳~55歳位まで(大運3旬~5旬目)

晩年期=56歳~(大運6旬以降)

 

幼少期の大運天中殺は、基本的に両親の庇護下にあり、仮に両親が不在の場合でも叔父さんや叔母さん、また祖父母などに引き取られて育っていくものです。

 

このような環境下で大運天中殺に突入したとしても、大運条件や周囲の環境が整うことは滅多にみられません。

殆どの子供たちが不燃焼のまま幼少期を過ごすことになりますが、中にはその環境下で天才的な能力を身に付けることもあるのです。

 

幼少期の大運天中殺を「天仁の型」と言いますが、大運初旬~2旬目が該当します。

 

*「天仁の型」陽転の条件

①家系の流れが長く、確固たる基盤があること。ただし経済力ではなく、代々の親子関係の結びつきにおいて。

②祖父母、両親、本人の同居、核家族でないこと。

③3代なり、4代なりの間に故郷を離れていないこと。

地方に根付いた生活をしていること。

 

上記3つの条件がありますが、このような環境下で大運天中殺が稼働すると、

 

人生のあり方が明るく、自己の想念が有形の世界を作り上げる。

本人の望むものが手に入ったり、名誉であれ、財産であれ、この期間に自己のものにできるのです。

 

*「天仁の型」陰転の条件

①先祖の流れを受けず、核家族の中で生まれ育った場合。

②父権の弱さを持ち、母親の影響が強い家庭の場合。

③兄弟、姉妹の数が多い場合。

 

本人が大運天中殺に突入すると同時に家族間の崩壊が始まり、両親の力関係のバランスが保てなくなり、時には片親の死、あるいは離婚など。

 

家庭は片親の苦を代償として成り立ち、経済の苦境、家柄の低下、それに伴う精神よりも現実重視の人生観を作り出し、現実苦からの脱出を心がけるようになる。

 

*「天仁の型」寿転の条件

①大運天中殺に突入して、あるいは入る前に両親の他界もしくは離婚をした場合。

②養子、養女に出され、家系の流れから離れ、両親以外に育てられる場合。

 

「指導者の天中殺」と呼ばれています。

「寿転の型」は、「現実」の環境が欠落し、両親不在、家系の不在は当然のように「自然界」となり、大運天中殺の「本来の姿」で生きることになります。

 

このような環境下では、自然と同等の視野と想念が形成され、後年人間としての器量の大きさが作り出されるのです。

 

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