暮らしと算命学*「現実世界の生き方」 | イケジイのおもしろ玉手箱

イケジイのおもしろ玉手箱

*おもしろ統計学/見えない現象を事前にキャッチ!!
*おもろい交際/素敵な人間関係!!
*おもしろライフ/自分流に生き、思い切り楽しもう!!
*おもしろ情報/小さく産んで、大きく育てる!!

 

暮らしと算命学

「現実世界の生き方」

 

算命学上で人生の生き方を考えた場合、大別すると2つの世界、つまり精神主体の世界と、現実行動を主体とした世界に分けられます。

しかし、現世は行動を主体とした社会構造が中心ですから、学業を終えた段階で選択の余地も無く、現実世界へと導かれていきます。

 

現実行動に適応した星を所有している人たちは、無理なく適合しむしろ水を得た魚のように、伸び伸びと現実行動で結果を積み重ねて行くことができます。

 

実社会は行動を中心とした環境にありますから、営業やスポーツなど能動的な行動資質が求められる世界です。

 

学業では受け身の精神世界に対して、卒業と同時に今度は能動的な現実行動の世界に突入する訳ですから、学生時代にスポーツを中心とした活動を経験した人の方が、就職は有利に展開するはずです。

 

さらにスポーツも団体競技やチームプレーに精通したプレーヤーの方が、企業人としての資質が開花しやすく、会社の体質自体が個人プレーより、部署ごとのチームワークが重要なポイントになっています。

 

しかし、コロナ禍が招いた経済環境の変化は、ITを中心としたリモートワークやテレワークが主体を占めるようになると、社員としての働き方や会社環境のオフィースワークは、従来型は自然淘汰され一変する恐れがあります。

 

すでに都心部に構えていた「本社機能」そのものが、地方に分散されてネットワークで結ばれれば、通勤地獄から解放され、企業も事務所費や社員の通勤手当の経費もかからなくなります。

 

一方の働く人たちは、往復の通勤時間をそのまま勤務時間に充てれば、仕事の効率も上がり、通勤がない分体力的、精神的な疲労からも開放されるようになります。

 

21世紀型の企業形態の変化は、昭和時代や平成時代に見られなかった、全く新しいスタイルの企業形態が模索され、企業内でも「分散と集結」の2面性が見られるようになるかも知れません。

 

現時点では、はっきりした姿は見えませんが、企業が密を避け効率的な経営基盤を作ろうとすれば、必然的にそのような道を辿ることになるでしょう。

 

*働く側は「ネットワークのスキルアップ」を

テレワークやリモートワークが主体を占めるようになると、働く側もそれに伴うスキルを身につけていなければなりません。

 

ネット会議やクラウドソフト、制作、ネット販売、デザイン、プログラム、SNSインストラクター、ネット決済システム、PCインストラクター、ホームページ代行サービス、システムエンジニア、ビジネス英語、ネットワークシステムなどの、スマホ、タブレット、PCに精通したスキルを身につければ、「ネットワーク・インストラクター」として、ビジネスチャンスも夢ではなくなります。

 

上記のようなデジタルをベースとした仕事は、現実行動より精神的な分野になるかも知れませんが、「ネットワーク上で行動する」という考え方で乗り切らなければなりません。

 

*ターゲットは

最終的なターゲットは、会社、個人(子供、、学生、主婦、女性、男性、シニア、老人)、家庭、組織、グループ向けになりますが、「産地直送」、「地産地消」などは、ネットワークビジネスにとっては有利に展開できる特権です。

 

また、「特異なスキル」を身につけると、専門教育分野にも進出することができ、「ネット教室」開設も夢ではありません。

「ネット教室」は、家賃もかからないし、教室は各自のお茶の間ですから、飲み物を飲みながら勉強することも可能です。

 

しかもターゲットは、国内のみならず外国に居住している人も参加できますから、それこそ世界中に散らばった人たちをターゲットにすることができます。

 

例えば英語が堪能な人は、ズーム授業で「日本語」を教えることもでき、逆に世界各地を転々としながら、日本人向けに現地の技術や文化など、その国の事情を紹介するのもいいでしょう。

 

*アナログ界や物作りは

中小企業を中心とした物作りは、大きな変化は見られないかも知れませんが、機械で物作りをする企業では、集結しなければ効率は悪くなりますから、機械そのものが自動化へと変化する恐れがあります。

 

材料を機械にセットすれば、あとは機械が自動的に処理し、作業員が製品の検品と梱包作業をするだけで終了です。

組立用のパーツ作りも同じような流れをするでしょうから、物作りの業界は大きな変化は見られないかも知れません。

 

*接客やサービス業では

感染症が終息しない限りは、接客やインバウンド業界は冬の時代から抜け出すことはできません。

 

ウイルスも生き残るために変異を繰り返しながら、生き延びる術を所有していますから、ここまで蔓延してくると、完全に撲滅するには数年かかるかも知れません。

 

ここにきて、政府はGoTo事業も1兆円の予算を組んで、早めに再開しようとしていますが、敢えて政府が予算を組んでまで実行すべき事なのか、寧ろ自粛を解除すれば、人々は自然に動くようになると思われますが、予算まで付ける必要があるのでしょうか。

 

