ロシア・ワールドカップ2018アジア最終予選、アウェーUAE戦を、見事2-0で勝利のニッポン。
素晴らしかったです。隙のない戦いぶりで、ホームで敗北した試合の雪辱を果たしました。
早めの先制点でチームに流れを呼び込んだ久保裕也、後ろからのパスをそのまま持ち込んでニアを
ブチ抜いてのシュート、スイスでスーパーゴールを見せている好調さそのままでした。サイドハーフは
代表でも激戦区ですが…最近の活躍を見ると久保で正解だったと言えます。大きいゴールでした。

早めの先制点で落ち着いて試合を運ぶことが出来たニッポン、決定的なピンチも川島がセーブ、
UAEの繋ぎも最後のところで体を張り、巧みなコントロールが出来ていたと思います。長谷部不在で
気を吐いたのがキャプテンに指名された吉田と、代わりにポジションに入った今野でした。
今野はFC東京で見せた得点力をいかんなく発揮し(笑)、サイドからのクロスを胸トラップしてゴールに
蹴り込むという美しい技術!積極的に前に出ていくプレーと、守備でも的確にチェックしてつぶす、
まさにこの試合のMVPに相応しい活躍でした。デキる選手とは重々分かっていても…久々に出色でした。

本田と香川は物足りない出来。本当に、本戦出場が決まったら入れ替えが起こるのでしょうか…。
もはやファン・サポーターもそれを望んでいると思います。本田はミランにこだわる気持ちも分からない
ではないですが、キャリアがもったいないです。香川はドルトムントでは復調の兆しも見せていますが
代表ではボール回しやキープで一定の役割は果たしこそすれ、ハリルホジッチがどういう役割を
与えるのか興味深いところです。

ともあれ予選突破に大きく前進!本当に、難しいと思われていたアウェー戦を見事モノにしました。
次は来週、ホームに帰ってタイ戦。ここも取って、本戦出場はなるべく早く決定してほしいところです。
コンフェデにも出られないので、準備期間はなるべく長いに越したことはないでしょう。ナイスゲーム!
来年に迫ったロシア・ワールドカップのアジア最終予選、2017年の戦いがいよいよ始まります。
最終予選の半分を終えてグループ2位の日本、今年の戦いはホームでタイとオーストラリア、
残りの中東三カ国はすべてアウェーでということになります。中東アウェーというと、それだけで
難しい戦いを想像してしまいますよね。気候、審判の笛(オイルマネーに裏付けられた?)、男ばかり
で埋め尽くされたアウェー感いっぱいのスタジアム…コーランやラッパの音が鳴る…あの雰囲気です。

UAEは昨年ホームで対戦したときに、埼玉スタジアムで日本が敗れています。セットプレーとPKでの
2失点とは言え、埼スタ神話が終わった日として記憶されるあの試合、初戦を落としたからこそ、その後
の試合の緊張感に繋がったという向きもありますが、サポーターにとってUAEは「手ごわい相手」と
刷り込まれました。中心選手はアフロヘアーのオマル・アブドゥルラフマン。天才肌のゲームメーカーで
類稀なスキルはサッカーファンにはお馴染です。地元アル・アインでのゲームとなれば、地の利も
ありましょう。個別に見て、日本の選手をしのぐクオリティを持つ選手は思い浮かばないのですが、
屈強なセンターバックが印象的です。

翻って日本ですが、今回のトピックはボランチでキャプテンの長谷部が直前にドイツで負傷してしまい、
欠場を余儀なくされていることです。ボランチで呼ばれたのはセレッソ山口はさておき、ガンバの今野と
FC東京から高萩です。しかし高萩も、右足親指痛で欠場とのこと。今野に重責がかかります。
また本田圭祐をボランチで使うオプションを示すマスコミもいて、ここにきてスクランブル体制となって
います。本田は不要論もあったほどですが、負けられない一戦でハリルホジッチもメンバーに加えて
きました。予選は本田、香川、長友ら古い井戸を活用して乗り切り、本戦ではカズ、北沢の前例の
ように、大会中の伸び代やチームの結束を重んじて、入れ替えを図るのではないかと予想しています。
ひとまず最終予選は、日本の総力を挙げて臨み、勝ちぬかなければならないということです。

