デカイと思ったイカをギャフでランディングしたらギャフが刺さった穴から何かの液体がピュ~って出て「あ~~~イカが軽くなってしまう~」と嘆いたり、

夜の暗いうちからインしてがんばって3時間ぐらいして明るくなってきて初めて隣が知り合いやったことが発覚したり、

「オレのイカ残しといて~」「まだ3億匹おるから大丈夫」って会話の後に1パイ釣れて「あ~、これであと2億9999万9999匹しか残ってへん~」って壮大なロマンな会話があったりするみなさんコンバンワグラサン

 

 

こないだのももちゃんのブログで面白いことが書いてあった音譜

 

(写真はイメージです)

 

エギのフォール姿勢やシャローチューンしたらどうなるかの話を動画付きでね。

ただね、

これ、ちょっとキケンな内容なんですよw

コメントでは誰からもツッコミが入ってなかったんですけど、

鵜飲みにしてしまうとちょっと違う感じかもしれません。

そこはももちゃんの本意ではないと思うし、

要は、

「いろんなことのちゃんとした理解の必要性や使うにあたって何となくでやってるとイメージと違うよ」

って話やと思うんですね。

 

シャローとスーパーシャローのフォールについての内容ですが、

確かに姿勢は動画の通りなんです。

「じゃ、メーカーはなぜこの作りにしてるのか?」

ってゆーと、

たぶんやけど・・・

 

まずは着底した時にケツ上がりすることによっての根掛かり防止と、

シャローエギと言っても「沈む力」は必要なんです。

そのための角度でもあると思う。

着底してる時のエギの動きなんか、

魚が底生生物を捕食してる時の姿勢の演出やないかな、と。

それともう一つ。

実際の釣りでは無風ベタ凪潮流ナシなんてことはほぼ無いです。

あっても釣れへん時だw

普段45度で沈むエギに何らかの作用が働くとフォール姿勢はより水平に近くなります。

力学的な話ですけど、

エギ単体で沈めてるのに比べ、

PEとリーダーの浮力や張力が働くことによって、

本来斜め45度下を向いてる力のベクトルがやや前と上向きに変化します。

水平フォールを入れる時も力のベクトルが上や前方に作用するのでフォール姿勢は本来のものよりも上を向きます。

これらの力に抗うほどにはケツ上がりの力は強くありません。

このへんのことを理解した上でももちゃんの記事を見るとより理解が深まると思います。

何もない時のナチュラルフォールで水平に近い姿勢ってのは、

正直なところイカに対してかなり効果的と思います。

ただシャローエリアってことは藻が多いエリアで、

そこで着底姿勢ってのはさほど重視せずに、

あくまでフォールで勝負といった感じの記事とオレには見受けられました。

ちなみに昔あったエギ王Q浅なんかはナチュラルフォールで今よりだいぶ水平に近い、

ももちゃんチューンエギに近い姿勢やった気がします。

 

知らんけどw

 

このオッチャン、

手はキャッチャーミットやし口にマシンガンは付いてるし見た目は職質を誘うし「わっ!」ってデカい声だしたらイカなんか100パイぐらいプカ~浮いてくると思うんやけど、

釣りさせたら何やってもちょっと別格やし、

誰よりもちゃんと考えて釣りをしてるんで、

話したり一緒に釣りするといい勉強になりますキラキラ

 

知らんけどw

 

 

ってことで、

【釣れへん時に釣るためのエギング】

の、つづきですパー

 

Part1と2で、

運の要素が強いレベル1とか2のイカよりもはるかに多いであろう、

カンタンには釣れないレベル3とか4のイカをどうしていくかが「0を1に変えるエギング」と言ったことを書きました。

実際、即抱きしてくれるイカよりも、

エギの周りで様子を伺ってるイカの方が多いであろうし、

イカがまだエギの様子を伺ってる間にシャクリを入れてるからその結果釣れにくい、

って話を書きました。

なかなか釣れない時のイカの警戒心と好奇心を考えた場合、

好奇心を煽るよりも警戒心を薄めることの方が効果的であり、

そのための大きな武器がロングステイや「シャクらない」「シャクリすぎない」ってとこまでを書いた気がします。

 

 

じゃ、これをするにはどうするか

やっぱりボトム形状の把握ってのが前提になるんですよね。

根がめっちゃキツとこでは根掛かりリスクもあるからやりにくいし、

かと言ってな~~~~んもナイとこでやっても仕方がない。

 

じゃ、ボトム一面に藻がウジャってる場所ではできひんやん。

うん。

オレもほぼやらないw

ごく稀にシャクったら藻が絡むことを覚悟しながら、

あえて藻の中に突っ込んでステイさせたこともあるけど、

上手いこと行ったのってアタリがあったけど乗らなくて、

100%近くにイカがおることを確信してやって釣った1パイしか記憶にないぐらいwww

 

 

オレの概念はフォールでイカに抱く「間」を与えるんやなくて、

フォールでイカに抱く「隙」を与えるなんです。

よくやるパターンとしては、

普通にノーマルの3.5を投げてて、

次に3号シャロー投げるとか、

3.5シャローを投げた後に3号スーパーシャローを使うんです。

そう、

アピールした後に、

エギサイズとフォールスピードを一気に落とすんです。

これね、

来る時は見事なぐらいチェンジした1投目や2投目で来るw

これが多いからまた、

「やっぱ近くにおったけど抱かんだけやったか~」

って思えるんですよねグッド!

 

秋なんかやとエギサイズとかよりも誘い方を変えたらすぐ、

みたいなことが多いんですが、

春はこの方が手っ取り早いかな。

もうね、

オッサンなってきたらどんどんラクなエギングに走ってしまうwww

 

このへんに近い話はだいぶ前にも書いたことがあって、

今でもシーズンになるとアクセスがめっちゃ増える記事です。

よかったらこちらもどーぞ

【春に小さいエギはあかんの?】

 

それにね、

やっぱり何やかんや言うてやっぱり水平フォールは強いですよ。

特に途中で変化を入れる水平なんかは、

イカも急にスイッチが入るとかつられてつい・・・みたいなんがあるんかもね。

よかったらこちらもどーぞ

【水平フォールの魔力】

 

 

なかなか釣れへん時に打開させる方法って、

「地味」

なんがわりと共通項としてあるように思う。

エギング=シャクリ。

なイメージやけど、

シャクるばっかがエギングちゃうやんね、

って思うことがめっちゃ多いです。

昔からの漁師さんのイカ漁もただ巻きやしねw

 

自然相手の遊びやから上手く行かへんことの方がはるかに多いし、

全く同じ条件なんかありえへんから毎回頭使ってやらなあかん。

何が正解なんかもわからへんし、

ひょっとしたら正解すら無いんかもしれへん。

でもだからこそ「あーだこーだ」考えるんが楽しいんよねニヤリ

 

今日の1曲