心の階層*
「子」を所有している人
*2F(現実界の精神エリア)
現実界の精神エリアとは、現実界をサポートする精神的なエリアで、十二支は「午」「未」「子」が対象です。
このフロアーも現実界に位置し、精神性の強い高度なービスが主体となり「習得と伝達」のコミュニケーションとなります。
2Fの特徴は、まず高度な教育や技能を身につけ、国家資格や専門的なライセンスを有し、民衆に対して精神的、専門的な分野で貢献していくフロアーです。
教育・指導者、監督、コーチ、インストラクター、医師、看護師
薬剤師、中間管理職、店長、高級品、精神的サポート、国家資格やライセンスにより、国際的活動、精神的サポートを主体とする分野です。
現実界すなわち働く場所は種々雑多ではありますが、社会や人々に貢献できる人材を養成する場所でもあります。このフロアーで活躍するためには、社会に出る前に大学教育や専門性を身につけるとその後は有利に展開します。
また技術や技能、芸能、文化的伝承では現実界でしっかりと技能を習得し、後世に伝えて行かなければなりません。
もともと2階の星「午」、「未」、「子」を所有している人は、生まれながらに精神性が強く「勉強したい」という意識が早々に芽生えてきます。
当然そこには「高級性」が備わり、国際的な役割や、人々をリードしていきたい、人の上に立ちたいという欲望から、外国語の習得や留学などに興味を持つようになります。
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①命式 ②陽占 ③天中殺 ④守護神 ⑤エネルギー
*2Fの星を所有していない人
現実界における精神エリアとは、主に教育や指導者が対象になりますが、高度な専門性や国家資格などを武器に人々の救済や育成に貢献するエリアです。
また企業では中間管理職や高級品志向など、医療、教育、サポートサービスですが、残念ながらこのようなエリアでの発想は皆無と言っても過言ではありません。
現実界の行動で抜群の成績を収め、中間管理職として指導的立場に立ったとしても、「子」「未」「午」を自身が保有していなければ、自らの役目を全うすることは困難かも知れません。
この2Fのエリアは、サラリーマンにとっては、自己の出世を左右する重要なポジションですから、サラリーマンに留まるためには、学びと努力と忍耐は必須項目になることでしょう。
*「子」を年支、月支、日支に所有している人
「子」は陰の質を持ち、北に位置しています。
北には習得本能が宿り、何事にも学びの意識が強く働く場所であり、常に合理性や利益、成果を模索していきます。
生活上の便利さを追求したアイデアであったり、労苦を軽減するための手法であったり、より早く効率的に行うための策略などは最も得意な分野です。
欠点と言えば、表現力にやや難がある点です。
地味ながらコツコツと実績を重ね、人間関係も敵を作ることなく自然に接していきますが、成果を得るには長い時間が必要となります。
知識の習得に関しては記憶力にも優れ、なんら不自由な所は見られませんが、問題は物事を伝える段階の「表現力」がネックになり勝ちなところが見られます。
また基本を自分流に咀嚼して表現するため、ピントがずれ、本心が相手に伝わりにくい一面が出てきます。
注意すべきは、何かを知ると浅知恵でもすぐ人に教えたがる性情をもち、浅く広くなりやすい点です。
専門家として教育の場に立つには、深味のあるしっかりとした理論や実技を身につけないと、部下や生徒に軽く見られることになります。
*「子」の発生場所
年干支:○ 子(行動目標)
月干支:○ 子(コミュニケーション)
日干支:○ 子(行動結果)
年支に発生する「子」
①知恵をベースとした行動
②流動的で繊細な行動目標
③派手さはなく地味で堅実な前進
月支に発生する「子」
①現実界の知恵とアイデア
②冷静な判断力のコミュニケーション
③気配りや知恵を主体とした人間関係
日支に発生する「子」
①無駄を省き常に結果重視の思考性
②繊細で手堅い実績の積み重ね
③地味だがコツコツと堅実な実績作り
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