勝尾寺ラン | 府立池田高校野球部のブログ

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大阪府立池田高校野球部の活動内容・情報を、不定期ではありますが更新していきたいと思います。受験を考えている中学生・OB・応援してくださる皆様等にご活用いただけたら幸いです。



明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

今年は甲子園ウォークではなく、勝尾寺ランからのスタートです。


最近勝つことから少し遠ざかっているので、どうしても勝ち運が欲しくて...

というのは建前で、本音は、甲子園までの道のりがだいたい頭に入ってしまって物足りなくなりました。笑


今年のおみくじの様子をどうぞ↓


今年も1回戦は履正社でしょうか?笑

でも良いこと書いてくれてますね。私なりに訳すと、

「中途半端な覚悟では結果は出ないし、周りから応援されることもない。現在の負け循環から抜け出したければ、他人を思いやる気持ちを忘れるな」

と、いったところでしょうか。チームというより、私にピッタリの言葉をいただいたので(引いたのは木下主将)、強く胸に刻んでおきます。


左目を書き入れて、またここへ持って来れるように精進したいと思います。


タイトルにもあるように、池田高校~勝尾寺口はランニング、


勝尾寺口~勝尾寺はトレッキングです。


同じ山道を往復したのですが、確実に往路の方がきつかったと思います。

上りが多いという肉体的要素はもちろんなのですが、私が伝えたかったのは精神的要素の方です。

人は、肉体的限界よりも随分と早く、精神的限界に到達してしまいます。

トレーニング中、体の限界で無理だと思っているものは、心の限界で無理にしてしまっていることがほとんどです。(なので、特に冬の練習は追い込ませたい)

また、山道往路のように、目的地への全体像(距離、所要時間、コース、現在地、残りの努力量等)が見えないままでは、どれだけ真面目に歩を進めても、どこかでモチベーションが尽きて頑張ることをやめてしまいます。(今回は箕面の山なので、知らない道とは言えある程度予想がついたと思いますが)

この目的地を「甲子園出場」や「大学入学」と置き換えて考えたとき、それらは往路でしょうか、復路でしょうか?

つまり、初めて挑むことでしょうか?それとも過去に経験していることでしょうか?

どの高校生も皆、初めてのことです。未知の世界に対して結果を求められます。だから差が付くのです。

大概のことは努力でなんとでもなるのですが、その努力(モチベーション)を維持できるかが勝負。

「やればできる子」とは都合の良い言葉で、言い換えると「精神的限界がすぐくるので何をやってもうまくいかない子」となってしまいます。

野球の技術云々の前に、まず自分でそのモチベーションをうまく作れるようになってもらいたいと思います。

そのために、(目的地までの)逆算力を鍛えることは必須ですし、常に目的意識を持つことも重要です。また、その他諸々のモチベーション維持テクニックも紹介しているつもりです。

野球以外の分野でも、良い意味での「(努力次第で)なんとかなる」を手に入れて、「ずっとポジティブな人」に少しでも近づいてもらえたらと思います。

「高校在学中のみポジティブな人」で良かったら簡単なんですけどね。笑

池田勝尾寺間往復駅伝
完全優勝 髙橋(1)58分47秒
総合2位 川村(2)1時間3分3秒
総合3位 丸谷(1)1時間3分4秒