ポリカーボネート製ロケートリング 試作3Dプリント | モノづくりの日々

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仕事で使う道具を作るにあたって、先ずは3Dプリントで試作してみようと思い立ち、システム更新も兼ねて久しぶりにメインノートを立ち上げる。
一ヶ月ぶりくらいに開くので、案の定アップデートの嵐。しかしながら私のメインノートはデスクトップCPUを搭載した特別製。他のPCではCPU使用率が8割を超えるアップデート作業も2割程しか使わないので、更新中にサクッとモデリング。
見てもなんの事か分からないだろうが、ロケートリングという金型には必須の部品。これがないと金型と機械の位置決めができず、金型破損の原因となりうる。
とある事情で特殊な形が必要なのでとりあえず試作。
実際はもっと分厚くて叩いても壊れないものを金属で作るのだが、今回は形状の検討であり、壊れても問題ない。その上金属と樹脂では耐熱温度が段違いなので、なるべく熱い部分から距離をとるために薄めに設計。
持っているマテリアルの中で一番耐熱温度の高いPC(ポリカーボネート)という樹脂を使ったが、耐熱温度は100℃程度。数cmの距離に300℃程の金属塊が近づくので溶けないか心配ではあるがなんとかなるだろう。使うのは最初だけだからあと数個作っておけば使い捨て品としては上々。
明日取り付けて使ってみてもらおう。