府立池田高校野球部のブログ -13ページ目

府立池田高校野球部のブログ

大阪府立池田高校野球部の活動内容・情報を、不定期ではありますが更新していきたいと思います。受験を考えている中学生・OB・応援してくださる皆様等にご活用いただけたら幸いです。

3月中旬は、入試の採点や悪天候等で、怒涛の予定変更が続きました。


そのおかげと言ってはなんですが、卒業した3年生との試合がようやく実現しました。


3度目の正直でなんとか天気は持ちました。笑


久しぶりに3年生の野球を見ると、相変わらず自然体だなと感じました。いい意味ですよ。笑

現役中は、その自然体が「好き勝手」に感じる度に注意してきましたが、今の現役チームを見ていると、高校生はそのくらいの表現力がある方が健全なのかなと思ってしまいます。


今のチームは注意するところがほとんどありません。すごくいい子たちです。

ですがなかなか勝てません。

勝てる練習になりません。

昨年や一昨年のこの時期に比べると、「こうなりたい」という願望が表に出てきません。

周囲の顔色を伺うあまり、自分の願望を抑え込んでいるように見えます。

もっと言うと、願望を抑えている感覚がなくなるくらい、それが習慣化されているように見えます。

この先の人生を考えると、非常に心苦しいです。

もちろん、集団生活の中で周りを気遣い「我慢」することも、学校で学ぶべきことの一つだとは思います。

ニュアンスが難しいですが、目標を達成するにはもっと願望を表現してもいいのではないでしょうか。

言い方が控え目になってしまうのは、私の場合、逆に「我慢」できる人を尊敬しているからです。

幼稚園の頃、ドッジボールで勝ちたいがあまり、投げるのが苦手な味方からボールを奪い、取るのが苦手な相手を片っ端から狙いまくっていたら、先生と母親からやたらと注意を受けたことを覚えています。

「勝負に勝とうとして何が悪い?」と、全く納得できずにいました。

こう考えてしまう自分は今でも嫌いではありませんし、この気持ちがなければ今の自分はないと思っています。

それでも、幼少期は「我慢しなければ」と思いながら過ごしてきたので、それができる人を見ると、純粋にすごいなと思ってしまいます。

じゃあそうなりたいか?と言われたら、答えはNOです。

一体何を伝えるのが正解なんでしょうね...
難しい。


成松コーチによる、言わされた感満載のスピーチで今年度が終わり(笑)、3月も終盤に入ります。


負けている分、失敗から何か変えようとしている選手も見受けられますし、この春休みが最後の勝負です。
春の大会の日程が発表されましたので報告します。

1回戦 4月6日(土)9時00分~豊中ローズ球場 対清水谷

2回戦 4月14日(日)12時10分~関西創価G 対大阪学院大高

3回戦 4月20日(土)13時20分~萩谷球場 対豊中・豊島・連合の勝者


前回、3回戦の対戦校を間違って紹介してしまいました。申し訳ありません、上記の通りですのでご確認お願いします。

会場も球場になりましたね。笑

4~6回戦は10連休中、準決勝・決勝は5月11日・12日です。

よろしくお願いします。





日曜日に今シーズンの開幕戦を迎えました。

この間、書きたいことがたくさんあったのですが、そんなことより野球がしたくて更新をサボっておりました。笑

夏に向けて逆算していくと、池田高校野球部にとって、満足に練習できるのはこの3月の頭くらいなんです。

夏まで時間があるように思いますが、よくよく考えると、チーム全体で、グランドを広く使えて、まとめて練習できるのはこの期間しかないことが分かります。

と...選手が、特に2年生が思っているかどうかですね。


そんなタイミングであえて「自主練」の時間をとってみましたが、まだまだ逆算力が足りないように思います。

分かっています。ここは常葉菊川ではなく池田です。

同じようにいかないことくらい想定内ですが、このままでは平凡な高校野球で終わってしまいます。

それは、

普段はできる範囲で心地良い取り組み
 ↓
本番が近づくと急に頑張りだす
 ↓
練習が盛り上がりチームが1つに
 ↓
しかし本番で力を出せない
 ↓
惜しくも敗れる  
 ↓
悔しくて泣く
 ↓
後輩に俺たちの分まで頑張れと託す

というサイクルのことです。

勝負事なので、結果的にそうなってしまうことはあると思いますが、私が教えたいのはこんな野球ではありません。

「自分(たち)でもできた!」を自分で作り出して欲しいのです。

達成するために本当に必要なこと、数、量を考え、その計画を信じて突き進めていけば、例え「今」力が足りてなくても、「将来」必ずなりたい自分になれる!を経験して欲しいのです。

個人的に、これを経験しておけば「無敵」になれると思っています。笑

「できないことはない」という感覚で毎日生きてます。
(やりたくないことはたくさんある。笑)

そのためには、野球においては「勝ってなんぼ」です。

3月のテーマは「9イニングの逆算」

これまでのテーマと比べて、試合中の約2時間と、期間が短いように思いますが、そんなことはありません。

試合中に、勝つために逆算しようと思えば、それはそれはいろんな準備が必要です。

野球に時間を費やせるこの3月中にどれだけのことが準備できるでしょうか。

これが3月のテーマです。

受験なんかも同じで、「できた!」を作るよくできた仕掛けだと思います。(できなかったで終わらす人が多いのが残念ですが...)

