長光寺(滋賀) | 池爺のブログ

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最近始めた御朱印集めをメインとした記録です。

50年に一度の御開帳です。

【長光寺】(ちょうこうじ)
滋賀県近江八幡市長光寺町にあります。高野山真言宗のお寺。(近江八幡市には、他にも長光寺があります。こちらは浄土宗のお寺。)びわ湖百八霊場第75番札所。


・本尊:千手子安観世音菩薩
今回50年に一度の御開帳となる仏像です。こちらのお寺の開創は聖徳太子です。聖徳太子とその妃が近くに来た時、妃が産気づき、難産となりましたが、仏の加護で無事出産。この時現れた仏の使いが去った方向へ行くと、八尺の香木と五色の霊石があり、そこから千手観音像が現れた。その香木から作られた仏像がご本尊との事です。この謂れから安産の仏様とされています。ご開帳されたご本尊は、本堂中央の厨子に祀られ、間近で拝観することができました。高さ1メートル弱、ほっそりとした立像でした。お顔から胴体、手足まで全体的に黒っぽい。細い千手、数えてみたら、左側で20本くらいだったでしょうか。胎内には経典がおさめられているそうです。


・ハナノキ(花の木)
山門をくぐると、すぐ左側にあります。高さ約15メートル、周囲約3メートルの巨木で、天然記念物。聖徳太子が、ご本尊を作った香木の余った枝を植えたものだそうです。葉の形が人の顔に似ているそうで「おたふくの木」とも呼ばれています。紅葉もしますが、まだまだでした。紅葉の見頃は11月下旬くらい。また、4月上旬には、枝いっぱいに赤い小さな花が咲くそうです。


・聖徳太子御霊石
伝説の五色の霊石。本堂の中、厨子の右側に置かれています。80センチくらいの楕円形。参拝者が触るのか、表面はすべすべでした。赤・青・グレーの斑模様の石です。

現地に着いたのは10時30分くらい。丁度、お稚児行列が到着し、さらにバス4台の団体参拝者も到着し、境内は人で一杯でした。ご本尊の参拝を終え、御朱印の列に並び、約一時間。一番のピーク時に来てしまったようです。

納経所に並ぶ列。通り道なので、空いていますが、左側から後ろに列ができています。

納経所の方も今日ばかりは6人体制でした。ありがとうございました。