新規の感染者が少なくなったとは言え、家庭待機組やホテル療養の感染者、重症患者や死亡者が発生している現状を考えると、時期尚早と言わざるを得ないでしょう。

 

またワクチン接種にしても、一般の人たちは最終段階に置かれますから、現在の進捗状況を考えれば、早くても4月以降の実施になるかも知れません。

 

*日本経済と観光リスク

今年は順延した「オリ・パラ」が予定されていますから、現時点では実施か再順延かの結論に達していませんが、感染症が収束され世界の足並みが揃わない限り、公平性を欠いたオリンピック競技になりかねません。

 

主催国としてのプライドもあるでしょうが、コロナ禍で無理やり開催を強行して、5大陸から「人と変異ウイルス」を受け入れた日本は、一体どう対応するつもりなのでしょうか。

 

日本経済の今後を考えると、「観光資源の開発」は重要なテーマの一つです。物作りやビジネス開発にも限界があり、大量生産、大量消費の考え方は一掃され、貴重な資源の無駄遣いと無用なゴミの山を築くに過ぎません。

 

観光客誘致で、一度このような感染症リスクが発生すると、一番に影響を受けるのが交通機関や宿泊施設と地元商店街、さらに困るのがそこで働く従業員の皆さんと物資の納入業者です。

 

*新型コロナウイルスは、「人類への貢献者」

精神性のエリアでは思考性や特殊性が強いために、単独性が強く現れますが、現実世界の行動が主体となると、「密」は自然発生的な要因から避けがたくなります。

 

人間は単独で生きるのは難しく、最低でも家族という最少集団で生きる術を身につけようとします。

そこに新型コロナウイルスが家庭内に侵入してくると、感染症と分かってはいても、家庭内では濃厚接触は避けようがありません。

 

大人であれば、一時的にホテル療養を選択すれば、家族への感染は避けられるでしょうが、もし小さな子供さんが感染したら、一人だけホテルで療養させられるでしょうか。

 

それこそコロナの恐怖より、一人でホテル療養する子供の方が心配で両親は夜も眠れない状態にもなりかねません。

 

ひとたび感染症が現実界に発生すると、企業活動や教育分野以外にも、飲食店や販売店、娯楽施設など人が行動するエリアは全て影響を受け、さらにそこに従事する人たちは、働く場所を追いやられ、忽ち生活苦を伴って最終的に人命をも脅かされるのです。

 

*精神界、現実界のバランスの取れたノウハウを身につけよう

人間界で有意義に生涯を全うするためには、現実界に生きている人たちは、もう一つの世界つまり「精神界の生き方」も参考にしながら、今後の人生設計を立てておけば、万全と言えるのではないでしょうか。

 

人類に悪影響を及ぼす「感染症対策」としての備えは、戦争や自然災害以外にも、今後は重要な生きるためのリスクと位置づけなければなりません。

 

過去の例を紐解いても、「感染症リスク」は、10年に1度のペースで発生しており、今回の新型コロナウイルスが初登場ではありません。

 

さらに登場するウイルスは、時が経過すると共にウイルスが変化や進化し、今回も見られるように地域特性を孕みながら、変異するのが特徴です。

 

新しいウイルスが登場すると、その感染を防ぐためにワクチンの開発が進みますが、ワクチン自体も新しいウイルスが対象ですから、常に後手後手に回り、コロナウイルスのように感染が速く、さらに厄介なのが潜伏期間を伴う感染症です。

 

今回のコロナウイルスでは、地球上で感染した人は、3月の時点で、

1億1500万人と言われており、約12%の人たちが感染し、256万人の人たちが尊い命を亡くしています。

 

日本でも3月4日時点で、43万5548人の感染者、入院患者2万774人、死亡者8052人の方々が、新型コロナウイルスの犠牲になっています。

 

*****

 

現実界(行動)に適合する星

 

*貫索星

①個人的・単独的な守りの行為(自営・マイペース)

②単独で何かを守る・管理行為(人命・構築物・組織・器物他)

③保守的管理行為(農林・畜産・家屋・地域・修繕他)

 

*石門星

①集団的な保守的行為(保険・イベント・企画・仲間作り)

②大衆や和合性を伴う行為(コミュニケーションの保守的活動)

③権力やリーダーシップの守備行為(政治家・統率・権力)

 

*禄存星

①奉仕活動をベースとした行為(大衆・一般・養護・医療・福祉他)

②存在感のある行為(タレント・人を喜ばす・引きつける)

③回転財を目的とした行為(財テク・不動産・資産管理)

 

*司禄星

①蓄積と準備的行為(金銭管理・情報収集・コミュニケーション)

②養成・育成する行為(保育・養育・介護・福祉・ケア・支援)

③家庭・生活に関する行為(衣・食・住の生活に関する一切の業務)

 

*車騎星

①積極的な支援活動(自衛・警察官・運転・操縦士・オペレータ)

②スポーツなど闘争的行為(現役アスリート・アウトドア・営業)

③肉体労働を中心とした行為(建築・工事・運搬・港湾・物流)

 

*牽牛星

①主をサポートする行為(補佐・秘書・代行・支援・護衛・義侠)

②名誉や名声を目的とした行為(権力・統率・対価を求めない行為)

③公務を中心とした行為(地方公務・国家公務・住民サービス)

 

*****