私と祖母は大体60歳離れているので
お互いの木星同志と土星同志が
コンジャンクションになっていました。
(木星は約12年で一周、土星は約29.5年で一周する)
とはいえ木星はオーブ４なので少し微妙では
あるのかもしれませんが…
”自分の子供より孫がかわいい”
…みたいな言葉がありますが、
それを表しているような配置なのかなと
勝手に思ってみたりしますが…
(実際祖母がどう思っていたかは知らない)
一周回って許せる…みたいな。
この配置だと、許せることが似ていたり、
考えることが似ていたり
…といったことがあるそうですが
私の場合、それは子供の時にはわからなかった
部分であるかもしれません。
私は姉が2人いるのですが、
その内1人とは折り合いが悪く
もう10年近くロクに口もきいていません。
周りは”姉妹なんだし仲良くやろうよ”みたいな
言葉をかけてくることが多かったのですが、
唯一祖母だけは
”身内でも合わないものは仕方ないよ。
無理しなくていいよ”
…と言ってくれたことがありまして。
周りからの”形だけでも収めよう”という
気持ちが伝わってきて
当時の私はイライラしていたのですが、
祖母は否定せずに受け止めてくれて
とても気持ちが楽になったのを覚えています。
ただ祖母からそういった言葉を聞いたのは
それが初めてで、少し驚いた部分もありましたが
当時の私は27歳になった頃で
ようやく祖母とも”大人として”
話ができるようになったということでも
あったのかと思います。
今まであまり相性を見たことがなかったので、
祖母と星の共通点が沢山あることを
改めて知りました。
(祖母の太陽が私のMCと、
祖母の冥王星が私のICと合になっていたり、
土星と木星同志が合になっていたり)
実際に沢山のものを貰いましたが、
星の配置として見てみると
今でも”ずっと近くにいてくれている”ような
心強さを感じる気がします。
(自分の根底に祖母がいる…というか…)
祖母が亡くなって11年ほど経ちますが
未だにあまり実感がないというか、
寂しいと感じないのは
こういった部分も関係しているのかもしれません。
相性を見ることで、その相手のことを考える。
自分にとってどんな存在であったか、
どんなことがあったか…話したか。
たまに棚卸的な感じで振り返ってみるのも
良い時間であるように思います。