おはようございます、青だんごむしです。

 

 

毎月電気の自給自足を目標としている青だんごむし家ですが、早速今月は達成できなくなってしまいました。

 

ちなみに、5月分(1日~31日)までの買電量はこのようになっています。

 

 

みてのとおり、5月の買電量は1日0.1kWhの11日間で1.1kWhでした。

 

とはいえ、電気料金の請求は4月21日~5月22日なので2kWhの買電で料金は70円くらいでしょうか。

そして5月の売電量を過去最高を記録しましたよ。

 

 

皆さんもご存知であろう6月2日は、大雨が降りました。

これが原因で、蓄電池を設置している当家でも買電することになってしまったのです。

 

 

2日間ずっと悪天候

 

この日は、朝から晩までずっと雨がふっていていました。普通の雨が降るのなら、ここまで発電量が低いことはないのですが、1日を通して分厚い雲や黒い雲が一番の理由で発電量が少なくなっています。

 

 

太陽光発電は、必ずしも太陽が出ていないと発電しないと思われる方も少しはいらっしゃるようですが、実際には空が明るければ最低限の発電はします。

 

 

過去に曇り空の場合、どのくらい発電するのかイメージを解説した記事も書かせてもらっているのですが、今回はゲリラのような黒い雲でなくても分厚い雲だったので発電量には期待できませんでした。

 

 


ウチの発電量に関しては、12.96kWの太陽光パネルを設置して1日3.7kWhです。

ごく一般的な住宅の場合、パネル設置量が4~6kWくらいなので、1.14kWh~1.76kWhくらいの発電量になります。

 

 

蓄電池の残量がなくなった要因

 

今設置しているテスラの大容量蓄電池は、普通に節約して使えば停電しても丸2日間は補えるようになっています。

(節約というのは洗濯機やエアコンを使用しない状態)

 

しかしながら、今回は違いました。

6月1日は午後から天候は悪く雨が降っていました。

でもこの日は22.9kWhの発電量を得る事ができ、夕方時点で満充電からの放電が開始していました。

 

普通に節電しながら過ごした場合、翌日0時時点の蓄電容量は60%程度なので、この日に少しの発電量(5kWh)だったとしても次の翌日の朝(6月2日0時~3日の6時)までであれば大体電池が持ってくれたりします。

 

 

でも今回の原因はただ一つ。電気消費量が多かった

 

 

6月1日も2日も雨が降っていました。自分は2日に10kWh前後の発電量を見込んでいたことから、エアコンの除湿機を使っていました。でもこれが致命的なミスでした。

 

まぁ、節電せずにエアコン除湿機を使用して、想定した発電量よりも低かったら蓄電池の底をつくのは当然ですよね。

 

 

エアコン除湿機さえ使わなければ、2日・3日の朝まで買電はしなくて耐えられたと思います。ウチのエアコンは日立のエアコンなので、除湿には消費電力の掛かる再熱方式を採用されています。

 

一般の除湿ですと、部屋を除湿することで部屋の温度も極限まで下がっていきますが、再熱方式は暖かい風が出てくるので除湿しつつ部屋が寒くならないのが特徴です。基本、熱が発生するものについては消費電力が掛かります

 

出典:日立エアコン

 

 

当家、入居3年目になりますが、初年度よりは湿度が抑えられるようになりました。

というのも初年度は、基礎コンクリートの水分が蒸発するために室内の湿度が高くなる傾向にあるようです。

 

青だんごむし家はマーベックス社の換気システムを床下に設置しているのだから、湿度が上昇するのは当たり前ですよね。

 

初年度は梅雨時期で75%まで上がりましたが、3年目は70%くらいになっています。

 

 

湿度が高すぎると、過去の記事でもお伝えしたように害虫などが不法侵入してくるのでイヤなんですよね。ゴキとかゲジとか。

 

 

 

 

結果的に

 

蓄電池の残量は定期的に確認しているため、6月2日0時で残量が62%、6時で39%まで下がってしまった時点でエアコンをOFFにしました。

 

しかし発電量が予想よりも少なかったため、蓄電容量が底をつき買電してしまいました。 これが結論です。

 

 

台風の時でもそうですが、災害が予想される時は多少湿度が高くても節電しないとダメですね。

 

電気代節約というものあるけど、災害対策のための蓄電池でもあるのだから、災害時に蓄電池残量が少なくて自宅での生活ができなくなるのは絶対に避けたいところです。

 

今年は台風も多めになる予測らしいなので、蓄電残量不足にならないよう今後はしっかりと計画的な電気使用を行いたいです。去年よりも結果がよくないので、上回れるように頑張ります。

 

 

あと言い忘れていましたが、光熱費0円を目指すのなら、常に蓄電残量の確認と家の電気使用量を把握する必要があります。大容量蓄電池だからといって、何も考えず電気を使用して買電量を0にできるほど世の中甘くはありません。努力して買電量を抑えているのです。

 

同様にイシンホームの光熱費0円住宅も、これを努力しないと実現しないことで、「大容量の太陽光パネルや大容量の蓄電池を設置したから必ず光熱費0にできる」というのは間違いです。

そこを皆さんが勘違いされないよう、今回の記事でお伝えしておきます。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。