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モノづくりの日々

何か作ったり直したり思いつきを形にしたりしています。
ココナラでも活動しています。【デカブツ】で検索を。

先日チョロっと調整したvaio。

メモリが圧倒的に少ないので、試したことの無いLinuxを試してみる。ついでにあまりやったことのないWindowsのバックアップからWindowsを復元というのも試してみる。


今回インストールするディストリビューションはRedHat系fedora。いつもDebian系ばかりインストールしているので、何がどう違うのか知りたい欲に駆られて。


推奨環境は満たしているのでとりあえずいつもの手順。isoファイルをダウンロードしてrufusでブートUSBを作成。USBから起動してインストール。

インストール自体は言語選択すれば日本語で教えてくれるので何も問題なく完了。


おおよそ15分でインストールは完了。

どんな感じのOSなのかは最初に起動するツアーで説明してくれる。
設定画面もGNOMEデスクトップ環境なので問題ない。

しかしタスクバーという概念がないのか、スーパーキー(Windowsキー)を押すか、画面一番左上にマウスカーソルを持っていかなければ今開いているアプリが視認できない。

メモリ消費などはWindowsと比べると雲泥の差。4GBでも余裕。

アプリを開くと右上には閉じるボタンしかない。最小化などのボタンがないのはちょっと不便。代わりにタッチパッドでの操作が提示されているものの、マウスから手を離さなければならない。かと言ってタッチパッドで全ての操作ができるかと言うとそうでは無い。

必要なアプリケーションは最近のLinuxに標準搭載されているアプリセンターからインストール出来る。
チャットツールもOfficeソフトもだいたい網羅されている。普通に使う分には何も問題なく、快適に動く。
しかし標準のカメラアプリはきちんと動かなかった。別のカメラアプリを入れれば問題ないかな?


数時間いじってみて、ある程度理解したところでWindowsのバックアップから前回の環境を復元することを試みる。
外付けSSDにバックアップを取っていたのだが、SSDからは起動出来ず、WindowsのインストールメディアからWindowsの修復を選び、そこから外付けSSDに保存したバックアップを起動する。なのでUSBポートが2つ必要。

みんな大好きvaio2016年モデルのvjs131c11n



CPUはi5 6200Uだが、手に入れたのはメモリが4GBしかない。その上オンボードなので増設は不可能。

ブラウザを開いただけで3.2/3.9GBほどになってしまう。




なのでとりあえず最近日本語対応したPC Manegerをインストール。Microsoftのストアからダウンロード可能。

ちょこっと設定をいじってメモリがいっぱいになったら不要なメモリを解放するように調整。

ストレージはM.2のSATA SSDではあるが容量は128GB。最低限しかアプリを入れていないが既に半分近く埋まっている。

容量が圧迫されているからなのか、書き込み速度が思うように出ない。
TLCなのかQLCなのか判断出来ないが、おそらくはQLC

SSDのアライメント調整不良も疑ってパーティション開始オフセットの値を確認。
Windowsキー+Rを押して、出てきたウインドウに『msinfo32』と入力。

『コンポーネント→記憶域→ディスク』と進み、オフセット値を確認。4096の倍数になっていれば問題がない。今回は問題なし。
問題がある場合は『SSD アライメント調整』と検索すると解決方法が出てくる。

Crystal Disk Infoで確認すると確かに使用時間がもう少しで1万時間になりそうだったので少し古くはある。

Gen3のNVMeSSDにも変えられるらしいので、使っていて不便を感じるようなら256GBに置き換えることにして内部を確認&お掃除。



まずはバッテリーコネクタを外そうとすると、フレキケーブルがネジ止めしてあるモデルだった。
回そうとすると2箇所のうち1箇所のネジ山が潰れている…
持っててよかったネジザウルス。


 

 


無事外せたので手持ちの同じ径の似たようなネジで代用。

m.2 のSATA SSDは少しだけ割高。まぁコイツは多用する気もないのでこのまま使うことにしてあとはファンのお掃除とグリス塗り替えだけしてそっ閉じ。
定期的にメモリ解放してくれるのでネットサーフィン程度なら問題ない。子供にあげるか知人に購入額+1000円くらいで譲ろうと思う。

いつもショボめのPCにLinuxをインストールして何とか使えるようにするというメモ書きを書きんでいるが、今回は少しだけグレードアップして最新のubuntu 24.04 LTSをインストールしてみた。

Linux界隈では人気のディストリビューションであり、ユーザーフレンドリーが売りのOSとはどのようなものか。

https://jp.ubuntu.com/download


今回使ったのはこの子。
HP Elitebook 820 G2

第5世代 i5搭載でメモリ16GB
ubuntuは求められるスペックが多少高めではあるが、この子なら大丈夫。





この子はM.2 SSDとSATAストレージが取り付けられるため、ダブルストレージが可能な機種。

とりあえずHDDは手持ちのSSDに換装。
isoファイルをダウンロードしてきていつものようにrufusでブートUSBを作成。

Windows機は沢山あるので今回はディスクを削除してクリーンインストールしようと試みる。
しかしながらインストール完了後も何故か起動しない…
クリーンインストールがダメなのかと思い、再度Windowsをインストールし直してから急遽デュアルブートに切り替える。

結果としては起動には成功したものの、デュアルブートのはずなのに起動OSの選択画面が出ず、いきなりubuntuが起動してしまう。
調べると、これはgrubがきちんとインストールされてないと起こる現象。調べながらgrubの修復を進め、何とか起動選択の画面が出るようになった。

↓参考にさせてもらったページ↓


無事起動。

Steamにも対応。(制限あり)

GNOME環境は初めて使うが、メモリ消費もWindowsと比べるとすごく少なく、体感としてはかなり軽快。
wifiもBluetoothもタッチパッドも問題なく動く。
昔のLinuxはコマンドで操作するイメージがあり、素人には扱いづらかったが、最近はGUI操作がかなり浸透してきて初心者にも優しい。

次回は時間を作ってクリーンインストールし直すつもり。コマンド操作少し勉強が必要だ。