日泰寺、鉈薬師 | 池爺のブログ

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最近始めた御朱印集めをメインとした記録です。

毎月21日は、日泰寺の縁日。これに合わせて、「鉈観音」が御開帳されます。

【日泰寺】(にったいじ)
名古屋市千種区にあります。山号が地下鉄の駅名でもあります覚王山日泰寺。明治時代にタイ王国から寄贈された仏舎利(お釈迦様の遺骨の一部)を安置するために建てられ、どこの宗派にも属さない「超宗派」のお寺です。「覚王」はお釈迦様の別名。 「日泰」は、「日本」と「タイ王国」を表しています。(創建当時は、タイ王国ではなくシャム国。寺名も「日暹寺」でしたが国名が変わって、寺名も変えたそうです)住職は、各宗派の管長が三年交代で務めているそうです。

山門前

・本尊:釈迦金銅仏
タイ政府から寄贈された仏像。本堂に祀られています。

境内

・奉安塔
本堂のある境内から、道を挟んでちょっと離れた所にあります。寄贈された仏舎利が感知されています。

奉安塔

・縁日
毎月21日に行われます。大通りからの参道と境内に、食べ物の屋台を始め、野菜・鮮魚・関の刃物など近隣の物産など多くの店が出されています。今日は、休日でもあり、かなりの人出です。

物産店

・辻説法?
参道には、説法をされているお坊さんが二人。また、托鉢をされている尼さん。なんか久しぶりに見ました。昔は名古屋駅前とか見かけましたけどね。境内には募金箱を持ったお坊さんが数組。こちらは先日の台風被災地のためのようです。

辻説法1

辻説法2

托鉢

日泰寺


【鉈薬師】(なたやくし)
日泰寺の北門を出て、徒歩3分ほどの所にあります。住宅街の一角に、山門と「医王堂」というお堂があります。こちらはお寺ではなく、在家の方が管理され、毎月21日にお堂が開かれ、中に入ることができます。(午前10時~午後2時まで)

門前

・鉈薬師
2メートル弱くらいの木造薬師如来座像です。その左右は、日光菩薩と月光菩薩。堂内の周りには、十二神将。どれも1メートルくらいで、鉈薬師以外はすべて円空仏です。名古屋城築城の余材を鉈一本で彫られたといわれています。「鉈薬師」自体は、とても鉈一本で彫られたとは思えませんでしたが・・・

医王堂