府立池田高校野球部のブログ -9ページ目

府立池田高校野球部のブログ

大阪府立池田高校野球部の活動内容・情報を、不定期ではありますが更新していきたいと思います。受験を考えている中学生・OB・応援してくださる皆様等にご活用いただけたら幸いです。


目標達成のイメージを明確にするため、カメラマンさんに優勝シーンを撮影してもらいました。

放っておくと、どうしても経験のある負けたシーンからの逆算をしてしまい、そこそこの取り組みで終わってしまいます。

そこで、これをポスターにして、常に目標からの逆算ができるようにしたいというわけです。

今回は、せっかくの良い写真ですので、選手自身にキャッチフレーズを考えてもらうことにしました。

まず、採用はしませんが、ユニークな作品を紹介します。

「73度目の正直」
初出場をこう表現されると、なんか切なくなりますね。笑

「因果応報」
おそらく、「努力の結果」ということを言いたいのでしょうが、この言葉はマイナスの意味で使われるので却下です。笑

「七転び八起きの優勝」
池田高校は入学してから夏→秋→春→夏→秋→春→夏の7大会しかありませんので、7回転んだら起き上がるチャンスはありません。笑

「心・技・体・祝」
作者の意図が分かりません。笑

とまぁ、これらの作品は私が個人的に日本語を楽しんでいるだけで、実際は「歓喜の瞬間」など「喜び」を表現したフレーズか多く見られました。

その通りなのですが、私が求めていたのは、写真には写っていないこの野球部の背景と言いますか、この瞬間にたどり着くまでの決して平坦ではないプロセスが練り込まれたフレーズだったので、再度考えてもらうことにしました。

甲子園に出場するどんなチームも、「順風満帆」「障壁なし」なんてことはなく、「紆余曲折」それこそ「七転び八起き」しながら、想像を絶する努力であの瞬間を迎えるのだと思います。

選手たちの作品を見ていると、(ボキャブラリーがないだけかもしれませんが)そのプロセスへのイメージはなく、ただ甲子園が決まったら嬉しい、という感覚であることが分かりました。

これでは、我々より時間もお金もかけているチームの「覚悟」には到底及びません。

そんな内容がギュっと一言に詰まったキャッチーなフレーズが出てくるでしょうか?

完成をお楽しみに!


来シーズンまでかなり日があるので、モチベーションを保つためにも、ちょこちょこ優勝写真を載せますね。笑


秋の反省を活かし、まず取り組んでいるのが「責任と競争」です。

その手段として、チームを真っ二つに分けて練習しています。


母数を減らすことで、個人がチームに与える影響を大きくすることが狙いです。

「100人の内の自分」よりも「30人の内の自分」の方が強く責任を感じられると思います。

野球部員は現在30人で、個人的には十分責任を感じられる良い人数だと思っていたのですが、それでも他人事のように取り組む選手(特に1年生)が多かったので、半分に分けることにしました。

各チームの15人が、それぞれの責任を果たさない限り、チームはうまく機能しませんし結果も出ません。

さらに、その15人の中で競争してもらうために、実戦練習は各ポジション1人まで(投手は2人まで)としました。

そのチーム内競争を勝ち抜いた代表10人ずつが、今度は池田高校の代表を勝ち取るために競争し、勝ち抜いた方が相手校と競争(試合)に出場してもらうというシステムです。

時代に逆行しているシステムかもしれませんが、競争をさせなかったことが、秋の敗因に思えて仕方がないのです。

そんな取り組みを続けて3週間、ようやく各チームのカラーが出だし、結果にも繋がるようになりました。

週末の練習試合では、両チーム持ち味を活かした違う勝ち方で連勝し、大きな収穫になりました。

2つに分けたことで、これまでチャンスが無かった選手が活躍する場面も多く見られ、これからの構想にも影響してきそうです。

ただし、ずっとこれを続けようとは思っていないので、おそらく今しかないチャンスをモノにしてほしいと思います。
敗戦から2週間が経ち、選手たちは「優勝しかない夏」に向けてスタートを切っています。

私の方はというと、素質のある選手が集まっていながら、なぜ勝たせてやれなかったのか、未だに秋に目がいってしまいます。

引きずるというより、振り返らないことには、ただ切り替えて次に目を向けても結果は変わらんなという感じです。

秋はベスト8の殻を破るべく、「今まで通り」ではない、「一か八か」の戦略を取らせてもらったので、このような結果も覚悟の上ではありましたが、いざ起こるとなかなか受け入れ難いものです。

サインを捨て判断力を伸ばすことで、(勝ち上がって)対策を立てられてもその上を行くクレバーな組織を目指しました。

背番号から意味を奪い、「競争力」ではなく、役割分担等で「組織力」を高めることを優先しました。

勝ち上がっても打てるチームを目指し、夏休みは打撃練習を優先させました。

どの戦略も、選手たちはよく取り組んでくれましたし、練習試合ではかつてないほどの勝率を残してくれました。

しかし、公式戦では守りの乱れから一挙に5失点し、売りである判断力が(ビハインドにより)著しく低下しているのが分かりました。

指導側の仕掛け次第で、どうにでも強くできたチームなだけに、私の力不足が否めません。

このような負け方をすると、

結局高校生は、自分の判断より大人からの指示の方が力が出せるのか...?
自分たちで考えて動くより、罵倒され続けた方が強くなるのか...?
これだけ初戦敗退が続いて、私がやる意味があるのか...?

