人生の時間的推移「天報星から天禄星」 | イケジイのおもしろ玉手箱

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「天報星から天禄星」
十二大従星は生涯の「時間軸」


「十二大従星」は、母親の胎内で「生命体」となったときから、幼年期、壮年期、晩年期と過ごし、人間の加齢と共に体力も衰退し、第一線から引退や、病気などにより老化し、そして死滅するまでの行程を分類した手法です。

しかし、ここで「一貫の終わり」ではないのです。
古代の人たちは「人間の魂」が、彼世に達するまでを、人間の一生として捉えていたのです。

*天報星/胎児/エネルギー3点
*天印星/赤子/エネルギー6点
*天貴星/児童/エネルギー9点
*天恍星/少年・少女/エネルギー7点
*天南星/青年/エネルギー10点
*天禄星/中年/エネルギー11点

*天将星/家長/エネルギー12点
*天堂星/老人/エネルギー8点
*天胡星/病人/エネルギー4点
*天極星/死人/エネルギー2点
*天庫星/入墓/エネルギー5点
*天馳星/彼世/エネルギー1点

 

 

「A」の箇所に発生する「幼少期の星」

「B」の箇所に発生する「壮年期の星」

「C」の箇所に発生する「晩年期の星」

 

このA,B,Cには、各12種類の星があり、同じ星でも幼少期の症状と壮年期、晩年期それぞれ異なった症状が現れてきます。

強い星の場合は、壮年期には順当に燃焼するエネルギーになりますが、強ければ良性という訳ではありません。

幼少期にエネルギーの強い星が現れると、自身にそのエネルギーを消化する能力に欠け、不燃焼を起こし、体の弱さをさらけだすことになったり、順当なエネルギーの燃焼が難しくなります。

その時代に適した気のエネルギーを持っていれば、心地よく燃焼し、期間中は有意義に過ごすことができます。

幼少期に晩年型の星が巡ると、何となく子供らしさが消え、年寄り臭い言動や風貌となり、どことなく大人の風格さえ備えているお子さんも見られます。

逆に老齢化しても、若い時代の星が出現していれば、気分も若々しく、行動も当然のように若さあふれる、フレッシュな感覚を維持することでしょう。

 

*十二大従星は「心の推移」

十二大従星の意味は、幼少期、壮年期、晩年期における「心の推移」として捉えると、分かりやすいと思います。


*幼年期A(0歳~25歳)まで。
*壮年期B(26歳~55歳)。
*晩年期C(56歳以降)。

「十二大従星」の基本的な構図は、母親の胎内に宿った小さな命が、体内ですくすく育ち、やがてこの世に出生します。

幼年期を順当に過ごし、遊びや学びを通じて、徐々に人間性豊かな人物に育ち、やがて、実社会で活躍するようになると、
男性も女性も自分たちの「子孫」を意識します。

男女が出会って、恋をし結婚すると、かつて親たちが自分たちを育てたように、今度は父親なり母親の役目を果たさなければなりません。


「天将星(12点)」とは、人間的にも家族的にも「頂点」に達したときの星なのです。

 

エネルギー数値も十二大従星中では最大ですから、人生の頂点では順当に消化できますが、幼少期や晩年期では、消化不良からさまざまな問題が発生する可能性があります。

 

それだけ周囲に威厳のある星ですが、いわゆる「天将星」とはこうした時期にヒットする星なのです。

人間が頂点を極めると、今度は下り坂に入ります。
徐々に体力の衰えと共に老人、病気、入院など嫌なことでも人として受け入れなければなりません。

そして静かにその時を迎え、周囲に見守られながら、安らかな一生に終止符が打たれるのです。

そして魂が彼世に達して初めて「人の一生」と、古代人は考えていたようです。


この十二大従星を記述するにあたって、幼年期、壮年期、晩年期と分けた方が見やすいのか、あるいは、3分割を一挙に記載した方が良いのか、少し迷いがありましたが、同じ星が幼少期や晩年期に表出される人もいますから、むしろ現在の記述の方が見やすいと判断いたしました。

