に続きその4。
ジャズ学習のため準備するものとして、
「ジャズ・スタンダード・バイブル」シリーズと
iReal Pro を紹介しました。
入門の段階ではまずこれだけあれば充分でしょう。
もちろんこれらの楽譜が唯一の正解ではない、
ということは念頭に置いてください。
その他にもスタンダード曲集はあります。
楽譜の信頼性という面ではトップと言ってもよいのが、
Sher Music の New Real Bookのシリーズ。
・Standards Real Book 等があります。
それぞれ分厚いということもありますし、
定番スタンダード曲とマニアックな曲が混在していて、
持ち運びには適さず、家に置いておく百科事典という感じ。
Hal Leonard のシリーズも充実しています。
・This Is The Ultimate Fake Book
・Real Jazz Standards Fake Book
・The Real Book シリーズ など。
これらも持ち運びというより、家においておく百科事典的なもの。
全音楽譜出版 のシリーズには
・スタンダード・ジャズのすべて(1)
・スタンダード・ジャズのすべて(2) などがあります。
歌ものスタンダード曲について、
歌詞、ヴァースもあり、
それらを調べるには便利です。
ただ、コード進行がジャズ的ではないものがほとんどで
そのまま底本にするには適しません。
ジェイミー のシリーズも以前はよく見かけました。
カラオケ付きの教材でありますが、
いまや、テンポ、リズムが変えられる iReal Pro があったり、
アドリブ練習に直接役立つ譜例のある ジャズ・コンセプション のシリーズがあるので、
相対的に使っている人が減ってきたようにも感じます。
それに伴い楽譜も見る機会が減りました。
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