先日、大阪市立大学野球部で活躍する後輩たちが練習に来てくれました。

140km/h投手でありながら、試合ではマスクを被る板野選手(写真左)と、お笑い担当?の栗脇選手(右)が打撃投手を買って出てくれました。
市大と言えば、池田高校でもしばしば志望校に名前が挙がる大学で、偏差値が高いのは言うまでもないのですが、野球にも力をいれている大学です。
今春、和歌山大学が神宮大会に出場し話題になりましたが(和歌山大学と話題を掛けている訳ではない)、同じリーグに所属していて、国公立大学でも神宮を狙えます。

では、そこで活躍している選手が皆高校でバリバリのレギュラーだったかと言うと、不思議なことにそうとも限らないんですよね。
大学で覚醒する選手が必ず出てくるんですよね。
なぜでしょう?
高校の頃からコツコツ注いできたものが、大学でようやくコップから溢れだし本格化、なんてこともあると思いますが、一番は、単純に周りのレベルが上がることだと思います。
常にレベルの高い選手たちと対戦・競うことで、「どうすれば…」を、考えるようになります。現状打破思考ですね。
そうなると、誰に言われなくても自主的に動きます。というか、動けない人はそもそも大学野球をしません。少なくとも国公立では。
一方高校野球はというと、このような環境で活動しているチームはごく一部で、どうしても今のレベルで勝ることのできる投手や打者、チーム内で自分より劣っている選手に目がいきがちです。現状維持思考というやつです。
体力・気力・時間がいっぱいいっぱいの高校生にとって、下を見て安心するなという方が難しいのかもしれません。が、それでは目標を達成することはできません。
結果が出なかった試合の後のミーティングでよく耳にする「あの頃に戻します。」という発言はまさにそれですね。これではなかなか打破思考に至れません。
結果が出なかったその相手にどうやったら勝てるかを考えるべきで、簡単に結果が出てしまった経験を引きずるべきではありません。
そのためにも、目標の設定は極めて重要です。
その目標のために(現状打破のために)何が必要かを考え、自主的に動ければ、大学生のように「覚醒」なんてこともあるのですが、今の高校生が自主的に動けるようになるのを待っていたら高校野球が終わってしまう(笑)、と多くの監督さんがおっしゃるように、自主性を意識しながらもやらせているのが実際のところだと思います。
ということで、是非とも大学でじっくり野球をやってもらいたいと思っているわけです。
そこで話が通じるようになったら飲みに誘ってください。笑