ジャズベーシスト 池田 聡 のブログ
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前回の「曲の覚え方(その1)直後にちょっとだけ」
に続き第2弾。
曲を覚える、と申しますと、
楽譜を見ないでバリバリとアドリブが出来る、
という状態を考えると思います。
しかしそれはその曲についての最終的な目標です。
ある曲に対して、
「完成品」を作ってから次に進む、
という方法はクラシックのお稽古的な発想です。
ジャズでは、
プロであれば数百曲、
アマチュアでも数十曲を
常時弾けるようにするべきなのですが、
それら全てについて楽譜を見ずに
パーフェクトに演奏出来る状態にするのは、
非現実的です。
「楽譜を見ないでバリバリとアドリブが出来る」
という最終目標に近づくために、
どのようなスモールステップの目標を設定するか、
ということを指導者としては考えねばなりませんし、
独習される方も、自らにどのような課題を与えるか、
ということを考えねばなりません。
レッスンをしていて、
意外に多く、気になる点は、
有名曲であっても、その曲について「聴いたこともありません」
という反応をされることです。
演奏出来るレパートリーを増やすためには、
まず何となく聴き覚えがある、とか
一部分だけ知っている、
という状態の曲を増やすこと、
これを目標にしてはいかがでしょうか?
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