こんにちは、青だんごむしです。

 

 

今回は自分が太陽光設備+床暖設備をリース契約する時に思ったメリットとデメリットについて書きたいと思います。

リース設備の詳細はこちらになります。

 

 

まず、契約時に太陽光設備を

住宅ローンではなくリースにした大きな理由

 

・設備費を住宅ローンに入れるだけの余裕枠がない

・床暖の保証が10年に延びる

 

でした。

 

 今になって分かる事ですが、正直住宅ローンに入れることができない設備を別リースで組むことは、10年間だけとはいえ支払が苦しくなる時期もあるはずなので普通はアカン資金計画でした。

 「太陽光発電の売電収入でリース代が実質0になります」という工務店からの説明もありますが、保証はありませんよね。2021年度は太陽光パネルだけであれば実質0になりましたが)

 

 イシンホームの55万円位する床暖冬涼夏(床下暖房)の設備に関しては、住宅ローンに入れると製品保証が1年ですが、リースにすると10年に延長されるためリースにしました。

 しかし、住宅ローンに入れる場合も+4万円で10年間保証に出来るので、リースにするか悩ましいところです。(10年間の利息が4万以下ならリースにする必要は無かったと思います)

 

あと、私がリース契約した設備のメーカー製品保証期間は次のとおりです。

太陽光パネル:25年 (出力保証:25年で92%)

パワコン:10年

蓄電池:10年(10年後の残量保証:70%)

床暖冬涼夏;10年

リース期間中でも保証期間内に故障したら、施主が直接工務店に連絡するか、直接メーカーへ修理依頼を行います。

 

 

それ以外のメリットについて書いてみます。

 

[重要] 所有権について

 リース契約中の設備所有権はリース会社にあります。

 住宅ローンや太陽光ローン契約での所有権は契約者にあります。

 

メリット
・設備の設置費は掛かるけど初期費用が0円
 ⇒製品をレンタルしているだけだから、設置費だけで済みます。

 

・太陽光発電による売電で10年間は確定申告不要
 ⇒本来は年間で20万円を超える収入があれば確定申告が必要ですが、売電収入のほとんどがリース代に当てられるため実際の収入を踏まえると不要とのことです。希望なら申告できます。

デメリット
・補助金がもらえない

 ⇒設備は購入したものではなく、レンタルしているものなので補助金は対象外です。

 

・所有権がない

 ⇒リース会社からリース(レンタル)しているだけだから所有権はありません。青だんごむし家の場合は10年リース支払完了後に所有権が無償譲渡されます。

 

 

 リースは住宅ローンに組み込めない方々にとってはとても便利なサービスですが、後々の支払いの事を考えると売電収入があっても住宅ローンとの併用はオススメしません。(10年以降の電気代軽減メリットを考えている方は住宅契約時に一緒にどうぞ)

 10年間の利息がリース代に含まれていますが、利息率が公開されていないので住宅ローンの利息よりも高い可能性があります。

 これから太陽光設備(太陽電池と蓄電池)を検討されている方で、補助金目当てなら新築住宅で住宅ローンを、既存住宅に後付する場合は太陽光ローンで契約されてください。

 

あとイシンホームに限る話ですが、私がリース契約したTEPCOのプランは2020年度限定のプランだったようです。(工務店に教えていただきました)

自分がリース契約する時は、大阪ガスとTEPCOと2社から選ぶことができましたが、現在のイシンホームでは、大阪ガスファイナンスのみの選択になるようです。

 

以上です。

観ていただきありがとうございました。

 

リース代を滞納した時の記事も書いています。[前編][後編]