今年も野球部から多くの吉報が寄せられています。

大阪大、神戸大、大阪市立大、大阪教育大、法政大等々...

周りは、「野球してたのにすごいね!」と言ってくれるかもしれませんが、やってのけた本人は「関係ない、できるようにしただけだ」と思っているかも知れませんよ。

とにかくおめでとうございます。

大学入試はまだ終わっていませんので、それぞれ引き続き頑張ってもらいたいと思います。

今日は高校入試もありました。受験生の皆さんお疲れ様でした。

各世代、それぞれの壁に向かってもがき苦しんでいると思いますが、大丈夫、できないことなんてない。
本日、春の大会の抽選がありました。

結果は以下の通りです。

1回戦 清水谷

2回戦 大阪学院大高

3回戦 豊中・豊島・連合の勝者

1・2回戦は4月6日~4月21日で行われ、会場は豊島高校Gになる可能性が高いです。

3月13日に詳細が発表されるようですので、その時また更新させてもらいます。

早く試合がしたいですね。

今日はあいにくの天気でしたが、71期生の卒業式が挙行されました。


池田高校のユニフォームを、甲子園に初上陸させてくれた代が巣立っていきます。


素敵なアルバムもありがとうございます。

ぼちぼち進路の報告もあり、これからの活躍が楽しみです。

それにしても、この代の行事はことごとく雨でしたね。

(夏の引退試合が雨で延期になり)式後に予定していた引退試合も中止です。

「ヒキ」が弱い代ですね。笑

それは仕方ありません。でも、「運」は絶対に悪くしないでください。

私の考える運は、確率の話ではありません。「周囲に応援されるかどうか」の話です。

もちろん71期も例年通り「愛されるチーム」でした。(3月のどこかで引退試合できないものか考えてしまいます。)

どうかこれからも「愛される人」で。


さて、明日は「ヒキ」の強い私が引き当てた舞洲球場での練習です。笑

今日のミーティングでは、優先順位について考えてもらいました。

既成概念でなく、誰かの真似でもなく、自分(チーム)にとって、本当に必要な順番は何か?

しっかり自分(チーム)で判断してもらって、明日の球場練習では最高の効率を求めてもらいましょう。

コーチ(教員)側は、「なりたい自分」になるための本当の優先順位を伝えているつもりです。

高校生が本当に学ぶべきことは何か...



人生に雨が降らないことだけを伊野っています。


ここは静岡県の浜名湖です。

毎年この時期はキャンプを見学しに行っていたのですが、今年は方角を変え、静岡県の常葉菊川高校野球部の練習を見学させてもらいました。

常葉菊川といえば、昨夏「ノーサイン野球」で甲子園を湧かせた強豪校です。


たまたま高橋監督と食事する機会があり、彼の人柄に触れ、「この人、本気で生徒の主体性を伸ばそうとしている人かもしれない。」と感じ、無理を承知で見学をお願いしたところ、快く受け入れてくださいました。

形だけの「ノーサイン伸び伸び野球」なら、どの高校でも今すぐできますし、それを嫌がる高校生もいません。

「自分で考えよう!」とだけ言っておいて、面倒な指導や対立もない良好な関係のまま、試合に負けて高校野球を終わらせることなら誰にでもできます。

そうではない、最も難しい本当のノーサイン野球を今回見学してきたので、少し紹介します。


全体練習は9時から始まり、アップ、C/B、ボール回しを済ますと、ポジション別のノックが始まりました。

まず、とんでもない声のボリュームです。「声」というより「絶叫」です。

何よりも「声」を大切にしているという言葉通り、能力の高い選手たちが誰1人スカしていません。

そんなことを思っていたら...


