AC本田圭佑が、ナポリ戦での大敗後、激しいチーム批判を展開したといってニュースになって
います。どんな名選手が来ても活躍できずに、チームは浮上しないまま。これは構造的な問題だ!と。
イタリアサッカー界全体を批判せんばかり、烈火の勢いです。
 
カルチョの国は、サッカーだけをしているわけにはいかないと。それを取り巻くあらゆるものに影響を受け、
その中で選手がプレーし、マスコミが情報を操作し、クラブ・協会、あるいはマフィアが暗躍する…。
イメージでしゃべっていますが(笑)、きっと本当にそういうことなんでしょう。本田はそこに言及しているの
だと思います。メディアを敵に回すといよいよイタリアでの居場所もなくなりそうですが…。
 
もっとも、個人的にはイタリアでのプレーはもうやめていいと思います。というのは、本田について
ネガティブな報道がなされ、不要なストレスを抱えるということは、日本代表にとってもいいことではないと
思うからです。もとより、本田の実力、日本代表チームでの存在感というのは、十分認めるべきものが
あるとは立証済みですから、環境がいいところで気持ちよくプレーしてもらうのがいいと思うのですが…
どうでしょうか。
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今季も残り5試合、年間総合順位3位、あるいはセカンドステージ優勝を目指すには、もう一試合も
落とせない状況で迎える上位との大一番、広島と浦和の2試合(「一番」じゃないですね…)です。
まずはアウェー広島に乗り込んでの一戦。結果から申しますと、ラッキーな形での一点を守りきり
ウノゼロ勝利。上位相手にこれ以上ないしたたかな勝ち方で、見事上位戦線への生き残りを果たし
ました。お決まりの「万年中位」脱却へ、新時代の到来を予感させるFC東京2015シーズンの集大成が
見られ始めています。
 
【現時点でのベストメンバー。スパイスとなった橋本拳人】
この日のスタメンはGKアブラモフに、森重・丸山の両センターバック。サイドバックは右・徳永に左・太田。
ボランチはアンカーとしての高橋秀人に、米本と橋本拳人で構成。この米本・橋本が攻守に貢献して
試合を引き締めています。この試合では橋本は積極的にシュートも打ち、ゴールをアシストしました。
トップ下に河野、FWはついに覚醒した前田遼一と、パートナーとしてこの日は東慶悟でした。
前田は不動として、パートナーにはネイサン・バーンズか東慶悟など使い分けます。オプションとして
サンダサや中島翔哉もおり、流動性のある選手構成となっています。
 
今おもしろいのはです。熊本から復帰して、ナビスコの松本山雅戦でFW起用されると
その試合で先制ゴール。サポーターを驚かせました。もともとFWで、プロ入り以降はボランチや中盤で
起用されることで多彩さに磨きがかかっていましたが、最近ではリーグ戦でもスタメン起用されて
勝利に貢献しています。この日の試合でもシュートを打ってチームをリードしていました。
 
【一点に泣き、一点に笑う。勝利目指し、辛抱と乾坤一擲のシュートを】
現在、セカンドステージ最小失点チームである東京。「ウノゼロ」ともてはやされるイタリア流の勝利の
哲学、それはただの堅守ということではありません。現実的に勝利について突き詰めれば、サッカー
では一点を奪えばよい。こういうことだと思います。1失点すれば、2ゴール目を奪えばよい。
そういうことでしょう。失点しないように粘り強く守備をして、最後は相手を一点だけ上回る。
それがウノゼロに込められた新の思いではないでしょうか。その戦い方が出来れば、東京は初めての
リーグ優勝に大きく近づくことができるでしょう。守備では辛抱、シュートはここ一本で乾坤一擲、
そういうことだと理解しています。もっともうまくいかないと、マリノス戦のようになってしまいますが…。
 
残り試合で星勘定をついついやってしまいますが、泣いても笑っても、今季は残り4試合。
全ての試合、360分間集中して勝って、最後にどうなっているか。見ものです。
それにしても広島戦での勝利は大きいです。残り4試合も、これで楽しみになりました。サポーターも
「本気で応援」と変えた今季、みんなで何かを手に入れて、終わりたいですね。
 
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2015年10月3(土)19時キックオフ @エディオンスタジアム広島
 1 - 0 広島 得点:河
 
