「もっとも危険なゲーム」ギャビン・ライアルいわゆるスパイ小説の名作って本で御座います。ソビエトとの国境線に近いフィンランドを舞台に、一癖も二癖有る登場人物達、そして主役も過去に何か有ったパイロット。書かれた当時、1960年代初めは まだまだソビエトがスパイ小説の敵役ってのが、お約束の時代だわね。地上での銃撃戦に、空で繰り広げる空中戦と しっかりハラハラさせる内容、楽しめましたとさ。東西冷戦の最前線、フィンランドの国境線って やはり緊張感有ったんだろうなぁ それは今にも続いて居るのやら?