などと、自分の信念にはないことばかり浮かんできてしまいます。

これではいかんと思い、内観というのか、自分の野球について考える時間を作りました。というか、敗因が私なので自然とそうなりました。

その結果、私が野球を始めた理由、かつ続ける理由は、「負けたくないから」に尽きることに帰着しました。

近畿大会ベスト4でいい秋の大会だろうが、大阪で優勝しなければならない夏の大会だろうが、負けたくないのには変わりありません。

私が考えているのは常に、


この瞬間です。

負けた直後にこのイメージ撮影はなかなか難しいものがありましたが、皆よく本番のテンションを想定してやってくれました。笑

渋谷高校以来30年振りとなる、夏負けなかった大阪府立校を目指します。

「どのようにして?」の部分はまた少しずつ紹介していけたらと思います。

今はただ、腹をくくっただけです。


池田3ー7桃山学院 で初戦敗退です。

勝負できる土台があっただけに、悔やまれる敗戦です。

これで春の選抜の可能性がなくなりました。

実は昨日土曜日にも、甲子園をかけた試合を落とし、2日連続で甲子園を逃すというとんでもない週末になってしまいました。

負けるって本当に嫌ですね。

今は筆が進みそうもないので、振り返りはまた後日書きます。


1つだけ今日の敗戦の要因を挙げるとすれば、昨日の試合で勝負パンツを使ってしまったことです。笑
教員免許の更新時期がきたので、今回(高額を支払って笑)泊まり込みでその講習を受けに来ています。


部活を休んで来たからには、何か役に立つ情報をと思い、「人間力向上」講習を受講しました。

講習内容を簡単に言うと、学校の中で本当に人間力が育っているのか?という話でした。

この言葉をご存知でしょうか?

「A ship in harbor is safe, but that is not what ships are for.」

直訳すると
「船は港の中で安全であるが、港の中にいるために造られたのではない。」

港のことを学校、(言葉にはありませんが)海のことを社会、と置き換えて読んでもらったら何が言いたいか分かると思います。

学校の中で何もかもうまくいくようにお膳立てしてしまうと、社会に出たときに少しの失敗で立ち直れない人間が出来上がってしまう。大海原に送り出せる場所にならないと。という格言だそうです。

学校で教師が言う「いい子」は、社会から見ると必ずしも「人財」とは限りません。

では、社会はどんな人間を必要とするのか?

「社会人基礎力」といって、3つ能力と12の要素に分けられているようです。


これを見たときに、「野球人基礎力」としてもいいじゃないか!と思わず叫びそうになりました。

また、20世紀の「決まった答えをいかに早く」の価値観に対して、21世紀の「答えのない問題に対していかに納得」という価値観も、野球における戦術選択そのものです。

やはり野球というスポーツはよくできてますね。

野球が好きというより、興味が尽きません。

最後に、河本コーチがよく話してくださる「あるべき姿」と「ありたい姿」の話も講習の中で出てきました。

「あるべき姿」とは、既存価値到達型の学びといって、過去に他の誰かが獲得した知識(価値観)を習得することが目的。

一方「ありたい姿」とは、価値創造型の学びといって、変化する状況の中で、今何が必要かを考え、自分を変えていくことが目的。

当然、「ありたい姿」を目指したいものです。

ですが、学校って「ありたい姿」を目指せる機会ばかりでしょうか?

是非野球から学んで欲しいと思います。


PS.今回の講習は、体験型の課題解決学習だったのですが、担当講師いわく、(企業人に比べて)教師は「できない理由」を探す傾向にあるということでした。
注:私の主観は一切入っておりません。笑