急にマウンドに集まる選手たち。

指導者なしのミーティングが終わると、練習はボール回しへ戻りました。

選手たちの中で、優先順位がしっかり共有されています。

声 > ボール回し > ノック

そして再びノックへ辿り着いたかと思えば、今度は監督から檄が飛びます。

「なぜノックで失敗する選手が、自主練でC/Bを意識しないのか?」

正直、C/Bの意識がそこまで高くないと思って見ていたのですが、監督は気付いた上で、効果的なタイミングまで辛抱したのだと思います。その結果、

声 > C/B > ボール回し > ノック

という優先順位が誰にでも理解しやすい状況が出来上がっていました。

練習メニューからも、指導の言葉からも、「何を選べばいいのか」の伝え方が非常に巧みです。

さらに、「自分で選ぶ」ということを意識付けするために、低いフライのノックを打ち、どのバウンドで取るかを選ばせていました。

とにかく監督の意思が一貫しています。全ての取り組みにその狙いが見えます。

その後紅白戦を挟み、


ケース打撃。


どの練習でも、何か気になることがあればチームで共有します。

近寄って聞いてみると、池高生が練習後のミーティングで話すような内容を話していました。

反省会のために発言するのか、今すぐ活かすために発言するかの違いですね。

そうやって「自分たちで選ぶ力」を鍛えられた選手たちの、プレー中の状況判断はとんでもなく早くて正確でした。

おそらく、今の池高生が入ったらそのスピードについていけないと思います。

さすが甲子園で勝つだけの「強い」チームですね。

この日の全体練習は4時間程で、普段に比べてだいぶ長かったそうです。


その後はそれぞれで何の練習をするか「選び」ます。もっと言うと、自主練なので、やるかやらないかも「選べ」ます。

この「選択」でいくらでも「結果」、いや「運命」は変えられますからね。

なるほど...サインを出さなくても、1人1人が考え判断できるのも納得です。

そんな「ノーサイン野球」を可能にしているのは、高橋監督の人柄だと思います。

口癖は「ワクワクするよ!」で、ドラゴンボール悟空の実写版だと思ってもらったらいいと思います。笑

教え込むのではなく、常に考える余地を与え、本人が気付くまで見守る。また、気付けるようにたくさんの仕掛けを用意する。

私の何倍も考えていました。

私の何倍も苦労していました。

私の何倍も困難を乗り越えていました。

そして今、どんなことにもワクワクして笑っています。

同じ年齢でこんな人がいるのは本当に刺激になります。

だからといって、「全く同じ方法」を真似しようとは思いません。

その理由は2つ。


まずは、置かれている環境が違うこと。

練習時間、グラウンド、設備、選手の初期能力等々...その状況に応じた戦略が必要です。

そして何より、この方法が、「この人だからできること」であるからです。

ここまで情報公開をOKしてくれたのは、寛容な人柄もありますが、「簡単に真似できることじゃない」という自信もあるからだと思います。(私がそう考えるタイプなので。笑)

ということで、今回は「やり方」を見学しにいったいというより、ノーサイン野球を可能にしているリーダーって「どんな人間」なのか?を知りたくて見学させてもらいました。

往復600km走ったかいが十分ありました。

こういう人との出会いのためなら、どこへでも足を運びたいですね。
冬の練習は全て終了し、テスト期間に入っています。

テストが終わればいよいよ夏へ向けてのスタートです。

と、その前に(トライアウトも含め)冬の練習を振り返りたいと思います。

昨年同様、
BMIクリアを目標とする1班
打球速クリアを目標とする2班
どちらもクリアしている3班
投手陣4班
に分けて練習してきました。


昨年と同様ということは、BMIと打球速より、優先度の高い必要条件が見つからなかったということです。

とは言え、今年もそれなりにデータに表れています。

班分けには実戦の要素が全く含まれていませんが、3班からのトライアウト合格者が最も多く、合格率は8割程。2班1班はそれぞれ3割程だったことが物語っています。

甲子園に出場するチームは、BMIのチーム平均が軒並み24を越えてきます。

ただこれは十分条件ではないので、巨漢チームを作ったからといって、甲子園に出場できる訳ではありません。

限られた時間の中で、本当の必要条件を見抜き、的確に順位を付け、どこまでクリアしていけるかが勝負です。

「完成」するほど時間に余裕はありません。それは強豪校でも同じことだと思います。

闇雲に努力するのではなく、本質を見抜く力が必要です。


そこで、こちらが考える(勝つために)優先度の高い指標を、トライアウトのエントリーシートとして提示しました。

フィジカル面は、成長期なのでよく伸びますし、どうなりたくて、どう取り組んだのかという「振り返り」もたくさん書いてくれました。

しかし、残念だったのが、ほとんどの選手が「授業態度」の項目で周りからの評価を落としている点です。仲井コーチ、河本コーチも肩を落としていました。
(写真の選手はgoodです!)

わざわざこの項目を入れているのは、私が教師だからではありません。必要だと判断したからです。

「成績」ではなく「授業態度」なので、意識すれば伸ばせる項目なのですが、評価が下がっているということは、なぜ必要なのかの説明が甘かったということだと思います。

野球に打ち込んでくれるのは嬉しいことですが、それだけでは力を「保持」して終わりです。

「発揮」できる人になるには何が必要なのか?