分割して、資料を2~3枚にするよりも1枚で処理した方が無駄がありませんよね。

しかし、そのために一挙に掲載するには、あまりに量が多すぎて、印字するだけでも大変なのです。
そのため、2回にわたって掲載することになりました。
あしからずご了承ください。


*ご自分のデータを見るには
十二大従星のデータは有料会員しかご覧頂くことはできません。
下記の天占サイトからログインしてください。


 
  

*天報星/エネルギー:3点
天報星/幼年期/順当に消化
子供時代に親の運勢に影響されることもあります。
好奇心から様々な分野に興味を持ちますが、一芸に秀でるまでの情熱はありません。

一つのことに的を絞り、辛抱強く進まないと、進学や就職など全てが中途半端になりやすい時代です。
親のあり方、子育ての仕方が大きく影響される時代です。

天報星/壮年期/少なすぎる
枠に捕らわれない自由な発想や、臨機応変な柔軟性を持ち、仕事も遊びも何でもこなして才能を発揮します。

しかし、壮年期のエネルギーとしては物足りなく、変転変化により多くを取り入れると、エネルギーの拡散から目標達成には及ばなくなる恐れもあります。


夢と空想の世界に生きる感覚派で、専心すれば芸術面などで、独自の境地を開くことができます。

天報星/晩年期/若いイメージ
晩年を迎えても常識にとらわれない、ユニークで自由な発想が主体となります。趣味や仕事も積極的、情熱を持ってエネルギッシュにこなしていきます。

マンネリ化した環境を嫌い、常に新鮮さや変化、刺激を求め、多方面に興味を示す傾向ですが、集中すると芸術など独自の境地を開くことができます。


*天印星/エネルギー:6点
天印星/幼少期/順当に消化
素直で純粋、子供らしい子供で、周囲に気に入られ、可愛がられて育つ時代です。

本人は至って無邪気で、ユーモアのセンスもあり、人を引きつけ、受け身の社交性を発揮していきます。
またアイドル的な存在で、明るさと社交性が備わり、10代、20代の幼少期を楽しく謳歌することができるでしょう。

天印星/壮年期/エネルギーは弱い
何となく安心できる独特の魅力を備え、しかも常に自然体で誰にも好かれやすく、どんな人ともスムーズに付き合える社交性を発揮します。

またムードメーカーとして、周りをリラックスさせる資質や、無意識に犯したミスやトラブルも、周囲に許されてしまうなど、憎めない徳を享受する時代です。

天印星/晩年期/若々しい
晩年になっても常に自然体、新鮮な話題も豊富で、多くの人達に囲まれ、「若さのあるお年寄り」感覚で、スムーズに受け入れられるでしょう。

ユーモアを交えた無邪気で、ムードメーカーですから、周囲の雰囲気を和らげ、リラックスさせる能力と、年齢差を感じさせない若さ溢れる、恵まれた晩年となるでしょう。


*天貴星/エネルギー:9点
天貴星/幼年期/順当に消化
子供らしく素直で無理なく伸び伸びと成長する時代です。
勉強はもちろん、すべて前向きに取り組んだり、正直で献身的なリーダーシップを発揮していきます。

平凡な家庭環境で育つと、エネルギーが順当に消化され、過保護に育つと自己中心的な面が強調されます。
プライドも高く、おしゃれのセンスも抜群ですから、幼少期から異性に人気が出るかも知れません。

天貴星/壮年期/順当
本質的に素直で純粋、いくつになっても無邪気で若々しく、正義を求める時代です。
性格的にも明るくオープン、ファッションもモダンで交友関係も広くなるでしょう。

