世間はお盆休みですが、高校球児にとっては秋の大会前の追い込み時期です。
今日は万博球場で、北大津高校さんに来ていただいたのですが、私はベンチ奥から観戦しておりました。
というのも、指導する立場にある私が集合時間に遅刻してしまいました。本当に情けない限りです。
遅刻者がグランドに入るわけにはいかないので、一歩引いて、より客観的に、感情抜きでチームを観察し分析してみました。
一言で言うと「強くない」です。
なぜそう思ったかを書いていこうと思います。
まず、観察していて一番苦しいのが、頭の中に狙いがない選手。「何がしたい?どうしたい?」と聞きたくなる選手です。
試合中に、「何となくやってみただけ」が横行しています。
無死2塁で「とりあえず来た球振ってみました」では、余程の打力がない限り得点には繋がりません。
次に、狙いはあるけど方法を知らない選手が目につきます。
無死2塁で打席に入り、「セカンドゴロで1死3塁を作りたい」という気持ちは伝わってくるのですが、その方法として後ろの肩を出しながらダウンスイングしてしまっています。
高校野球でよく見る光景です。
気持ちは分からなくもないですが、それではセカンドゴロは難しいと思います。
右打者なら、後ろの肩を出さずに(開かずに)つまらせるくらいの方が転がります。ダウンスイングも逆効果です。
もったいないですね。同じ努力するなら、正しい知識で、結果に繋がる正しい努力の方が絶対にいいですよね。
自転車でハワイを目指してしまっていることに気付かなければ…
逆に考え方がしっかりしてくれば、多少技術が足りなくても、
無死2塁から1死3塁を作ることができ、
1死3塁から得点することができ、
得点したことで勝つことができ、
勝った方が強い。
もっと勝ちたい。
となって、チーム71期のように、指導者は見ているだけの強いチームが生まれるのですが、現状はと言うと、そもそも何かを成功させたい欲求が弱く、その成功の導き方を自分で計画することも難しい状態です。
よって強くありません。
池田のお家芸である、「なんか勝つよね」がありません。
もっと結果に貪欲に、もっと結果に対して主体性をもって取り組まなければ強さは生まれてきません。
もちろん始めからこういった強さを持っている人間なんていないので、私の計画では、入学から新チームまで1年半程かけて習慣化してもらおうと思っていました。
今までもそれで、早い段階で勝負できる集団になってくれていました。
完全に油断しました。チーム72期の聞き分けが異常にいいことに。
従順であることと、主体性が育つことは全くもって別物なんですね。
そこで現在、1年半のところを夏休み1ヶ月でやろうとしています。
それはそれはしんどそうです。
これまで狙いと方法の繋がりを意識して(先輩たちの)野球を見てきていないので、急に自分でやれと言われても、混乱でパフォーマスは低下する一方です。
そんなとき、選手の表情からは「早く方法を与えて」という気持ちが読み取れます。
「分からないから聞く」なら対応しますが、「与えられるまで待つ」はダメです。
困ったとき真っ先にそれが浮かんでしまう習慣が本当に厄介です。
それだけ方法を与えられることに慣れてしまっているのでしょう。
そしてその方法が間違っていたとしても、人が決めたものなら信用し、自分で選んだもの(たとえ正しくても)には不安そうな顔をしています。
まずは、自分が根拠をもって選んだ方法に自信をもってもらいたい。
最初はそれが最善の選択である必要はないと思います。
実際、私が「池田高校甲子園出場」のために選んでいる手段が、正解だと思ったことは一度もありません。現に達成されていないことが物語っています。
その状況で考えられる最善の策(と思われるもの)を信じて全力投球するのみです。
その後、反省の中で手段を精査していければいいと思います。
その繰り返しがいつか正しい努力を生むはずです。
人の目ばっかり気にしてないで、自分の、自己実現のために生きていただきたい。
(自己中心的に考えろと言っている訳ではないが)もっと自分の願望を表現するべきです。
しかし、原動力となるその願望ってどうやって強くするのでしょうか…
無欲の打開策をご存じの方は是非教えてください。笑

















































