━━━2022/4/16━━━━━━━━━━━━



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本日は
『コミュニケーションをマスターする鍵』
についてお話しします。

世界的なコーチ アンソニー・ロビンズの言葉に次のものがあります。

「コミュニケーションの質は、人生の質だ
 Quality of communication is quality of life 」


私たちが日常的に、どんなコミュニケーションをとるのか。
それによって、私たちの人生の質が変わるということです。


では、その「コミュニケーションの質」を高めるためには
どうしたらいいのでしょうか?


多くのひとがコミュニケーションの質を高めるために、
「どう言うか、何を言うか、どうやって伝えるか」を熱心に考えています。


そして、「ちゃんと伝えたのに、分かってもらえない」
「何度言っても、伝わらない」と不満・フラストレーションを抱えています。


コミュニケーションの質を高めるには、
次の原則にもとづかなければなりません。


「コミュニケーションは、あなたが何を伝えたのかではなく、
 相手がどのような反応を示したのかによって決まる 」


あなたが何を言おうとも、相手がどのような反応をするのか、
それがコミュニケーションの質だということです。


たとえば、論理的に噛み砕いて説明したつもりでも、
相手が「わからないです」と言うのならば、
それがコミュニケーションの質だったということなのです。


一方で、なんとなく伝えたつもりでも、
相手が「動いて結果を出した」のであれば、
それがコミュニケーションの質なのです。


つまり、
コミュニケーションのレベルを高めていこうと思ったら、

「自分が何を言うか」よりも、
「相手がどのような反応を示しているのか」を理解することです。


「相手の反応」が、コミュニケーションの質を高める“手がかり”なのです。


停滞してしまう多くのひとが、「わかった?」と相手に聞いてしまいます。
これでは「YES・NO」の二つしか手がかりが得られません。
これでは改善が難しい。


コミュニケーションが上手な人は、
「どう理解した?」と相手の理解を訪ねます。


すると「分かった」と思っていたのに、
説明しようと思ったら、「実は理解できていなかった」と、
本人自らが発見するかもしれません。


私たちは、ひとりひとり、「異なる世界観」をもっています。
これもコミュニケーションの大事な原則です。


一人ひとり、育った環境や影響を受けたひと、
経験したことや、感性が違います。


つまり、「物事の理解の仕方」が異なるのです。


だから、「自分が伝えたように、相手には理解されていないかもしれない」と思うのです。


そして、同じくらい重要なのが、
「相手が伝えたかったように、自分は相手の言うことを理解していないかもしれない」
と気づくことです。


相手が本音や、相手が大切だと思っていることを話したとき、
もっとも避けるべきは「分かったフリ」です。


共感は、「理解しようとする姿勢」から生まれます。


その姿勢とは、
「わたしはこのように理解しましたが、
 あなたが伝えたいことと合っていますか?」
という確認です。


人間関係とは、コミュニケーションの積み重ねです。
そして、コミュニケーションとは、理解の積み重ねなのです。


意見が異なることは問題ではありません。


「私はあなたの意見をこう理解したけれど合っているか?」
という理解の積み重ねが、コミュニケーションのレベルを上げるのです。


「理解しようとする姿勢」をお互いが感じあえたとき、
共感が生まれるのです。

少しでもヒントになったら幸いです。

池田貴将


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