少々大人として物足りなさを感じますが、人生全体に進取の気概で取り組み、つまらないことでも真剣に立ち向かっていくでしょう。

天貴星/晩年期/若々しい
晩年になっても律儀で強い責任感、確固たる信念と強い精神力は衰えを見せません。

品性と品格にも磨きがかかり、人格者として、また、優美な感覚は若さに溢れた、少年少女のような夢を持ち続けます。
親しみやすく魅力的なムード、上品なセンスは調和に満ちた平和な環境を求めるでしょう。


*天恍星/エネルギー:7点
天恍星/幼少期/順当
大人びた態度が現れやすく、少々生意気に見られることもあるかも知れません。
冒険心や開拓精神から、特に華やかな世界に夢と憧れを抱きやすくなり、早めに生家から自立していく傾向です。

また何となく孤独で寂しさのあまり、存在感をアピールするために、明るく派手に振る舞ったりする事もあるでしょう。

天恍星/壮年期/活発
大人になっても、子供時代の夢やロマンを持ち続け、仕事にも家庭にも夢を追い求める時代です。

大変なロマンチストで、自由を得たいという意識が強く、新天地で自ら人生を切り開いていくのも、天恍星の本質にあった生き方となります。

華やかな仕事ぶりや派手な行動など、何かと目立つ行為の多い壮年期となるでしょう。

天恍星/晩年期/若さ溢れる
晩年になっても若い人達と同じように、アクティブで開放的な自由を求め、華やかで明るく、夢のような環境作りに専心する傾向です。

培った人生観や生活スタイルの変化もなく、肉体的、精神的にも若さ溢れるスタンスを貫いていきます。
また、加齢しても異性にもてやすく、倫理観と周囲への配慮を忘れずにしましょう。


*天南星/エネルギー:10点
天南星/幼少期/やや難
活動力や生命力が旺盛で、常にエネルギッシュで正義感の強い子供時代です。

父親の運の強いときに生まれやすく、一家に勢いがあり、本人も頑張り屋で、バイタリティーに溢れています。

時には反抗的、挑戦的な激しい生き方となるために、明確な目標や指針が不可欠で、闘争心からスポーツなどは最適でしょう。

天南星/壮年期/順当
何事にも強引で無鉄砲、若さと勢いで過ごす時代です。
目的達成を急ぐあまり、粗野な面が現れたり、辛辣な言動となることもあります。

また好き嫌いが激しく負けず嫌いで、無用の敵を作りがちです。さらに正義感が強く、後輩や困っている人には親切ですが、目上と衝突することもあるでしょう。

天南星/晩年期/活発
パワフルでエネルギッシュ。
何事にも中心的立場で物事を推進していきます。
精神的、肉体的にも若く、年齢を感じさせない活発さと、違和感なく若い人との交流も積極的です。

義侠心や正義感も円熟味を増し、困っている人を見逃すことはできません。
自己犠牲の精神から優しさ溢れる晩年期となるでしょう。


*天禄星/エネルギー:11点
天禄星/幼年期/大人的
何事にも注意深く、冷静で慎重な行動や観察力など、鋭い感性と感覚を持つ子供時代です。

大人びた雰囲気から子供らしさは影をひそめ、物事を冷静に受け止め、じっくりと観察し、充分に考慮してから行動に移すなど、年齢に合致しない行動が見られ、自身の安定した環境を作り出すことができます。

天禄星/壮年期/順当
優れたバランス感覚と洞察力、慎重さが備わる時代です。
周囲から小心者に見られる傾向ですが、しっかりとした観察力が冒険を拒み、知恵や安定感など力強さを感じさせます。

与えられた役目に対し、どんな苦難に遭遇しても忍耐強く
目的から逸脱することはありません。
約束を守り、社会のしきたりも人一倍厳守するでしょう。

天禄星/晩年期/順当
一歩一歩大地を踏みしめながら、堅実に歩む晩年期です。
積み重ねた豊富な人生観と繊細でバランスの取れた観察力が備わり、周囲から厚い信頼を寄せられます。

責任感も強く、人間的魅力、周囲への気配りなど、バランス感覚に優れた洞察力は、組織内では「名脇役」として、高く評価されることでしょう。

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