今回は佐世保市にある針尾電信所。
2月の三連休最終日に向かったのだが折り悪く居座ってやがった寒波のせいでえらい目に遭った。寒いのなんのって。
針尾電信所は西海橋公園のすぐ近くで脇を通りかかることはよくあったが見に行くのは初めて。大村市とかからでも高台に上がれば望見できるのでデカいのは前から知ってる。
針尾方向からだがこんなに近いのだ
急遽寄ったローソンから臨む川棚高校
針尾というか西海橋周辺に行くときは私は大抵長崎市内から時津~琴海町廻りのルートを多用するのだが今回は出撃が遅かったので逆方向の川棚廻り。
死ぬほど凍えたのでローソンでホットの缶コーヒーとあんまんを買って食うくらい寒さがつらかった。
そんな苦行の果てにたどりついたのが天に向かってそびえ立つ三本の無線塔。
そのくせ1本しか写してない
初歩的なことを説明しておくが無線の電波を捉えるのはこのアンテナ支柱の間に張ったアンテナ線であり、現在それが無いこの無線塔はただの柱である。
バベルの塔のようだ
わざわざこのことを説明したのはこのアンテナ支柱自体で電波を捉えていると勘違いしている人がけっこう存在するからだ。
そしてかの有名な「ニイタカヤマノボレ」の暗号電文を発したという話だがこれも個人的には?がつく。
正直、高所恐怖症気味にはつらい光景だった
この針尾電信所は長波無線施設だが当時は既に短波無線が主流となっており、長波は昭和16年には時代遅れとは言わずとも傍系になっていたのである。
長波無線は長距離まで届くが、そうしようと思えば御覧の通りバカでかいアンテナ支柱と膨大な電気が必要になる。昔の戦艦のマストが異様に高かったのもこれが理由の一つでもある。
ただ長波は浅い水中まで届く性質があるので、潜航中の潜水艦などでも受信可能だからそうした方面には発信したかもなぁ~?というのが個人的見解。
こうしてみると塔が煙突っぽくて風呂屋とかに見えなくもない
はっきり言って外見がのっぺりしてるし内部もアンテナ線の展張ドラムが設置されてる程度なので塔はそう面白いものではない。
むしろ、本来の主役といえるこの電信室の方が見所あると思うんだけどねえ…。
ちなみに平成9年まで現役で使用されていた施設なので割と最近できた廃墟ではある。
これは油庫。
確か電信室。
通路。それ以外説明しようがない。
倉庫。
蓄電池の電解液の貯蔵庫。確か希硫酸とかだったから腐食が激しいらしい。
ああ、引き戸だね…。でも大正期の建設当時からこれだろうから結構貴重なんでないか。
今回画像が多いので変なところでブツ切り。












































