【ネタバレ少々】奈良謎解き寺巡りアドバイス | 茶々吉24時 ー着物と歌劇とわんにゃんとー

 

2月10日から12日までの3連休、夫婦で京都〜奈良旅行をしました。

 

京都で一泊。

奈良では、面白い企画に参加して、もう一泊という趣向。

 

それは「奈良謎解き寺巡り」と題した、ナゾトキ街歩きゲームです。

 

 

これに実際に参加して思ったこと、これから参加される方へのアドバイスをまとめました。

 

ネタバレは最小限に留めているつもりですし、

謎解きの答えになるようなことは書かないつもりですが、

上に引用した「公式サイトに明かされていること以外、何一つ知りたくないの」

とおっしゃる方は、ここまでにしてくださいませ。

 

 

  ここから、若干のネタバレあり(謎解きの答えは明かしません)

 

レポートの合間に、注意すべき点を枠に囲んでご紹介しますね。

 

まずは上に引用した公式サイトなどから予約してください。

日時の指定はないので、期間終了までに現地に行けばOK。

 

 

スタート地点 興福寺でまず「謎解きキット」を受け取ってください。

この看板が目印です。


image
 

可愛らしい袋に入れられた「謎解きキット」。

 

 

    

注意その1

 

謎解きキットの中身は大小いろいろ。

 

どれもこれも、絶対になくさないように!

 

最初にキットの中身を見た時には「これ、何に使うんだろう?」と思うものが入っていますし、

中には、どこかにヒラッと飛んでいきそうな形状のものもあります。

どれもこれも、謎解きに必要なので、落としたり無くしたりしないようにしてください。

 

謎解きは文字を記入して考えることも多いからでしょう、

ゴルフやアンケート調査の時に渡されるような、小さな筆記具も入っていました。

 

私たちは途中でそれをどこかに置き忘れてしまったんです。

たまたま私がボールペンを持ち歩いていたので、その後も続行することができましたが、

万一に備えて何か筆記具を持参しておいた方が良いかもしれません。

 

スタート地点である興福寺の中金堂。

奈良の社寺って、土地が広いせいか、なんとも言えない解放感と威厳が感じられます。

背後の雲までが神々しい。

 

 

スタート時は、こんな記念写真を撮る元気がありました。

 

 

三重塔にも、斜めに光が走っていて、これまた背筋が伸びる気持ちに。

 

 

北円堂。

 

さて。

観光よろしく写真を撮る余裕があったのはここまででした。

 

    

注意その2

 

歩きやすい靴、服装で参加すべし。

 

冬場は防寒も大事

 

このイベントはとにかく、歩きます。

謎を解きながら、歩いて、歩いて、歩きまくり。

 

スタート地点の興福寺だけでも、すーっと通り抜けるわけではありません。

後に戻ったりすることもあるでしょう。

 

そして、猿沢池、奈良公園、東大寺まで、緩やかな坂になっているし、

階段のある場所もあります。

 

私は最後、足が攣りそうになりましたし、危うく腰痛になりそうでした。

それは歳のせいとしても、とにかく予想以上に歩くイベントです。

ホテルに帰った時には、夫も私もへとへとに疲れてしまいました。

もちろん、翌朝は脚が筋肉痛になっていましたとさ。

歩きやすい靴で参加してくださいまし。

 

あと、2月だったせいもあり、4時過ぎからは寒くてたまりませんでした。

あれだけ歩いていても寒かったです。ブルブル。

 

 

    

注意その3

 

この「謎解き」は知識だけでは解けません。

 

トンチや観察眼も必要。

 

柔軟な頭やヒラメキが大事。

 

もうね、途中で何度も「え?どういうこと?どういうこと?」ってなりました。

少なくとも、私は。

夫がいなかったら、多分、興福寺からも出られず、次の地点に行けなかったと思います。

 

私はこの謎解きの間、何度も

「ねぇ、本当にこれ、全員解けてるの?

