とはいっても結論から言うとSD自体の入れ直しになりました。
その後の動作検査などをするのに数日かかるかと思ってたけど、意外に早く元通りになった(様子)なので、少し長くはなるけどことのあらましを備忘録的に。
一応経緯を書いておくと・・・
Macフリーズ→再起動→pythonをターミナルから再起動→ローカル環境起動→エラー。
というところからエラーメッセージをぐぐったりしてもピンとくるヒントが出てこない。
仕方ないので、これまで使っていたSDフォルダーをまるっと外付けHDDにバックアップをした後、そのフォルダーを別の場所に退避。
コピー取ったんなら必要なものはそこから再コピーでもいいんでしょうけど、基本的にデータの多くをしめているのはモデルデータやLoRAデータなのでそれが数百GBともなると再コピーはかったるい。
これまでの生成画像データの原盤?的なものも全て格納されているので、それは消した。
面倒でもその都度要る・要らないをおおまかに判断して別途記録しているからだ。
ある意味ゴミともいえるデータが80000余りあり、それを消去しても300GB以上あった。
なので、まっさらなSDの容量はしれているので、移動が楽な方法をチョイス。
ホームとなる場所にSDフォルダーがない状態で、ターミナルからDLコマンドを入れる。
最初に導入した時は他にも色々インストールしたが、今回はSDだけ入れ直せば良い。
git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui
ってコマンド打ち込みで、ホーム付近にSDがDL(リポジトリ?)される。
正確に単語の違いがわからんが、しばらく待てばまたまっさらなSDができるわけだ。
あとは元に戻すわけだが、色々初期化されているので、それを元の状態に復旧させたい。
手探りでやり始めて、結果が出るまでアレコレいじってるから、手順が違うとかなんとかあるかもしれない。
記憶を遡りながら書いておく。
もちろんターミナルから、
cd stable-diffusion-webui
./webui.sh --lowvram --opt-split-attention
と起動しておく。(一行目だけが基本だけど、うちはVRamがキツいので二行目も入れる)
まずは機能拡張から。
stable-diffusion-webuiフォルダにある、extensionsの中身をごっそり移動して、ブラウザからお決まりの「127.0.0.1:7860」を叩き、起動させる
もしココで挙動がおかしい様なら原因は機能拡張にあると推測できるが、元々それなりに動いていた環境でしかもしば〜らく機能拡張はいじってないのでおかしくなるハズはないのだが、まぁ念の為一つづつ洗っていくつもり。
元々インストールしたものをそのまま動かすだけだとちょっと乱暴なやりかたんだが、設定やらなんやら無いものは初回起動時にできるだろうとふんでぶっつけ本番的だw
起動すると機能拡張の項目には元々入れてあったものがすでに入っている。
動作が安定したと感じてから先、念の為あまりいじってなかったのもあって、アップデートの確認やらを終えてメインであるt2iのgeneratorの画面に戻る(いわゆるUIのホーム画面ね)
追加した機能拡張の項目などがちゃんと並んでいるかチェックすると・・・・
なんか見たことのない項目や、「ココにあったハズ」のものがなかったりする。
日本語パッチも当たってない状態だったので、「あぁ、設定からいつくか操作しておくのが必要だっけか」となり、設定の確認へ。
やはり日本語パッチ「ja_JP」が効いてないのでそれを「ユーザーインターフェイス(User interface)」よりいじっておく。
あとウチでは基本2.5次元モデルが主なので、stable diffusion項目の「Clip skip」を『2』にしておく。(3次元メインのかたなら1のままがよいらしい)
そのほかの設定はデフォルトのまま、元のホームに戻るがやはりいくつか前と違うところが。
設定を見直したりしてもイマイチわからずだったが、よくよくみるとUIのバージョンが「1.6.0」になっている。
以前は1.3.0だったのでそりゃ変わってるか?と思いつつ見慣れない機能やらなんやらいじるけどピンとこないものもある。
まず変わったのが、生成後に表示されて「保存」とかおしてた部分がアイコンに変わっている。
マウスオーバーで機能は文字でも表示されるが、今までと並びは変わっておらず単純にアイコン化されただけ。
コレはちょっとすれば慣れると思う。
あと大きく変わったのがLoRA周り。
これまで代名詞だった「花札」ボタンがないのだ。
どこいった〜って探したらサブタグとでもいいますか、そこに移動・統合されている。
ネガティブコマンドの下の右端ね。
開けてみるとまたコレも仕様が変わってるが、ちょっと後回しにしてLoRAデータを元環境から移す時のポイントを抑えておく。
stable-diffusion-webui/embeddings の中身は全部コピー。
stable-diffusion-webui/models/ 内の、
Stable-diffusionフォルダにモデルデータ全コピー。
VAEフォルダにVAEファイル全コピー。
ESRGANフォルダにファイル全コピー。
SwinIRフォルダにファイル全コピー。
Loraフォルダにファイル全コピー。
adetailerフォルダにファイル全コピー。
RealESRGANフォルダにファイル全コピー。
使っている環境でそのフォルダないよ、とかあるかもだけど、あくまでもうちに入れてある(使っているとはいってない)を書いておいた。
他にもまっさらなSDと見比べてなさそうなものはコピーしてあとは挙動をみていくしかない。
んで、変わったLoRA関係についてだが、
あまりに変わっていて、説明するとかなり骨が折れるw
まだ思った昨日が動いていない可能性があるので、これはもう少しいじって「本来の機能」が作動しているのかどうかを確認してからにしようと思う。
便利になったりしているけど、CIVITAIに飛べる地球儀マーク?とか、そういうのが表示されなくなって今使いにくい面もあって、そのあたりを調べていこうと思っている。
まだまだ調べ不足なのでVer1.6に関してはすでに攻略・解説してくれているブログなどもあるので、そっちをググってケロ。
上記の作業を終えた段階でいつもの様にぶん回し始めたが特にエラーを吐いたり挙動がおかしい部分がないので(t2iに関してだけだが)一旦はガチャれる環境が戻ったということで。
元々の状況と大差ないところまではきたと思うので、片手間にVer1.6を調べつつまた嫁探しの果てしない旅を再開したいと思ってます。
文面ばかりでつまんないかもだけど、まぁちょっと事故があったと言うことで。
次回、似た様なことが起きてもスムーズに復旧できるかも?ということで。
・・・まだVe1.6が悪さしないとも限らん状態だが・・・・・w