3980円で手に入れたascon AT-08。
GIGAスクール用端末として使われていたタッチディスプレイWindowsタブレットだ。
CPU Celeron N4120
メモリ 4GB
ストレージ 64GB(eMMC)
となかなかのショボさ。
辛うじてmicroSDスロットがあるので128GBを挿入…向きがわからんし入りづらい…
Linuxのベース端末になるかと思い購入。Cランク品で『傷や汚れがある』と書いてあったが、届いたものは普通に問題なく、かなり綺麗だった。

充電器も付いていた。それとは別に我が家の設置型PD充電器ではtype-cでの充電も可能であったが、不可能だったというネット記事も散見され、手持ちのPDモバイルバッテリーでは充電不可だった。使うのは注意が必要。
起動してみるとWindows10が入っていて、Celeronではあるものの比較的後期のCeleronなのでまぁまぁキビキビ動く。動画も普通に見ることが出来て普通にそのまま使えそう。
とはいえWindows10のサポートは今年で終わってしまうので、OSを入れ替えるのは必須。
Windows11に対応しているCPUなので、とりあえず何も考えずにアップグレードを試みる。
…が、インストール要件をチェックツールで確認してみると、何とアップグレード不可との事。よく見るとCPUは対応しているものの、TPMが対応していない。マザーボードの問題だ。
BIOSに入り、TPMの設定項目を探す。
しかしながら『fTPM』以外見つからない。どうもマザーボードが対応していない模様。
仕方が無いので諦めて使ってみたかったLinuxをインストールすることにする。
…と、ここでまたトラブル発生。
しかしWindowsはきちんと起動する。
考えた結果Windows11にアップグレードする事にした。
裏技を使って非対応PCにWindows11を入れる方法はいくつかあるが、今回はインプレースインストールを試みる。ファイルやアプリをそのままにOSだけ更新する方法だ。
このPCはTPM2.0に対応していないだけで、他の条件には対応している。ならばWindowsサーバーと同じ条件なので、その裏技を使おうと思ったのがこの案が採用に至った理由。
USBも不要。
先ずはMicrosoftからWindows11のisoファイルをダウンロード。
保存先のフォルダを開き、ダウンロードしてきたファイルを開く。次にアドレスバーに『cmd』と入力し、Enter。
するとコマンドプロンプトが起動するので、そこに
setup /product server
と入力してEnter
setupの後ろに半角スペースを入れるのを忘れずに!