三光寺 | 池爺のブログ

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最近始めた御朱印集めをメインとした記録です。

申(さる)に縁があるお寺です。

【三光寺】(さんこうじ)
愛知県豊田市金谷町にあります。真言宗醍醐派のお寺。「日本三躰、金谷の庚申さん」と呼ばれています。

山門

・本尊:梵天帝釈青面金剛王
「申の年、申の日、申の刻」に開かれます。今年は「秘仏ご本尊ご開帳」として、2月9日~4月23日、正午から13時まで一般公開されています。到着したのが13時30分頃・・・お寺の方に伺ったら、特別に案内して頂きました。若いお坊さんの案内で、本堂入口でお清め。暗い本堂の中、さらに内陣へ入ります。ご本尊が納められた厨子の正面、高さ30センチくらいの御前立ち。ご本尊は・・・というと厨子の中です。実は、ご本尊は絶対秘仏で、案内して頂いたお坊さんも見たことがないとの事。厨子は2重構造になっており、「開帳」というのは、厨子の表の扉の事でした・・・。以前から不評だったらしく、昨年頃に、御前立ちを仏師の方に作製してもらったそうです。この時、仏師と住職のみ本尊の姿を見たそうで、姿形・大きさ・色もそっくりに作られたとの事。保存状態がよかったからか、かなりカラフルでした。拝観料1000円、記念品はお守りと羊羹でした。

本堂

記念品

・日本三躰
ご本尊は、弘法大師作と伝えられ、弘法大師作の仏像の内、梵天帝釈青面金剛王は日本で三躰との事です。他の二躰は?と伺った所、一躰は大阪の四天王寺、もう一躰は関東のお寺にあるらしいが詳細不明との事です。
・申
申は、ご本尊である梵天帝釈青面金剛王の使いです。本堂前には狛申、本堂屋根には、「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿。本堂の中にも、たくさんの申が置かれています。受付横には、奉納されたと思われる申。

申

三光寺