閻魔堂②、正法寺(岐阜大仏) | 池爺のブログ

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最近始めた御朱印集めをメインとした記録です。

1月16日と7月16日は、賽日・初閻魔です。

【閻魔堂】(えんまどう)
金華山にある岐阜城、二の丸跡にあります。
・本尊:木造閻魔王坐像(市重文)
延文3年(1358年)、土岐頼康という人が、岐阜市の地に守護職として移ってきた時に「鬼門・悪病よけ」として安置されたものだそうです。その後、岐阜城落城の折に土岐家と縁のあった人に守られ、昭和50年、岐阜市に寄贈され、翌年、「岐阜市の鬼門よけ」として現在の場所に安置されました。福閻魔とも呼ばれています。

閻魔2

・初閻魔
毎年、1月16日と7月16日に、閻魔様のお祭りがあります。今回、そのお祭りを見に行ったわけですが、着いたのが12時頃で、終わっていました・・・。一通りお参りして、ロープーウェイ乗り場に行くと、保存会(?)の方々と数名のお坊さんと一緒になりました。どうやら午前中だけのようですね。まあ、お札と記念の鉛筆を頂けましたのでOKかな。

閻魔1

閻魔3

・瞑想の小路
岐阜公園から金華山への登山道の一つです。天気もよかったので、ロープーウェイ代を節約して、登りました。1時間ほどで山頂に着きましたが、お祭りに間に合わなかった。事前調査不足ですねぇ。山頂までは約2.3キロメートル。全体的になだらかなコースで子供でもOK。途中で、地元野球部部員の集団とすれ違いました。ランニングコースにしているようです。元は、城主の脱出用の道だったそうです。

瞑想の小路1

瞑想の小路2

瞑想の小路3

折角なので近くのお寺に参拝。

【正法寺】(しょうほうじ)
岐阜公園の近くにあります。黄檗宗のお寺。ガイドマップには「大仏殿」と記されることもあります。

正法寺1

・本尊:大仏釈迦如来(県重文)
日本三大仏とも称される日本最大の乾漆仏。乾漆仏とは、木や竹で作った骨格に、布や紙を漆とまぜて張り合わせ、形を作った仏像。こちらの大仏は、周囲1.3メートルのイチョウの木を真柱として、骨格は竹で編み、数々のお経を漆で固め、金箔を貼ったものだそうです。高さ13.7メートル、顔長さ3.6メートル。体内佛として薬師如来像(県重文)が安置されています。フラッシュたかなければ撮影OKでした。堂内に入ると、正面から見上げる形で見ることができます。また、お堂の壁には、500羅漢像が並んでいます。天和年代(1681-1683)の作で、元は500体あったそうですが、明治の濃尾地震で破損してしまったそうです。すべて顔が異なり、今は亡き肉親の面影を見つけることができるそうです。

正法寺大仏殿

大仏

500羅漢

岐阜大仏