昨日くらいから、サポーター仲間が多数UAE(ドバイやアブダビ)に向かって飛び立っており、今日は
私も仕事が手につきません(笑)。試合の中継は深夜0.30からとのことで家でゆっくり観戦できますが、
気持ちは中東にいるサポーターたちと同じで…祈るように見つめたいと思います。頑張れ、日本。
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【思い通りのドラマが目の前で実現!!大久保嘉人の物語】

サッカーは他のスポーツと一緒で、「筋書きのないドラマ」。東京の試合を見てきて、理想通りに進まない
体験を何度も重ね、優勝を何度も逃してきて(あるいは無関係な場所から眺めてきて)、そのことを肌身に
しみて理解していたつもりだったのですが、この日の川崎戦に関しては例外で、事前にプロットが書きあげ
られていることを先週の大阪で確信していました。

それは「ユニフォームを足蹴にするという暴挙で批判を受けたが、古巣を相手に移籍後
初ゴールを決めてチームを勝利に導き、サポーターの不信を払拭して本当の意味での青赤の仲間、
トーキョーのヨシトになる」というものでした。これ以上大久保のゴールが先延ばしになれば、内外で
大久保への不信感が高まり、期待が高かった分猛烈なバッシングが起こることは容易に予想できました。
本人もチーム、サポーターも、または全てのサッカーファン(とまでは言い過ぎでしょうが)が、稀代の
ストライカー大久保嘉人の物語が台本どおりに実現し、ハッピーエンド(またはスタート)を迎えることを
願い、祈りをささげていたのではないかと思います(東京びいきの言い過ぎです・笑)。

試合前にサポーターが、いつもは歌わないスタジアムソング『スタジアムへいこう』を歌ったのは何かの
示唆だったでしょうか。「うまくいかないことがあっても、ここに来れば大丈夫」という歌詞、「そんなことは
実際にない」と分かった顔をしているサポーターの予想が覆されました。「そうなればいいな」と思っていた
筋書き通りのドラマが、現実のものとして目の前で実現したのでした。まさに魔法のような夜でした。

【ルヴァンカップでのチーム底上げで、攻撃陣が活性化】

試合は苦しかったです。川崎のパス回しの方が一枚上。三人目以降の動きについていけず(もっとも、
これは川崎の選手につきすぎないようにしようという事前の作戦通り?とのことですが)、何度も危ない
シーンを作られました。無失点で持ちこたえたのは、GK林の貢献が大きいです。この無失点を続け
られたからこそ、終盤で得点を重ね、試合を勝ちきることが出来たと思います。

攻撃面では中島翔哉と阿部の先発起用がチームに推進力を与えていたのと、何より・ウ
水曜日のルヴァンカップに続いて、後半途中出場でここ一番のお仕事。鋼のようなボディとしなやかさは
他チームの脅威になること間違いなしです。立石GM曰く「前線の連携が深まるのに時間がかかると
見越して、一人で強力なポイントになれる選手をもう一枚取っておいた」とのことですから、補強のポイント
としてもズバリ的中です。

【ウタカはトーキョーのエンジェル!】

に関してはあらゆるプレーで前線の起点になっていることに加えて、明るい笑顔と性格でチームに
「陽」の気をもたらしている点、またサポーターにもあっという間に愛されている点、とにかくいくつもの
「福」をチームにもたらしているエンジェルになりつつあります。その存在感、かのキング・オブ・トーキョー
ことアマラオを彷彿させるキャラクターです。これで得点王でも取ってくれれば、二代目キング襲名かと
期待が膨らむばかりです。

嘉人がゴールしてウタカが踊る、トーキョー2017モードもいよいよ本領を発揮してきました。ここで中断に
入ってしまうのが残念ですが、中断明けてホーム鳥栖戦、アウェー札幌、そして浦和戦へと続く道のりを、
しっかりと踏み固めて進んでいってほしいです。ここからがまたスタートです。

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2017年3月18日(土)19時KO 味の素スタジアム
 3-0 
【得点】オウン・ゴール、
【東京】林、室屋・森重・丸山・太田、高萩・橋本・永井・阿部・中島、大久保嘉人
交代は永井→ウタカ、橋本→田邉、中島→徳永