道成寺、施福寺、葛井寺 | 池爺のブログ

池爺のブログ

最近始めた御朱印集めをメインとした記録です。

四日目。最終日。
昨夜、今回の行程をチェックしてたら、南紀に新西国第五番の道成寺があることに気付いた。
2日目の途中にあって、寄ってくれば・・・と後悔。
で、こんな機会はそうそう無いだろうということで、急遽、向かうことに。
100km約2時間で到着。ほぼ阪和自動車道が使えたので、割と楽でした。

【天音山道成寺】(てんのんざんどうじょうじ)
新西国第五番札所。
本尊は千手観世音菩薩。「宮子姫(髪長姫)の物語」や「安珍と清姫の物語」で有名。
特に「安珍と清姫」を題材とした「道成寺もの」と呼ばれる舞踊が盛んで、境内には、数多くの舞踊の写真が飾られていました。
また、西暦701年創建で和歌山県最古の寺との事ですが、銅鐸などが出土しており、それ以前からも神聖な場所だったようです。
道成寺

これで和歌山県にある西国・新西国霊場をクリア。

【槇尾山施福寺】(まきのおさんせふくじ)
午後は、当初の予定通り、西国第四番槇尾山施福寺へ。
阪和自動車道を、また和歌山方面へ戻り、インター降りてからはナビ任せでしたが、これが大誤算。
地図上では、山の上にあるようで、最寄の公道を走っていくと、だんだん道が狭くなり、ついに未舗装道路に・・・
それでも、後300mと確実に近づいていたので、そのまま進みましたが、とうとう車の通行ができないようなところに。
だいたい、ここまで来て、何の案内看板も見当たらないし、これはヤバイと、引き返すことに。
結局、山を半周回りこみ、やっと看板を見つけて、たどり着きました。
着いて知りましたが、このお寺、山の頂にあり、山門には、「本堂まで「入山!??」約30分」の文字が。
登山とは言いませんが、石段と山道を登り、途中息切れして2回ほど休憩し、やっと到着。
確かに、本来の入り口にあたる「公道」から数百メートル離れており、どうもナビは、より近い公道をさしていたようです。
あのまま、徒歩で進めば、お寺の裏辺りにたどり着いたかもですが・・・
山頂の境内からは、別の山への登山道の入り口にもなっているようでした。
息が落ち着いた所で、あらためて参拝。
本尊は、十一面千手千眼観世音菩薩。なんか最強っぽい名前の観音様ですw
施福寺

【紫雲山葛井寺】(しうんざんふじいでら)
次は、最後の予定の西国第五番紫雲山葛井寺(ふじいでら)
一応、地図で確認したら、まったくの市街地にあり、広さもそれほどでもなさそうなので寄ることに。
藤井寺球場があった藤井寺市、お寺は近鉄藤井寺駅から徒歩5分、さきほどのお寺と対極になるような交通の便のよさです。
午後4時くらいに到着、拝観時間になんとか間に合う。
本尊は、さきほどのお寺と同じく、十一面千手千眼観世音菩薩
西国三十三箇所に属しているお寺は、境内に他の三十三箇所の観音様を奉っているお堂や部屋があるのですが、ここでは、庭の一画がそれになっていて、規模的には一番大きいのではないだろうか。
葛井寺

これにて今回の行程は全部終了。
旅行中、同じように霊場をまわっている人がいましたが、どうみても自分より年上ばかり。
定年後、まとまった時間ができてから、まわる方が多いのでしょうが、階段とか石段とか山とか、足腰鍛えておこないと
かなりキツイものがありますねぇ。