奈良市営墓地、11月に使用者募集 | 奈良の石屋〜池渕石材のブログ

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どうかよろしくお願いします。

奈良市にお住まいの皆さまであれば、そろそろお手元に「奈良しみんだより」の11月号が届く頃ではないでしょうか。

私のところには一昨日、郵便受けに入っていました。

で、お墓という話題から言いますと、この「奈良しみんだより」11月号は大変に大事なのです。

というのも、年に一度の奈良市営墓地の使用者募集について掲載されているからです。

 

例年、奈良市は市営墓地の使用者を11月に募集しています。

昨年だけなぜか12月だったのですが、これはおそらく、従来お墓のことを担当してきた環境衛生課がなくなって、あらたに斎苑管理課ができたことで、多忙のためずれ込んだんじゃないかと想像されますが、ともあれ今年はいつも通り11月の募集に戻りました。

 

 

 

奈良市の市営墓地というと、現在の火葬場の周りに広がる東山墓地の他、寺山霊苑、南山墓地と計三か所あるのですが、東山墓地は募集をしておらず、今回も対象となるのは寺山霊苑および南山墓地になります。

使用者を募る区画数は、寺山霊苑が32区画、南山墓地が4区画とのことで、ここ数年は一貫して増加傾向にありますね。

おそらく市営墓地でも、いわゆるお墓じまいが進んで、空き区画が増えてきたからじゃないかと推測されます。

いずれにせよ、市営墓地にお墓を持ちたいと思っておられる方にとっては、チャンスが拡大しているということになりましょうか。

 

これは奈良市の公共サービスですので、応募資格には一定の制限があります。

「奈良市に市民登録があり、現に在住している、世帯主」というのが条件です。

公営墓地というのは基本的に人気があり、特に都会では永代使用料なども民間の霊園と比較すると割安感があるというイメージから、競争率が高くなるところも少なくありません。

そういった場所では、応募の条件として「現にお骨があること」といった制限が付くこともあるのですが、奈良市の場合はそこまででもないようですね。

 

応募の仕方は、市役所の斎苑管理課や各出張所、市民サービスセンターなどに備えられている専用の申し込み用紙に記入し、11月1日~26日必着で斎苑管理課宛てに送付、もしくは持参も可、ということだそうです。

申し込み用紙は奈良市のホームページからもダウンロードできます。

これも例年のことですが、応募者多数の場合は、12月3日に公開抽選が行なわれ、結果は封書で通知されるそうです。

 

市営墓地の区画は、2メートル×2メートルの4㎡という大きさが基本で、どのようなお墓を建てるにも使いやすい、オーソドックスな区画ですね。

もしこちらに巻石や石塔をお建てになる場合は、是非われわれ池渕石材にお手伝いをさせていただければと存じます。

また、市営墓地でもそれ以外の場所でも、お墓のことについて何かわかりにくいこと、ご相談等ございましたら、遠慮なくお問い合わせください。

いつでもお待ちしております。