あなたが持っている債権は以下の通りです。
売掛金 100万
受取手形 100万
お客様は神様ですから、売上代金は振込でも手形でも頂ければ結構です!なんて言ってる方いませんか?
上の二つの債権を同じ価値だと思われている方、考え直しましょう!
会社の事業活動において、モノを買ったり、給料を払ったり、何かを消費するのに必要なものは何ですか??
それは、「お金」です。
そのお金を調達するコストは上記二つでは違います。
売掛金の場合は請求書を出した翌月に振り込まれてきます。
受取手形は、請求書を出した翌月に手形をもらい、そこに記載されている期間経過後に決済されて振り込まれます。
受取手形は、「お金になるまで時間がかかる」という事です。
では、その時間はどのくらいの価値なのか?
例えば、120日の手形を受け取った場合、現金化されるのに約4か月かかります。
例えば、会社にお金が無くて、100万を銀行から借りるとなると、3%の金利を4カ月(約1万円)を支払うことになるので、99万円になります。
たった1万円じゃん!って思っては間違いです。
それはまた次回に。