第85回
全国都市問題会議
文化芸術・スポーツが生み出す
都市の魅力と発展
(1日目午前の部続き)
八戸市市長からのスポーツの話です。
この内容はスポーツ施設があり、その施設を利用できるチームを育てていくことが前提なので、池田市としてはかなり厳しい条件かと思いました。
本市も平成9年の大阪府で行なわれた「なみはや国体」で、世界チャンピオンがいたことから「卓球」のまちとしてまちおこしが行なわれました。
今でも多くの方々が卓球を楽しみ、健康的な生活を送っています。
八戸市はもともとアイススケートが盛んな地域で、国体では全国最多の14回が開催されたそうです。防災拠点機能を兼ね備えた屋内スケートリンク「八戸市長根屋内スケート場 YSアリーナ八戸」を2019年にオープンさせました。バスケットボールコートにも転換ができるそうです。この施設が東北新幹線八戸駅前に整備され、合宿や国内・国際大会に使用されることで、国内外の選手が集まってきます。
また、地元サッカーチームが地元市民や企業等のサポートを得て、J3リーグ所属チームとして、八戸市に拠点をおき活動しています。このように市民を巻き込んだ活動で、アイスホッケー・バスケットボール・3×3・サッカーと4種目のプロスポーツチームが八戸に活動拠点をおき、子どもたちや指導者の育成プログラムの実施な「する」「みる」「ささえる」ことで市民による多様な関わり、楽しみや活躍、学びの場を提供しています。
さらに、「本のまち八戸」として、本を読んだり、書いたり、活字に親しむことを通して、考えること、心豊かになること、社会の担い手となる人材を育てるということにつながる思いで、「ブックセンター」に拠点機能を持たせています。ワークショップをしたり、本のイベントをするなど、本を書く人を育てる取り組みも行われています。
こういった、文化芸術・スポーツへの取り組みを行うことで、地縁や社縁による中間的な組織や集団の役割低下とそれを代替する組織や集団が十分に用意されていないことから、人と人との関係づくりの重要性が相対的に高まっている。
伝統的な祭りは世代を超えた人的交流が帰属意識を高めコミュニティ維持の役割を担っており、2日目の今川氏の報告にあるはっちの事業である「まちぐ(る)み」は新しいスタイルは新しい人を惹きつけていると多様な価値を取り戻している実感を持っているそうです。
(午後の部へと続く)

