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京都の小さな設計事務所、池田デザイン室の池田 真理です。
新築からリノベーション、インテリアまで こだわりの住まいを実現したい方のお手伝いをしております。
少し前になりますが、中古物件をリノベーションさせていただきました。
キッチンの動線を改善したのでその部分をご紹介したいと思います。
最初の現地調査での写真です。
とこんな感じです。
築年数も経っていて、手を入れたほうが良い状態です。
今回の工事では、やはりメインとなるLDKを重点的に提案させていただきました。
現地調査で私が着目したのが、ここ。
キッチンの一角に明り取り？の窓があります。実はこの向こうは階段室。
リビングに入るドアが見えていますね。
「階段室からのキッチンへのアクセスが悪い」のです。
それに加えて、
「リビングのドアは階段室側に開くので、気づかずに開けるとぶつかる危険性が！」
また、
「キッチンの冷蔵庫置き場前になんだかわからない空間が！」
浴室や洗面は上の階ですから、この動線の悪さや問題点は改善しなければ！
ということで、提案したプランがこれです。
ビフォーアフターを紹介します。
①変なスペースを生かして
リビング側からはモデムやスマホ置き場にもなるカウンター収納、
冷蔵庫前からは、目線も気にせずキッチン周りのものをしまえるオープン棚を
②これが一番大事！
階段室からそのままキッチンに入れる引き戸を設けて、動線を改善。
③開き方を逆にして、危険回避。
↑これが、
↓こうなりました！
リビング側から見ても、落ち着き感がでました。
そして、キッチンから階段室にでる引き戸と収納。
直接、階段室に行けること、劇的に動線が良くなりましたよ。
子供たちも、上の階から直接キッチンに入ってきて、「おなかへった～」てな感じです。
そして、収納。
横85㎝ほどのスペースですが、なんでも入りますよ！
びっしり入っています～。
「もう、この収納なしなんて考えられない！」とお言葉をいただきました。
扉もないので、開けなくてもいいし、閉めなくてもいいし、大きなものでも入ります。
ホットプレートとか、消火器も入ってます。
また紙袋とか、牛乳パックとかほんとにいろいろ入っていますよ。
新築でもそうですが、少しでも何でもしまえて、しかも見えにくい場所があると便利だなと思い提案しています。
家づくり中の方、間取りこれでいいの？ って方は
ぜひ、間取り相談 をご活用下さい。
すべてメールにて行いますよ。
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今回もお読みいただきありがとうございました。
