こんにちは、青だんごむしです。
今回は、太陽光発電のシミュレーションについて調べてみました。
最近Youtubeで公開されましたモリシタ・アット・ホームさんの動画を観て、自分の家でもシミュレーションを確認してみました。これを計算すれば20年間の損得を把握することができます。
ただし、あくまでシミュレーションなのでその通りになるとは限りません。参考程度で。
モリシタさんが紹介されていた「ずぼらな家づくり」さんの無償で提供している太陽光発電しミューレーションを使用して計算してみました。
データをダウンロードしました。エクセル形式になっており、数値を入れるだけで簡単に計算できました。青だんごむし家の数値を入れてみました。
数値入力画面
太陽光搭載パネル:13kW (正式には12.96kW)
1kW当たりの搭載費用:21.6万円 (本体+設置費)
1kW当たりの年間発電量:1300kW
(三重県の1352kWは基準が津だと思うので、雪が降る北部では少し下げました)
自家消費割合:25% (パネル積載量が多いのでこれくらいかな)
20年後のパワコン交換費:40万円 (青だんごむし家ではパワコンが2台なので20万x2台)
10年間のFit買取価格:21円 (2020年度)
10年以降のFit買取価格:8円(予想価格)
1kWあたりの自家消費価格:26円 (買電の単価)
1年あたりの発電量の低下:0.32% (パネル出力が25年で92%なので、8%減少を25で割りました)
賦課金:3.36% (2021年)
シミュレーション結果
すごいですよね。ここまで計算してくれました。
再エネ賦課金の上昇率は異常なので、実際はもうちょっと利益はあるのかなと思います。
計算結果
1年~10年までの利益が381万とありますが、売電利益と自家消費分利益を合わせた10年間の利益でしょう。青だんごむしが太陽光発電の損得で書いている「発電量」にあたる部分だと思われます。年間の総合利益=年間の発電量
1年目(2021年度)だけで観てみると、先日書きました「2021年度の年間発電量」の数字とほぼ一緒であることが確認できます。
更に太陽光設備の回収年についても、私の過去記事で独自の「2021年3月~半年間の発電量と10年間の回収シミュレーション」の結果と同様になりました。
上記の計算では太陽光発電だけなので、蓄電池を含むと売電利益が減り、自家消費利益が増える事になります。
参考動画
ここからは、青だんごむしが考える持論になります。
世間でよく言われる20年後に太陽光パネルを取り外す問題。取り外しに費用がかかるというものですが、自分は取り外す必要はないと考えています。
パネルのメーカーにもよりますが、当方が設置したサンパワー製のパネルの場合、製品保証が25年で寿命も60年以上といわれているので、むしろ20年で取り外すと大損してしまいます。
またイシンホームでは天井のウレタン吹付け断熱の厚さが80センチと断熱性能が劣っているので、それを屋根全面に設置された太陽光パネルで断熱を補ってくれてます。
パワコン寿命による故障で交換費用問題も、15年で交換した場合で当方の場合は2台交換で40万円掛かります。しかし年間で38万円の発電利益を得られるわけですから単純に1年弱でパワコンの元を回収することができます。たとえ20年間で4年毎に一度点検メンテナンスを行ったとしても2年以内には十分に費用を回収することが可能です。
上記の結果からも、自家消費軽減に太陽光発電設備を設置しても損はしないと思います。
これから始める方も、絶対に損はしないと私は断言したい!!です。
ただし訪問販売での購入は、20年経過しても元が回収できない事がありますのでオススメしません。
観ていただき有難うございました。