 わからなかったのは私だけなの?」

と、口走りましたよ。

 

ほんまに、全員解けているのかな?

自分がいかに石頭なのか、思考に柔軟性がないのかを思い知らされました。

 

 

 

    

注意その4

 

時間的な余裕をもって臨むべし

 

 

謎解きには標準的にかかる時間の目安が書かれていましたが、

私の頭が硬いせいか、謎解きに結構時間がかかりました。

この謎解きは時間制限がないので、1日で終わらせられなかった場合、

翌日以降に続きができるのですが、日帰りを予定しておられるなら、

スタート時間を早めに設定したほうが無難かもしれませんね。

 

頭の回転が早くて、謎がサクサク解ける方には余計なおせっかいだとは思います。

 

 

    

注意その5

 

スマホの充電を万全に

 

この謎解きには、スマートフォンのアプリ「LINE」を使用します。

解いた答えをLINEで送信し、正解か不正解かをジャッジしてもらうのです。

 

私たちはこの日、午前中に京都を出発して、奈良に入り、謎解きに挑んだわけですが、

近鉄特急「あをによし」に乗って動画を撮ったりしたので、かなり電池が減った状態でスタート。

 

案の定、謎解き途中で電池が無くなり、手持ちの充電池で充電したものの、

謎解きの終盤「どうしよう、電池無くなりそう」という状況になり、大いに焦りました。

 

大容量充電池を用意しておかれた方が安心かもしれません。

 

 

    

注意その6

 

最後は「ヒント」に頼ろう

 

注意その3にも書きましたが、謎解きにはヒラメキやトンチが必要な場合があります。

どうしても、どうしても、どーうしてもわからん!と思う時には、

LINEでの会話で「ヒント」と入力して送信してみてください。

 

向こうからヒントがもらえます。

それでもわからない時にはもう一度「ヒント」を送信。

これを何度か繰り返すと、最後の最後には答えを教えてもらえます。

教えてもらった答えを送信したら、クリアできる親切設計になっています。

 

逆にいうと、答えを教えてもらえない限り先に進めないと思えるような難問(奇問?)があったのです。(おそらく大いに個人差あり)

楽しみにきたはずがストレスになっては意味がない。

どうしてもわからない時は「ヒント」を使ってくださいまし。

 

 

    

注意その7

 

カタカナ、ひらがな表記の違いで

誤答になることあり

 

これは最大のネタバレになるかもしれません。

途中で、絶対に合っていると自信がある問題に答えたところ、間違っていると判定されました。

2、3別の答えを送ったものの、全て間違い。

もう一度、最初に送った答えを「ひらがな」で書いて送ったら、正解になりました。

(答えは、普段の生活だったらカタカナで書くようなもの)

 

ですので、自信があるのに間違いだと判定された場合、ひらがな、カタカナ、漢字混じりなど

表記方法を変えてみると良いかもしれません。

 

 

  「奈良 謎解き寺巡り」の感想

 

歩き疲れてクタクタになったけれど、とても面白かったです。

興福寺、猿沢池、奈良公園、東大寺、やその周辺に関して、これまで知らなかったことを

たくさん学べました。

 

ただ、謎解きの難易度はかなり高め。

クイズ出題者からも

「この問題はどこかで休んで考えた方がいいですよ」

「座って考えた方がいいですよ」

とアドバイスがあるくらい。

 

私たちは、猿沢池の近くにある喫茶52さんで休憩しました。

 

まず店内に足を踏み入れると、BGMは昭和歌謡。

昔懐かしいテーブルゲームや、ジュークボックスがあり、

テーブルの上には小さな占いマシン(ルーレット式おみくじ機)まであって、

まさに昭和の喫茶店。

 

電池が減るのが怖くて、写真を撮れなかったのが残念でなりません。

こちらをご覧ください

   ↓

 

 

それにしても本当によく歩きました。

クイズで脳が活性化されたし、奈良の良いところをたくさん知ることができました。

 

もし迷っている方がおられるなら、お勧めしたいイベントです。

 

 

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