結局予定より3時間以上の遅れで始まりましたが、グランドコンディションも整えていただき、ナイターにもならなかったので、気持ちよく試合することができました。ありがとうございます。

両チーム合わせて25本ものヒットが出ているので、8回までに取れる点はお互いまだまだありました。
それでもやはり勝負を分けたのは9回の攻防でしょう。
表は1死満塁バッター3番、裏は1死満塁バッター4番。と、同じようなケースで点を取れなかった池田に対し、点を取った興国さんの勝ちです。
どれだけヒットを打とうが、どれだけ打球を飛ばそうが、どれだけ速い球を投げようが、それらが必ずしも勝敗に関わるとは限りません。とにかく1点でも上回れば勝ち。それが野球です。ここにチャンスがあります。
もっというと、どれだけ肩が強かろうが、どれだけスイングが速かろうが、どれだけ体が大きかろうが、公式戦のその状況、その瞬間にパフォーマンスが出せなければ勝ちには繋がらない。
「本当はできる」はできないのと同じ。
そこを徹底して取り組んでいるのが池田野球です。
野球なら、環境や素質に恵まれている相手に一泡吹かせることができます。
それだけに今日は点数で上回りたかったです。
パフォーマンスを出してあげられなかった私の選択が悔やまれます。(詳しくは(もしかしたら)明日の朝刊で。笑)
それでは、秋の大会の総括に移ります。
遡ること初戦、2ー3の1点ビハインドで迎えた9回表2死2、3塁。セカンドフライが上がり、初戦敗退と誰もが思った瞬間、これがまさかのポテンヒットとなり、今日まで1ヶ月以上公式戦を戦うことができました。
初戦の勝利を境に、野球へ対する姿勢、取り組みがようやく変わりました。勝つための練習がどういったものか、私が口うるさく口悪く言っても伝わらなかったことを、奇跡の勝利が簡単に教えてくれました。
もともと力のある選手が多かったので、取り組みが変わることで自然と結果もついてきて、あっという間にベスト8まできました。
ここで問題が。新チームの目標は大阪ベスト8だったのです。
夏休みに2年生一人一人と面談をし、本当に目標がベスト8でいいのか確認しましたが、前チーム(現3年生)の結果を加味すると僕たちはこんなものだろうということでした。
これは辛かったです。
目標を(届く範囲で)高く設定させてあげられなかったのは指導力不足の他なりません。
個人的に、目標を低く設定する理由は大きく2つあると考えています。
1つ目は、高い目標へ向かう(まだ見ぬ)手段に耐える自信がないということ。
2つ目は、達成できなかったときに恥ずかしくなる恐れがあるということ。目標と実際の結果が離れれば離れるほどその気持ちはより大きく。
特に2つ目が要因ではないかと考えているのですが、私からすると、達成できずに笑われることへの恐れより、自分を小さくまとめて自身で可能性を消してしまうことの方がよっぽど恐れを感じます。
なので、基本大口を叩きます。笑われることもあります。口から生まれた?なんてよく言われます。笑
そしてそのほとんどが失敗に終わります。
そんなこともうまく伝えきれていなかったのですが、勝ったことで自信が付き、チーム目標を「甲子園初出場」に上方修正してくれました。
これがこの秋一番の収穫です。
あの奇跡のポテンヒットが、「君たちはもっと上を目指していいんだよ」と言っているようにしか思えません。
もしポテンヒットがなかったら…と思うとゾッとしますが、この秋の結果を良くも悪くも利用して、長い冬に向かっていこうと思います。
来春の姿をお楽しみに。