スタメン:アブラモフ、徳永・森重・丸山・太田、高橋秀人・米本・橋本・河野、前田・東慶悟
交代は河野→羽生、東慶悟→中島翔哉、橋本→吉本。
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第1戦を2-2のドロー、アウェーゴールを上げた鹿島が優位とは言え、東京にしてみれば勝てばよい、と
条件は同じ!勝ってチャンピオンにならなければ意味はないのでありました。しかし!
結果は、一方的な内容でやられて0-3完敗。ナビスコカップは準々決勝で幕を閉じました。残念です。
 
【不容易な失点で後手に回り、カシマに呑まれる】
この試合、全体を見ても鹿島の動きが良く、圧倒されてしまいました。もっとも、鹿島が良いのは毎回のこと。
サイドで一枚余る攻撃、逆サイドに揺さぶり、守備の乱れを中央で、あるいはあがってきたボランチの
シュートで仕留められる、という…。今季はナビスコで2度、リーグで2度当たっており、お互いの特徴は
分かりきっていました。それでも「何もできなかった」というところに、気が重くなるのでした。
 
この試合は一発勝負。どう戦うかに試合前から注目していました。どんな形でも、「勝つ」ことが重要だった
と言えます。タテへの速攻、平山を入れたパワープレーも歓迎なわけです。しかしそこは、最終ラインで
ボールを奪ったからといってすぐに前に蹴りださないマッシモ・カルチョ、この試合でもそういった自分たち
らしさにこだわるのか、注目されるところでした。ポポビッチのときにパスに拘泥した記憶も蘇るようでした。
 
試合が動いたのは前半、サイドから切り込んで効果的な動きを見せていた金崎のミドルシュートを榎本が
まさかの後逸。キャッチにいった手を弾いて、ボールはゴールに滑り込みました。完全に、榎本のミスです。
これでペースを逸し、セカンドボールの奪い合いはことごとく負け、前半はほぼノーチャンス。平山を投入
するも、効果的なシュートはなく、なんとか守備陣が追加点をしのいで1点のビインドでハーフタイムへ。
 
後半も相手の出足に遅れること多々、自信を失ってしまったのかボールもつなげず前線にも収まらず、
またも金崎に追加点を許して2-0。さらにPKを与えてしまい、これは止めたものの(榎本はチャラ…には
なりません!時すでに遅し!)、ロスタイムに遠藤の美しいミドルシュートで3-0と、完膚なきまでに
叩きのめされての完敗を喫しました。
 
【勇気なきトーキョー、攻撃の形見えないままリーグ再開へ】
セカンドステージ、ようやく形になってきた前田・バーンズの2トップ。河野を組み合わせて調子をつかみ
かけていた中で、今節はバーンズを欠いて東・中島と流動的なムービングサッカーを志向しましたが、
効果がでませんでした。ほとんど前でボールを収められませんでした。平山を投入して打開を図るも、
この日はヘディングも競り勝てない状況。鹿島に巧みに守られてしまったようでした。結果、攻撃に
関してはほとんど良い形がみられず、今後に不安を残してしまいました。
 
守備はというと吉本と奈良の両センターバックは及第点…とは言えません。3失点でいいところなし。
奈良は、ボールには絡みますが周囲との連携、プレーの質に課題を感じさせます。熱くなるのはいい
ことですが、それだけでは百戦錬磨の先輩Jリーガーたちの思うツボ、です。森重のように、最初は
熱くてもプレーはクールに、坦々と。こういうセンターバックが、信頼できるというものです。
 
とにかくリズムが悪いまま、リーグ戦再開を迎えることになりました。代表組が戻ってくればチームの
質は向上すると思いますが、そうしないと戦えない今日のメンバーには反省を促したいですし、
東京のチーム事情にも心配を禁じ得ません。次の土曜日にはすぐに神戸と戦いますから、しっかりと
戦って、勝利を拾ってほしいです。カシマに関しては、来年こそここで、勝たせてもらいます!!
 
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2015年9月6(日)18時30分キックオフ @カシマサッカースタジアム
 0 - 3 鹿島 得点:
 
スタメン:榎本、徳永・吉本・奈良・太田、高橋・米本・羽生、東慶悟・前田・中島
交代は羽生→平山、前田→河野、東→橋本。