FC東京では、選手たちに自身のキャリアパスを組み立てさせるとのことです。
1年後、3年後までに何を成し遂げたいか。「シーズンフル出場」、「A代表入り」、「海外移籍」…。
果ては「何歳までプレーする!」ということも含まれるらしいです。未来から逆算して、今何をすべきかを
決めるということでしょうか。もちろん、予定は狂うので都度修正してキャリアパスを書き換えながら、
選手生活を過ごしていくんだそうです。日々の生活において予定を立てるのが億劫な私は、わかっていても
実現は到底無理かも…と思ってしまいます(笑)。
 
しかしたとえば、趣味でランニングをしているような人は、こういうのは習慣化しているのかもしれません。
今日は何キロ走る、何分で走る、その距離を伸ばす、タイムを縮める…あの大会に出る、来年はあの大会、
最終的に何年後くらいにはあの大会へ!という感じでしょうか。数字になっているので燃えますよね。
 
そこでFC東京です。クラブとしてのキャリアパスのようなものは、あるのでしょうか。あるとすれば、今は
どのような状況で、今後はどうなっていくのでしょうか。2013シーズン、満を持して臨んだポポ政権2年目。
公約の「リーグ3位以内」、あるいは「タイトルを獲る!」というのは、いずれも実現できませんでした。
キャリアパスはここで一旦書き換えられることになりました。新監督を迎え、2014シーズンが始まります。
ピッチの中のことで言えば、新しい戦い方になりますから、楽ではないと思っています。
優勝も残留争いもちょっとしたディテールの差。突出したクラブがない中、どこがトップorボトムでも
おかしくない。それがJリーグの現状です。
 
フィッカデンティ監督はピッチの中のみならず、クラブ全体のことをよく考える人だそうです。となると、
強化部長と同じようなスタンスに近い気がします。東京がビッグクラブになるために、本格的な
サッカー大国・イタリアの指揮官を求めたことはとても良いことだと思います。かけがえのないクラブの
財産になるでしょう。では、今シーズンの目標は??昨シーズンの反省は??
一度じっくり聞いてみたいものです。そうしてこそ、サポーターも心ひとつに、ではないでしょうか。
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FCで、昨シーズンを最後に現役引退した
今日、そのルーカスのサイン会に行ってきました。いまのルーカスの立場は、クラブから与えられた
新しい役職『エンバイシャドール』。ポルトガル語で「大使」の意味だそうです。いわゆるアンバサダー
ポルトガル語読み、ということでしょう。それについては、すでにサポーターの間でも議論され尽くされた
話なのかもしれませんが、改めてその価値に気付かされたので記します。
 
エンバイシャドールというのを最初に聞いた時、それはクラブのイベントなんかがあると呼ばれて、
わざわざブラジルから飛んできて参加するある種の「象徴」のような、マスコット的な存在だと短絡的に
イメージしてしまいました。
 
今シーズンの東京で大きな変化のひとつは、「ルーカスがいない」ことです。ピッチ内での影響は
もちろん甚大で、ボール扱いに優れ、献身的な守備もいとわず、ここ一番でゴールを決める…さらに、
新しく来たブラジル人選手たちの兄貴分としての存在感、年齢を重ねてなお円熟した高いレベルでの
プレーは全ての選手のお手本に…と、あらゆるの面において影響を与えていたのがルーカスです。
 
ピッチの外でも、これほど長く在籍した間での実績、一度は引退を撤回してまでクラブに戻ってきてくれた
FC東京への愛情、ファンに向ける笑顔と態度、誰からも愛される人間性…と、ルーカスが体現してきたものの
大きさを、いなくなったから痛感させられます。それらはクラブにとってかけがえのないものだったんだ、と。
 
そこで、クラブがルーカスの存在をつなぎとめておくために採った手段が、エンバイシャドールなんだと
気付きました。ルーカスは今もクラブに「いる」のです。「籍(席)がある」ということで、これによってクラブの
ために働いてもらうと言いますか、関わってもらうことが可能となるわけです。実際にベンチに入れるか
は分かりませんが。ただ宮崎のキャンプには同行していましたよね。小平だったら問題ないのでしょう。
 
ルーカスは今もこれからもクラブに在籍し、いっしょにいてくれるということです。これほど心強いことは
ないですよね。アマラオはさらに場所を移して戦っていくことを決断したのですが(このへんも昔堅気といい
ますか、あの頃は選手・クラブの選択肢も狭かったのかもしれません)、本来その影響力はクラブに残して
おきたかったはずです。こういう手段が、今はあるのだと気付きました。クラブOBとはその後に続くクラブの
DNAをさかのぼり、クラブのビジョンやイメージ、ひいては組織を強くするのに効果は大きいと思います。
グランパスのピクシー広島の森保のような例も同様なのではないでしょうか。
 
その点東京は、浅利も藤山もルーカスもクラブ残しており、なかなかやるなというところなのですが。
侮れません、エンバイシャドール。妙味ありますね。
が新たなスポンサー企業を着々と増やしている印象です。
その経緯までがサポーターにもれ伝わってくることはないのですが、建設系が続きました。
 
・株式会社オオバさま : 総合建設コンサルタント。
・株式会社ジークさま : 住宅、オフィスのリフォーム、設計施工。
・住友商事株式会社さま : 総合商社。
 
やっぱり建築業界は多少、余裕があるのでしょうね。
震災復興とオリンピックによる需要増、資材価格と職人の賃金は上昇を続けていると聞きます。公共インフラも
含め昭和の建築物も曲がり角ですし…ニッポンを一旦作り替えるとなると、建設業界は今後伸びそうです。
 
対して円安に振れることで景気を浮揚させてきたアベノミクスからの一連の流れの中で、為替差益で
親方東京ガスの利益縮小は心配です。エネルギー界大変ですしね。総合商社にしても同様ですね…。
新しいスポンサーが来るということは、出資額の明細までは知ることが出来ませんが財務面での体質転換
が静かに行われていっているんだな、というイメージです。業界の動向を透けて見てみると、ポジティブな
印象を持ちます。Jクラブの収入は、日々の数字として見える観客動員に目がいってしまいますが結局は、
スポンサー料が大半であるという実態はJリーグが開示していたどこかの資料で見た気がします。
 
クラブに求めたいのはチームの補強と優勝と言いたいところですが、代表クラスの選手は高いレベルを
求めて海外に流出してJリーグ自体が縮んでしまっている今、リスクをかけるのは蛮勇かもしれません。
育成型クラブが主流となってしまうのは仕方がないところですが、それでもそんな現状をぶっ壊そうとする
セレッソみたいなクラブもあるのです。フォルランの件です。目覚ましいとはまさにこのこと。立派です!
そういった夢のある使い途に期待したいですね。自前のスタジアムとか。いいですね~。