下村青さんのご冥福をお祈りします | 茶々吉24時 ー着物と歌劇とわんにゃんとー

本日2回目の更新です。


夕方、仕事仲間であり観劇仲間でもある友人からLINEあり。

「下村青さん、亡くなったの?」


えっ?!

ちょっと、冗談にでも言ってはいけないことだわよ。

と思いながら検索してみたら、つい先日(2024年8月15日)、故郷青森のご実家で亡くなられたとのこと。


 X(旧Twitter)

 


まだ60歳。

ショックすぎます。


俳優、下村青さんは豊かな実力とともに、いつも美しく、色っぽさのある方でした。

下村さんのお役の中で、一つだけ挙げろと言われたら、私は劇団四季『スルース』のミロを選びます。

2000年に近鉄劇場で、2011年に京都劇場で拝見しました。


次に好きなのは劇団四季『夢から醒めた夢』の夢の配達人役。

冒頭、下村さん扮する夢の配達人が語るセリフが大好きで、

ノートに書き起こして暗記するくらいでした。


2012年に大阪四季劇場で『夢から醒めた夢』が上演された時のこと。

原作者の赤川次郎さんが観劇される日に、終演後マスコミの囲み取材が行われ、

私もみのおエフエムのパーソナリティとして参加させていただきました。


その席で下村さんに直接質問させていただけたことは本当に光栄でした。

他の記者さんは皆さま 原作者である赤川次郎さんに質問しておられましたが、

私は下村尊則さん(当時)に質問させていただきました。


「下村さんは『夢から醒めた夢』だけでなく『ライオンキング』などでも

メイクや小道具にご自身のアイデアを出されて、

のちにそれが標準仕様になったりしていますが、

どのような時にアイデアが浮かぶのか、また、何か参考にされることはおありですか?」


私の質問をお聞きになった下村さんの第一声は

「なんでそんなことを知っておられるの?!」


なんでって、下村さんのことが好きで下村さんのブログなどを読み漁っていたからですよ。

👆

我が心の声


そして後日、下村さんが私の質問についてブログに書いてくださった時には狂喜乱舞しました。

私のことを「この記者さん」って。


私の質問について、書いてくださった下村さんのブログ


あの時、下村さんと直に会話できるのはこれが最初で最後かも知れないと思ったのですが、

本当にそうなってしまいました。


劇団四季『スルース』の時、二分の一の確率で、下村さんへのインタビューは実現しなかったので。


私と下村さんは同学年。

これまでは華やかな色っぽさを湛えておられましたが、

今後徐々に老境へと向かう段階で、どのように熟して行かれるのだろうと、

楽しみにしておりましたのに。


下村さんがもうこの世にいらっしゃらないなんて、淋しい😭


下村さんからいただいたお年賀状は、

いつでも見えるようにデスクのボードにずっと貼っていたのですよ。



ご冥福をお祈りいたします。


と書いてたら、今度はアラン・ドロン氏の訃報が飛び込んできました。


アラン・ドロンといえば、ハンサムの代名詞でしたね。

高校時代、同級生が一生懸命フランス語でファンレターを書いたら、

お返事が来たと、大喜びしていたことを思い出します。

もちろん、メールなんかない、郵便の時代の話です。

その時、あんな世界的なスターなのに、遠く離れた日本のファンに、

ちゃんとお返事をくれたアラン・ドロンに好感を持ちましたよ。


下村青さん、アラン・ドロンさん、昭和の麗しき殿方が立て続けに天に召されるなんて。


改めまして、ご冥福をお祈りいたします。




ブログランキングに挑戦中

 

もし記事を気に入っていただけたなら、

ポチッとクリックよろしくお願いします。

   ↓


エンターテインメントランキング