100万円の手形を現金化するのに色々な経費が掛かるというのは前回の話。
次のキーワードは①社員、②あなたの会社です。
①社員
いま、巷は人材不足です。
また、人材不足を補うために、いろいろ便利なサービスが出てきています。
つまり、ITに任せてしまえばよい仕事も増えてきているという事です。
手形を現金化するのは、資金繰り上はとても大事ですが、
その社員さんはもうITに変わってしまった仕事にやり甲斐を感じることができているでしょうか。
誰かの役に立っていると感じれるでしょうか。
やり甲斐感じれなければ、社員はやめてしまうかもしれません。
銀行で待ってる間に転職サイトにアクセス、なんてことも考えられます。
②あなたの会社
手形を受け取っている会社は、資金繰りの都合から自社でも手形を振り出していることも多いです。
あなたが今日売り上げた商品が、請求書を出して、手形(4カ月後)をもらって、現金化するのに5か月かかるのと同じように
あなたが、自分の仕入れ先や協力業者にもそれを押し付けているという事です。
そんな取引状況では、永続する良好な関係は築けません。
①と②が重なれば、社員も仕入先も失ってしまう、なんてことも考えられます。
では、お互いに良い取引ができるにはどうすれば良いか?
それは次回に。