この辺りの伝え方が今後の課題として残ってしまったので、テスト期間中にまた作戦を練ろうと思います。
昨日、厳選な審査の結果、12名の合格者を発表しました。

以下の写真に写っているのは合格者です。


本日は、その合格者チームでオープン戦です。

3ヶ月前からこの試合へ向けて調整してきたのですが、まさか3ヶ月間で最も野球に適さない日に当たるとは...笑

オープン戦といっても、まだ対外試合は解禁されていませんので、OB戦です。

(みんなが出られる)紅白戦も考えましたが、より実戦に近づけるため、現役のOBに声を掛けドリームチームを結成しました。


硬式、準硬式、軟式、大学、サークル、社会人クラブチーム。私が赴任してからの卒業生がメインで集まってくれたのですが、野球を続けているのが何より嬉しいですね。


先発はインフルエンザの上原投手に変わり、関西硬式野球クラブで活躍する69期大谷投手。
(上原投手、エースの自覚について物申したいので、完治したら職員室に来てください。笑)


高校時代には見られなかった、68期茶城選手と70期奥田選手の三遊間。


70期をベスト8に導いた鉄壁の二遊間。相変わらずいいコンビです。


69期のポイントゲッター、有村選手と河本選手。初芝立命館を撃破したバッティングは健在でした。しかしよく足が上がりますね。笑


池田OBではないのですが、投手力をカバーするために、私と共にマスターズとして甲子園を狙う、瀬川投手(神戸大学野球部卒)に来てもらいました。

前日急にお願いしたのにも関わらず、キレのあるボールで三振の山を築き、レベルの違いを見せつけてくれました。

そんなとき、森川主将が「打てる球だけ狙っていこう」と声を掛けていました。

(相対的に)全球種、全コース対応できる投手じゃないと判断したようです。

見事な判断、声掛けです。

確かに実力差はありましたが、球種・コースを絞れば、中には打てるボールもあります。

そのボールをしっかり判断できた選手は、好投手から1本出していました。

エラーも絡みましたが、立ち上がりにヒッティングで3点取れたのは収穫です。

しかし、多くの選手はなんとなくの空振りが目立ち、まだまだチームの武器とは呼べません。

何せ、打てるボールが来ない打席もありますしね。当然、来ても打ち損じることは誰にでもあります。

毎日好投手と対戦していれば嫌でも考えるようになるのですが、それが実現しないのが高校野球の難しいところです。

それでも、甲子園までに「好投手撃破」は必ず必要になるので、9人全員が考え判断し、チームとして3割の結果が残せるようにしていきたいですね。さらに「読み」の精度が上がれば率は上げられます。

森川主将も試合後のミーティングで話していましたが、そういった試合勘は鈍っていました。

昨年は「試合のない冬の間に試合勘が良くなっている」とブログに書いたと思いますが、今年はそうはいきませんね。

その辺りが勝てない要因なのですが、その分今年は早めに開幕させておいてよかったと思います。

木曜日からテスト期間に入りますが、すでに開幕していることを忘れず、うまく時間を使ってほしいと思います。

ちなみに試合結果は
ドリーム|000000000|0
  合格者  |20100300x|6



気温が一気に下がってしまいましたが、予定通りトライアウトを実施しました。

ビブスの色は、(前日までに)この冬目標にしてきたBMIと打球速の両方をクリアしている選手が黄色、BMIのみクリアした選手は水色、それ以外の選手は紫です。


一次審査で計測を終えると、二次審査は実戦です。


極々限られたチャンスでも自分をアピールできる。自分の長所をアウトプットできる。つまり、結果を出せる選手が現れることを期待していたのですが、シート打撃はノーヒットノーランです。ですが完全試合でもありません。笑

コーチ陣もどこをどう評価するか頭を悩ませていました。

明日の朝、「合格者」として各コーチからの評価を発表する予定です。

その発表を終えてから、また私の寸評も載せておきます。
いよいよ明日、100日間の取り組みの成果をアピールするトライアウトです。

夏まで時間があるように思いますが、今回の結果で春のメンバーが決まり、5月まで大会が続けばすぐに夏。新1年生も加わればさらに枠は狭くなる。

そういった逆算ができているでしょうか?

そこで、今週はあえて自主練を多めにしました。


各々が何を考えているのか見せてもらいました。

私は首脳陣の中で唯一、平日の練習や、学校での様子を見ることができるので、私の評価基準は、その選手がどこを目指していて、どんな判断で、どんな行動を取れるのかということだけです。

チーム目標が「甲子園出場」であるなら、そこへ辿り着く可能性がある選手かどうかを見極めたいと思います。

辿り着くといっても、何も全員に甲子園レベルのプレーを求めている訳ではありません。

甲子園のベンチにふさわしい人間かどうかです。

とは言っても、アスリートである以上、本番での結果が最重要です。

そこをコーチ陣に見てもらいたいと思います。

健闘を伊野っています。