みんなが悲しいのは、勿論だけど、
第一発見者になってしまった長男は、
本当に苦しそうで、
当日の夜は、布団に入っても震えが止まらず、
私の手を握り、
『目を閉じると、あの光景が出てくる』
と泣いていました。
Kがかわいそう!Kが一番かわいそう!!
という言葉を聞くたびに
Kがかわいそう!Kが一番かわいそう!!
という言葉を聞くたびに
胸がつぶれそうでした。
私自身も一睡も出来ず、
私自身も一睡も出来ず、
明け方、ベランダのカーテンを開けると…
目の前の景色は、
目の前の景色は、
雪が積もって、一面真っ白になっていました。
ここは関西ですが、
ここは関西ですが、
雪が降るなんて珍しいところで、
前に積もったのも数年前です。
マンションの8階から見る真っ白の世界に、
マンションの8階から見る真っ白の世界に、
心が少しリセットされたような、
不思議な気持ちになりました。
これが息子からの
これが息子からの
不思議なメッセージの始まりなんですが…
起きてきた長男、外を見た瞬間、
起きてきた長男、外を見た瞬間、
『Kや!!Kが見せてくれたんや!!
あいつスノーボードに行った話をしてくれて
(今度は一緒に行こうな!)
って言ってたから。
俺に雪を見せてくれたんや!!』
と号泣しました。