公立校大会予選第3試合の結果です。

つばさ|000001000|1
  池田  |01100100X|3

予選最終戦も2点差で勝利し、1位通過が決定しました。

同じ2点差でも、今回はある程度ゲームメイクに成功したように思います。

特に6回の攻防ですが、攻めた守備位置を取りながらも状況に応じて1点を捨て、その分を裏の攻撃ですぐに取り返した辺り、見事でした。

観戦していた方からも「勝負所が分かっているように見える」と評価していただきました。

少しずつ、押すべきか引くべきか(我慢すべきか)の使い分けができるようになってきています。

そんなメリハリのあるプレーが野球でできたなら、明日から再開する(3学年揃った)学校生活でも活きてくるのではないでしょうか。
公立校大会予選第2試合の結果です。

  池田  |201100100|5
刀根山|000000021|3

2試合目も苦しい展開でしたが、なんとか逃げ切ることができました。

試合を消化していくにつれ、「考える野球」から「パターン野球」になりつつあります。

成功体験は大事なことですが、その時うまくいった理由は、その行動ではなくその判断です。

状況が変われば「前と同じように...」は通用しません。

試合中に横着な判断が少し混ざるだけで、歯車は噛み合いません。

考えることは気力・体力を大量に消費するので、選手が嫌がるのは分かります。だからこそここで差をつけるのです。

秋の大会まで、何度でも我々の戦い方を確認したいと思います。


履正社高校が見事優勝を決めましたね。

決勝戦前日は、履正社・星稜・池田がローズ球場で練習しました。笑

たくさんの記者が球場を囲んでいましたが、我々には見向きもしませんでした。当然です。

高校生には厳しい言葉かもしれませんが、「世の中は結果を出さなければ無関心」を再確認させてもらいました。

やってやりましょう。



1・2回戦の日程が発表されたので、紹介します。


写真は5回戦までの組み合わせです。

初戦は9月1日(日)12:10~豊島高校Gで対桃山学院です。

応援よろしくお願いします!


台風直撃のため、1泊だけして引き返してきました。


1泊ですが、今年もミーティングでは貴重な話が聞けました。

ただ、大切なのはその話(知識)を自分に活かすことです。


以前栄養講習で、「汁物から食べることで胃が保護されてたくさん食べられる」という話がありましたが、その知識がありながら取り組んでいる選手は多くありませんでした。

何もせずとも必要な分食べられるなら構いませんが、全く足りていません。

そして口では「食べる量を増やす!」と言います。

知識は持っていてるだけでは無駄です。活かしてナンボ、結果出してナンボです。

前に読んだ本にあった『教養バカ』にならないように指導していきたいと思います。


成松コーチ帯同してくれて、1年生の面談にも参加してくれました。

今回の合宿で一番気になったのは、「できるだけ」の概念です。

朝の出発時間を8時30分に予定していたのですが、「いつ通行止めになるかわからないので、できるだけ早く出発」と指示しました。

すると、面白いことがおきました。

なんと出発したのは8時34分で、逆に遅くなりました。

その時こう思いました。

彼らの中の「できるだけ」は、「自分が無理のない範囲で最大限努力していれば、結果は伴わなくていい」ということなんだなと。

道理で、野球ノートに「体重を増やすために、できるだけ食べる量を増やしている」と書く選手が全く結果が出ない訳です。

本当、気を抜くとすぐ自転車でハワイを目指したがります。

折に触れて、「ハワイへの行き方」「正しい努力」「逆算力」の話をしていかなければなりませんね。

まぁ、こういったことが見えてくるのが合宿の良さだと思うので、今後に活かしていければと思います。


最後に、今回使う予定だった室内練習場です。
 
すごくいい環境なので、来年は晴れていても併用したいと思います。
福知山成美戦に3ー2で勝利し、秋の大会へ向けての追込週間が終わりました。
(痺れる展開に拍手とガッツポーズで手がふさがり、写真が取れていません笑)

こんな気候ですので、無理をするのもよくないと思いますし、そもそも私自身が(積極的休養も含めた)コンディショニングに時間をかけたいタイプではあります。

しかし、目標が近畿大会ベスト4となると、大会後半は満身創痍での戦いが予想されます。(準々決勝まででもなかなかでした)

2年生はこれまで、ベストコンディションで(公式戦を)1・2試合戦った経験しかありません。

今話題の球数制限なんかも同じですが、早々に敗退するチームであれば気にする必要がありません。

それが、大会後半まで戦い続けようと思えば、何かしら対策を立てておく必要があります。

パッと思い付く対策は3点。

①コンディションが悪い状態でも、できることを前もって確認しておく。

②選手を入れ替えても戦えるように選手層を厚くしておく。

③無理のない大会日程に変更する。

我々ができるのは①と②で、今回は追込週間と銘打って、①をやらせてもらいました。

選手たちはよくやってくれて、体が思うように動かない中、見事に結果を出し続けてくれました。

しかし、こんなこと何度もできないので、私が力を入れたいのは②の「選手層」です。

公立校だと「層」の前に「9人」揃えるだけでも大変なことですが、本気で上を目指すなら平行して取り組んでいきたいと思います。

選手も野球ノートに「AとBに差があるのが課題」と書いてくれるのですが、その「差」って何でしょうか?

この質問をそのまま野球ノートに返信しておいたので、次の提出日が楽しみです。

さて、今日から淡路島合宿に来ております。


そして、急遽明日帰ります。笑

「差」を縮めて層の厚いチームを目指しましょう。