今日は、日帰りで滋賀県方面へ。
目的地は、西国十四番札所三井寺と新西国十八番札所比叡山延暦寺横川中堂。
朝7時半に一宮ICを通過。
米原JCT辺りで、やっぱり渋滞・・・
東名阪から行けばよかったと後悔するが、9時には京都東ICを降りれたので可。
最初は、遠い方からと、比叡山延暦寺横川中堂に向けてナビ設定。
地図情報も最新に更新したので、前回のような事はないだろうと思ってたら、
また、やってしまいました。
インター降りて直ぐ、ナビの「斜め左」で161号に入る所を、間違えて、手前の支道に。
しかたないので、適当なところでUターンしようと思ったら、
そのまま1号に入り、横道も無く、大津市街まで行ってしまった。
結局、予定を変更して、最初は、三井寺へ。
【長等山園城寺】(ながらさんえんじょうじ)
天台寺門宗の総本山で、通称、三井寺。
駐車場500円、参拝料500円を払い、案内に従って仁王門をくぐり、金堂で本日最初の御朱印。
三井寺の総本堂。本尊は弥勒菩薩。
(仁王門右手にあった釈迦堂でも御朱印がもらえたそうだが、見逃してしまった)
・霊泉
すぐ隣というか、裏側にひっそりと霊泉。建物で囲われており、耳を澄ますと、コポッと湧き水の音(?)が。
・弁慶の引摺り鐘
弁慶が、引き摺ったという傷がついています。
(勘違いしてましたが、弁慶は敵対する比叡山の僧だったんですね)
別所の微妙寺。二つ目の御朱印です。
本尊は十一面観音。湖国十一面観音霊場の第一番札所。
別所の水観寺。四つ目の御朱印。本尊は薬師如来。西国薬師霊場の第四十八番札所。
(霊場シリーズ多いな・・・)
【比叡山延暦寺】(ひえいざんえんりゃくじ)
次は、比叡山延暦寺へ。
こちらは、天台宗(山門派)の総本山。三井寺の天台寺門宗とは別口のようです。
三井寺より、山道に入り、さらに比叡山ドライブウェイ(有料)に入り、およそ30分ほどで「東塔」。
延暦寺は、名前の通り比叡山という山にあり、大きく「東塔」「西塔」「横川」の三つのエリアに分かれています。
歩いたら数時間。シャトルバスも運行しています。
まず目に付いたのは、山間の一面の雪。幸い道路には残っていませんでしたが。
「東塔」駐車場より、拝観料1000円(西塔・横川共通)払い、ちょっとした坂道を登る。
こちらは、道にも雪が残っており、所々は凍っていました。
転ばないように、手すりを掴みつつのぼり、まずは阿弥陀堂で一つ目の御朱印。
ここでは、もう一つ、隣にある東塔の御朱印もゲット。
次に、大講堂。
やたらと、偉い僧(?)の絵が掲げられています。
・開運の鐘
出てすぐの所に、あります。50円で1回つくことができます。50円玉がなくて、100円置いて、1回ついてきました。
次に、総本堂の根本中堂。本尊は薬師瑠璃光如来。西国薬師霊場の第四十九番札所でもあります。
正面入り口から靴を脱いで、回廊をすすみます。回廊の壁には、一面に書道の優秀作品が展示。
主に、近畿地方の幼児から高校生くらいまでの作品のようです。
中に入ると、すぐに仏像とかはなく、いくつかの中に向けての仕切り窓が開いております。
正面の格子から覗くと、ろうそくの火でわずかに見える程度ですが、半地下になったような広い空間がありました。
最澄がともした灯火が1200年消えずにあるとの事。中の灯りのどれかが、それなのでしょうか・・
(信長の焼き討ちで一度は消えたが、再建後、過去に分灯されていた灯火を、逆に分灯された)
それにしても、靴下を通した床が、氷のように冷たい。
駐車場に戻り、車で3分ほどの西塔へ。
東塔と違って、観光客がほとんどいない・・・
駐車場から下り坂を歩くのだけど、こちらも雪に覆われており、細く人の歩いた跡のみ。
西塔という名前の建物はないようで、一番大きそうな釈迦堂へ。
(他の建物へ続く道は、誰も通っていないのか、雪で埋もれた所が多かった)
「弁慶のにない堂」と呼ばれ常行堂と法華堂の間をくぐり、雪で滑らないように恐る恐る階段を降りる。
本尊は、もちろん釈迦如来。
延暦寺の中で現存する最古のお堂。ただし、元は三井寺にあったものを、秀吉の命で移築されたとか。
西塔は、ここのみで、次の横川(よかわ)へ。
車で10分ほどで到着。
こちらは、まばらだけど、まだ人がいました。
道にはやっぱり雪が残っており、車(関係車両)の跡で固められて、さらにすべりやすくなってました。
本日二つ目の目的の横川中堂。
本尊は聖観世音菩薩。昭和初めの落雷による全焼でも、焼失を免れ、除災招福のご利益があります。
ここではもう一つ、元三大師堂。
こちらは、如来や菩薩ではなく、第十八代天台座主慈恵大師良源が祀られています。
このお方、ある時は観音菩薩や不動明王に、またある時は鬼(角大師)や牛鬼(降魔大師)に化身したという。
・おみくじの発祥
「元三大師百籤」という観音様からもらったとされる札が、「おみくじ」の発祥ともされています。
厄除けとして「角大師」のお守りを購入。
御朱印は、100才になる方が書いてくれたというものを頂きました。
(現在は足腰が弱くなったとの事で、自宅(?)で書き貯めされたものが配られます)
延暦寺もこれで終了。
まだ時間があったので、近くにある日吉大社へ。
【日吉大社】(ひよしたいしゃ)
正面鳥居の近くにあった、怪しいゆるキャラが立っていた駐車場に入れようとしたら、どうも大社の駐車場でない様子。
(後で調べたら旧竹林院の駐車場で、ゆるキャラが何だったのかは不明)
結局、案内にしたがって止めた観光客用駐車場が500mほど離れた所。
(実は、大社の敷地内に駐車場があった・・・案内も目立たなくて、初めての人はわからん)
近くの方の東本宮の受付より参拝券300円を購入して入る。
西本宮と東本宮とあり、敷地内を徒歩で移動できます。
東本宮は、改修中で、回収中の屋根とかの見学ができました。
祭神は、大山咋神。比叡山に宿る山の神で、延暦寺の鎮護神。
西本宮の祭神は、大己貴神で大国主命の事。ご存知、大黒様ですね。
他にも色々な神様が祭られていますが、馬神や猿神もあり、神様の使いとされています。
・猿神
猿神に至っては、猿神舎なるものがあり、ホンモノのお猿さんが飼われていました。野生の猿も結構いるそうですが、群れからはぐれたのかな?魔が去る。何よりも勝る」として縁起の良いものだそうです。ここで神猿のおみくじを引く。結果は・・・・・我慢の一年のようです。
【西教寺】(さいきょうじ)
帰りがけに、日吉大社の看板と並んで、西教寺なる看板を見つけ、せっかくだからと参拝。
天台真盛宗の総本山。こちらも三井寺、延暦寺とは別口の天台宗のようです。
創立者は、聖徳太子だという伝説。
・明智光秀の墓
明智光秀とその一族の供養の墓がありました。